【2級土木】平成29年度学科試験No.45「逆T型擁壁」解説
今回は、平成29年度に出題された「逆T型擁壁」の各部名称についての問題を解説してみたいと思います。おそらくこの年が初めての出題形式だったと思われるこの問題、なんとな~く正解してしまって、詳しくは分からないって方もいるのではないでしょうか。
間違えないと調べない…という気持ちはよく分かりますが、数年後に似たような問題が出されないとも限らないので、この機会にはっきりさせておきましょう!
平成29年度 2級土木施工管理技術検定試験 学科試験 No.45
下図は逆T型擁壁の断面図であるが、逆T型擁壁各部の名称と寸法記号の表記として2つとも適当なものは、次のうちどれか。
1)擁壁の高さH1、かかと版幅B1
2)擁壁の高さH2、たて壁厚T1
3)擁壁の高さH1、底版幅B
4)擁壁の高さH2、つま先版幅B2
———解答はページの下の方にあります———
勉強していなくても、選択肢があるため言葉のイメージから解答できそうです。迷うのは左右どちらが「かかと」か「つま先」か、でしょうか。
私が調べたところによると、各部名称は下図の通りです。H2だけは見つけられませんでした…特に名称が無いのか、見つけられないだけか…もしご存知の方がいらっしゃればご教授お願いいたします!
H1=擁壁高さ
T1=たて壁厚
T2=底版厚
B=底版幅
B1=つま先版幅
B2=かかと版幅
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