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Vol.05 EOS-1v × Kodak UltraMax400
先日、富士フイルムからカラーネガフィルムのPRO400Hの製造終了がアナウンスされました。自分にとってここぞという時の勝負フィルムだった為、急いでカメラ屋さんに走りましたがどこも欠品中。
このままでは冷蔵庫の中に一個ポツンと置いてあるPRO400Hを簡単に使えない!仕方がなく新たな勝負フィルムを探そうと何となく手に入れたのがKodakのULTRA MAX 400というフィルム。
そんな目的で購入したKodakのフィルムですが色々あって開封し取り終えたのが2月末になってのこと。
EOS-1vにEF50mmf1.4usmを付けて撮った写真。現像から帰ってきたKodakの色合いは・・・。
作例
作例なんて大袈裟なものではなくただ撮ってみたと言うだけの話。
時刻は夕方の4時から4時30分ごろの写真。西に太陽が沈み出すあたりですね。第一印象としてはKodakは黄色の発色が良いという印象を持ってましたが空の青がよく出てています。
Kodakのフィルムはやっぱりこう言うのが似合う。と言う勝手なイメージでススキを一枚撮ってみましたが、自分の思い描いていた通りの出来上がり具合です。そして絞りはF2.8で撮った気がしますがススキの枯葉の一本一本まで綺麗に写ってますね。
F1.8(?)くらいで撮った一枚。この色が出るのがKodakのイメージと勝手に思っていました。そのイメージ通りになりました。
1枚目の鉄塔を別角度から。あまり彩度がどうのとか、シャープネスがどうのとかわかりませんが。ちょっと黄色が悪さしてる感じに思えます。空の青がほんの少し緑色に寄っているような・・・いないような。ちょっと自分の中ではスッキリしない感じがすると言うだけの話。
ガラス屋根に反射した青がビシッといい感じに撮れたな。
驚くなかれ。50mm単焦点レンズで航空自衛隊の輸送機を激写。これからは「運よく50mmで飛行機を撮った男」と名乗ろうかな・・・。
河津桜🌸その1
河津桜その2
河津桜🌸その3 これは驚き。桜の枝の質感がよく出てる。枝の生々しさを感じられる。
河津桜🌸その4
思っていたよりも赤の発色がいい。
龍の輪郭が綺麗に出てる気がする。こう言う青銅っぽいもの撮ってもいい雰囲気で上がってくると言うのはいい発見だな。
ISO400なだけあって室内撮りはすごい楽。
鬼瓦の質感すごい。なんでf1.8で撮ったとおもいますが、もう少し絞ってあげれば口の中までピントがあってもっと怖そうに見えたんでしょう。ボケていると何となく間の抜けた顔に見えてしまいます。
まとめ
空の青味は正直自分の好みではなかったです。何というか青が強調されすぎているというか補正されているような。何となくその場にいた自分が後で思い返すと「え?空の色ってこんな感じだった?」ってちょっと頭の中に疑問符がつくような印象を受けました。
青は青でも瓦や青銅のような人工物の風合いはかなり好みの色が出ていました。同じ青色でもここまで感じ方が違うなんて面白いですが。
やはり自分の中での最初の印象もあるかとは思いますが、暖色系のモノを撮るときには自然な感じで色味が出しやすいフィルムなのかもしれません。