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いちばん悲しい

こんにちは!

本日こちら、まさきとしか先生著、いちばん悲しい
読み終わりました!
昨年、まさきとしか先生の小説に出会って、衝撃を受け、それからその魅力に取り憑かれるようにいくつもの作品を読んできました。

いちばん悲しい は昨年の秋頃本屋さんで見つけ、他の小説も溜まっていたため中々読めずにいました。

やっと読める!!と読み出してからは、読むのを止められなくなるほど、物語に引き込まれ、自分と登場人物を重ね合わせ、誰が悪くて、誰がいちばん悲しいのか、と考えながら読み進めていきました。

最初の事件の犯人を追って読み進めていたのに、いつの間にか、親子の関係や、家族の話、主要人物の気持ちなどの話になっていき、最後、プロローグを読み終わる頃には、結局誰がいちばん悲しいのか。
そこをとても考えさせられている。

まさに、まさきとしか先生の手のひらの上で踊らされている感じでしょうか(笑)

一人一人の考え、気持ちが、とてもかけ離れているようで、でもそれが引き金となっている。
人は自分の思わぬ所で、誰かに影響を与えている。
それは自分にすらわからないことがほとんど。

ある意味恐ろしく感じ、人間の生々しさをとても感じ取れる作品でした。

皆さまもご興味があればぜひ。。。

それではまた、別の作品を読み終えた頃に。


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