母は花の中にいる
以前こんな記事を書いた
これは夢の中の話。
今回は「母は花の中にいる」だ。
じいちゃんは鳥になって時々会いにきてくれる。
ばあちゃんは蝶。
母は何になって会いにきてくれるのかな?と旅立ってからしばらく考えていた。鳥かな?蝶かな?いやそれはじいちゃんばあちゃんだし…
なんとなくだけれど。
母は花になって会いにきてくれるような気がするのだ。
花や植物が好きでたくさん育てていたし、家の中でもよく花を飾っていた。いろいろな花や木の名前もよく知っていたし、どこからともなくいろいろな植物を連れ帰ってきていた。
だからなんとなく、
母は花になって会いにきてくれるのかな?と。
鳥や蝶と違って花は自ら歩いてきてはくれない。
でも散歩中に出会う花々や木々を見ると「そこにいてくれる」ような気もする。
だから母に会うためには花を買ってくる必要がある。
母に会いたいから定期的に花を買うようになった。
母が旅立ってから毎日手を合わせている。
コーヒーを2杯入れて、一緒に話したり、本を読んだり。
その時使っているのがこれ
花瓶とおりん・りん棒・ろうそく立て・線香立てがセットになっていて普段は重ねて花瓶として飾れるもの。
我が家は無宗教なので仏壇は設置しておらず(実家にはばあちゃんが買ってくれた仏壇があるけど、押し入れにしまったまま…)でも何か毎日手を合わせるためのきっかけが欲しいなと思い購入。
この花瓶には毎日花を切らさないようにしている。
花が大好きな母のために。
きっと母は花になって会いにきてくれるので花は欠かせないし、
母に毎日でもそばにいて欲しいのでできる限り花は切らさないようにしようと思う。
あ。そうだ。
ママ、お誕生日おめでとう。