見出し画像

11/23~24上野市田邸IPS(意図的なピアサポート)〜ただ聴くとは何かを考えてみる〜

IPS(意図的なピアサポート)~“ただ聴く”とは何かを考えてみる~

生きているのが難しいと感じる時に、その事を話せる人を思いつきますか?
とても落ち込んだ時に、ある日突然「あなたの考えは全部間違っています。すべてのことを何も自分で判断しないで、必ず相談して決めてください。」と言われたら。もし、その状況が10年、20年と続いたら。
精神科の医療にかかることで困った状況に追い打ちをかけるように、余計に追い詰められてしまうことが起こっているのではないかと思います。

『精神医療サービスにおける強制治療の流れと、リカバリーに向う流れはぶつかりあい、その衝突の中心に、クライシスへの精神医療の介入が横たわっています。クライシスを経験している人にとって、それは全く違ったことを意味していることもあるのに、一般の人たちは、マスコミの報道に影響され、恐れに基づく対応をするように教えられています。(シェリー・ミード「クライシスとつながりより」)』

「つらい」と感じることは、その重さを他人と比べようはなく、いつも突然身に降りかかってくることかもしれません。そんな時、考えを変えるように強制されるわけでもなく批判も判断もせず、ただ目の前にいて話をじっくり聞いてほしいだけかもしれません。すべてを医療に頼らなくても、お互いに話を聞き合うことができるかもしれません。IPS(意図的なピアサポート)を提唱された、シェリー・ミード氏は、その方法を一緒に考えていきませんか?と提案されています。
『ただ聴く』ためには、これという方法があるわけでもなく、技法や技術を学ぶのは逆効果で、聴くとは何かと立ち止まって考えて実践し続けることだけが、ただ聴けるようになる道じゃないかとも思います。
今回、インタビュアーの尹雄大さんをお迎えして、IPS(意図的なピアサポート)を提唱されたシェリーミードさんの実践についてご紹介し、そのことについて話をする場を設けたいと思います。
尹さんのインタビューには、従来の精神療法やカウンセリングに欠けてしまっている『お互いにただ聴く』に向かうヒントが、ちりばめられているように思います。
参加の要件はありません。お子さまとご一緒の参加も歓迎いたします。
みなさま、ぜひご参加ください。

■内容詳細
【日程】
2018.11/23(祝金)14:30~17:30(受付14:15~)
2018.11/24(土)13:15〜16:15
【定員】20名
【会場】市田邸
  住所:東京都台東区上野桜木1-6-2(上野駅より徒歩15分)
【案内人】尾川優子
【参加費】A~Fよりお選びください
A:2日間 10,000円
B:2日間 12,000円(内2,000円は、お支払いが難しい方への応援金となります)
C:1日のみ 6,000円
D:1日のみ 7,000円(内1,000円は、お支払いが難しい方への応援金となります)
E:参加費全額の支払いは難しいが参加したい。
F:参加はできないが、応援金のみ送りたい。1口2000円より。

■案内事項
※参加費は当日のお支払いでお願いします。
※ “ 2 日間通しでご参加可能な方を 優先 ” とさせて頂きます。
※参加費のお支払いが難しい場合も、お気軽に申し込みの際にご相談(申込フォームの備考にご記入)ください。
※開催1か月を切ったキャンセルの場合、キャンセル料がかかります。

■申込方法
下記フォームより、お申込みください。
https://goo.gl/forms/NOhkN9XxMf0j2nWz2

送信するとすぐに自動返信があります。詳細は後日改めてお送りいたします。
もし自動返信が無い場合は、再度フォームよりお送りください。
受付協力:蔵谷貴輪

■お問合せ(尾川)
wrap.kids1@gmail.com

☆尹雄大氏プロフィール
1970年神戸生まれ。テレビ制作会社を経てライターに。その後、芸能人や研究者、ヤクザ、政治家、アスリートなど約1000人にインタビューを行う。
主な著書に『脇道にそれる』『やわらかな体と言葉のレッスン』『体の知性を取り戻す』、共著『子どもが語る施設の暮らしたち』(明石書店)ほか多数。『「ユマニチュード」という哲学』を構成。
サイト:http://nonsavoir.com/

☆尾川優子:社会福祉士、精神保健福祉士、WRAPファシリテーター。
人と人との詰まりすぎた関係に少し“間”をおくことに興味があり模索中。

■主催:ippon docco

いいなと思ったら応援しよう!