【2級造園】令和元年度学科試験(後期)解答&プチ解説
こちらの記事では令和元年度2級造園施工管理技術検定試験のうち、学科試験(後期試験:2019年11月実施分)の解答を少し解説しながらご紹介していきます。問題はスペース削減のため省略しますので、問題を入手のうえご覧ください。
※問題用紙はこちらのサイトでダウンロードすることができます。
株式会社東北技術検定研修協会→解答速報
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合格基準は「得点が60%以上」なので、24問/40問以上正解で合格です!
(2級造園は平成30年度より問題数が50問→40問に減りました。)
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問題01.解答1
日本庭園は写真を見ながら覚える事をお勧めします!選択肢の正しい組み合わせは以下の通りです。
浄瑠璃寺庭園:池泉浄土式庭園
大徳寺大仙院庭園:枯山水式
天龍寺庭園:枯山水式
問題02.解答3
土壌の色は亜一般に有機物が多いほど”黒味”を増す。が正解となります。
問題03.解答2
黒曜石パーライトは主に土壌の透水性を改善するものなので誤りです。
問題04.解答4
窒素(N)=葉肥、リン酸(P)=花肥、カリ(K)=根肥を必ず覚えましょう。
問題05.解答1
この分野も写真を見ながらの学習をお勧めします。
問題06.解答3
アカマツ、マンリョウは萌芽力が弱いので誤りです。
問題07.解答3
ヤマブキは春、ムクゲは夏ごろなので正解です。全ての樹木の開花時期や特徴を覚えるのは無理がありますが、直近の過去問で出題されたものくらいはマスターしておきましょう!(あとは運次第…😌)
問題08.解答1
開花時期から逆算…も不可能では無かったでしょうか。暗記系の問題は試験まで時間がなければ諦めるのも手でしょう。
問題09.解答3
しばしば見かける図ですね。それぞれの名称は覚えておきましょう。
問題10.解答3
根回しの意味が考えればこの選択肢はおかしいですね。一連の作業の手順や注意点は実地試験でも役立ちますので覚えておきましょう。
問題11.解答2
根鉢の表土は取り除くのが一般的です。選択肢4は少々引っかかる記述でした。
問題12.解答3
常緑広葉樹の植付けは梅雨が良いとされています。他の選択肢についてもそれぞれ確認しておくと良いでしょう。その際、合わせてそうすると良い理由も調べると覚えやすいと思います。
問題13.解答4
こちらも同様です。なぜ夏の剪定が好ましくないのか、理由も含めて調べると頭に入りやすいです。
問題14.解答2
定着させるためにローラーなどで転圧します。西洋芝と日本芝の問題やイラスト付きの張り付け方に関する出題が多いですが、作業手順についても抑えておきましょう。
問題15.解答1
元肥・追肥・お礼肥の目的や使用される肥料の特性は整理しおくと良いでしょう。
問題16.解答3
平成30年度前期にも類題が出題されました。有効幅は車椅子同士のすれ違いを想定しており、180センチが正解です。
問題17.解答1
南北方向とすることが望ましいです。また、メインスタンドは西側に設けるのが一般的です。これにも理由があり、西日がプレーに与える影響を小さくするためです。その他、地域ごとの恒常風などを考慮します。
問題18.解答3
これは中々お見かけしない問題でしたね、正解できた方は素晴らしいです!普段目にする機会の少ない方は、ぜひ写真も見ておいてください。
問題19.解答4
締固め土量から地山の土量を求め、それを使ってほぐし土量を求めます。
地山の土量=5400/0.9=6000
ほぐし土量=6000×1.2=7200
問題20.解答1
モルタル=セメント+水+砂
問題21.解答2
平成29年度の問題25などで類題が出題されています。各擁壁の模式図と名称は頭に入れておきましょう!こちらご参照ください。
問題22.解答4
この図もよくお見かけします。過去問をやっていればある程度ここの部材が問われているな〜って言うのが見えてくると思うので、試験ではそれだけ覚えていればOKです。
問題23.解答1
ランプの問題にまた会うとは…..電気工事関係は時間が無ければ捨てましょう。こちらの記事にメモ程度ですが記載がありますのでご参照ください。
問題24.解答2
給水管と井戸水管の間に切替えの弁を取り付ける必要があります。施行順序にも注意しましょう。
問題25.解答2
施行計画書は受注者側で作成するものですので、設計図書だと分かりますね。あらかじめ取り決められていたのなら受注者の負担と予想できます。
問題26.解答2
問題27.解答4
事前調査の項目は比較的よく出題されているような気がします。その他施工管理の計画項目との整理をしておくと良いでしょう。
問題28.解答2
建設発生土は産業廃棄物に該当しません。これさえ覚えていれば解ける問題でしたね♩最近流行りの問題ですので、要チェックです。
問題29.解答4
施工速度を速めれば品質が落ちるのは想像に難しくないかと思います。
問題30.解答4
工程表にもいろいろな種類がありますよね、それぞれの特徴や何がわかるのかといったこともおさえておきたいポイントです。
問題31.解答2
問題32.解答1
四方に均等に枝葉が配分されているか、を判定します。
問題33.解答3
規格値に「-」だけが付いている場合、出来たものが設計よりも小さくてもここまでならOKですよ、と言う意味になります。
問題34.解答3
部屋の中にいたって熱中症になるんですから、外で一日中作業されている方は本当に気をつけて欲しいです。
問題35.解答4
荷物の重さと免許の種類、作業上の注意点に付いて覚えておきましょう。
問題36.解答1
移動はしごの幅は30cm以上である必要があります。
問題37.解答2
どれが公園施設に該当するか・しないかと言う出題形式が多かったと思いますが、都市公園法に関するものはほぼ毎年出題されますので参考書でよく学習しておいてください。
問題38.解答2
いくら以上で監理技術者になるかも覚えておきましょう。
問題39.解答4
問題40.解答4
最後までご覧いただきありがとうございます。
もし良かったらこちらも参照ください。