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vol.60 期限切れフィルムでスナップ

期限切れのフィルムをひょんなことから手に入れた。
10年ひと昔どころか20年ふた昔のころはフィルムがまだまだ盛んだった。
だから期限切れフィルムってそんなに世の中に出回るものではなかったと記憶している。

でも今は・・・。
良くも悪くもデジタル全盛になり、冷蔵庫の奥深く。防湿庫の中で。タンスの中で。段ボールの中で放置されたままのフィルムがいろんな所で売られるようになった。

10年前のKodak Gold 100

自分がもらったフィルムも例に漏れず段ボールの中で10年眠っていたフィルムだ。

いまから10年と少し前に自分はカメラから足を洗いました。
当時使用していたRicohR8よりも普及の一途だったスマートフォンのカメラのほうが恐ろしく綺麗で、カメラに投資する事がなんとなくむなしく感じてしまったからです。
※iPhone4sが2011年初倍、RicohR8が2008年発売

自分がカメラから離れた時期に製造されたフィルムがどう映るのか確かめたくなり早速フィルムを入れ玄関の扉を開けました。

10年前のフィルムなので1段明るく設定。


今回は実際に撮ってきた24枚すべて順番もそのままにでお出ししようと思います。

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1~13までは木曾三川公園のひとつ江南フラワーパークと138タワーパーク、14~24まではなばなの里での撮影です。

使用機材:1~13 EOS1v + EF50mmF1.4usm
     14~  EOS1v + EF2470mmF2.8L Ⅱ USM
絞りはF4.0~F5.6にてAvモードにて撮影

なんというか12枚目の写真は色味も相まって日本の風景ではなく、アメリカの田舎でスナップしたような気持になりましたし、7枚目はもうすこし葉の緑色が濃いのですが写真では淡い色味になっています。

10年前のフィルムであっても今回は問題なく写り、またそれがとても味わい深い発色になったことはとてもおもしろい結果になったと思います。

期限切れのフィルムは保管状況によっても状態が変わると思いますのですべての期限切れフィルムがこうも良い写りをするかはわかりませんが遊び用にはいいのかもしれません。

いままで敬遠してきた期限切れフィルムですが中古カメラ市などで気になっていたフィルムが売られていたら購入をしてみたいな、遊びでも使ってみたいなと思わせてくれる経験でした。

では、また。

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