4cカウンタースリヴァー
先日参加した第四期パウパー東海王決定戦に持ち込んだスリヴァーデッキを振り返る。
結果は記載するのも恥ずかしく惨敗しましたが、真摯に向き合って戒めとする。スリヴァー使いの方々に置かれましても二の轍を踏まぬよう注意をお願いします。
デッキレシピ
メインボードが66枚なのは思考が纏まらなかった証。
最後に迷走して6枚追加してしまった。
追加したのは
《筋肉スリヴァー》 × 2枚
《呪文貫き》 × 4枚
環境的にクリーチャー主体ではなくサポートの呪文も多いと踏んで今回はカウンターを積んだ主に仮想敵としては
・白青ゲート
・青単テラー
・親和
ではそれを踏まえて大会結果を見ていこう
大会結果
大会結果は以下の通り。
分かる範囲で各試合の振り返りを行う
Rd.1 5cゲート:○××
Rd.2 ボロスゲート:××
Rd.3 Bye
Rd.4 プリズムホーク:××
Rd.5 壁コンボ:×○×
1-4-0で惨敗
Rd.1 5cゲート
初戦は先行できっちり取って勝ち
2戦目は《バジリスク門》で大きくなった航空戦力で20点削られて負け
3戦目は確か2マリで手札に板金・有翼・筋肉とあり平地・灰のやせ地とあったものの引ける算段で《灰のやせ地》から《島》を持ってくる判断ミスでその後土地を引けず負け。
敗因は明確で戦力増強よりも飛行獲得を焦ってしまったのが原因
そもそも島は3枚に加え、ペタル4枚と宝革4枚ある為、焦って島を取りに行く必要はなかった。収穫といえば《ブレス攻撃》に対して《呪文貫き》をきっちり当てれたこと(`・ω・´)
Rd.2 ボロスゲート
初動から噛み合いが悪く、調整不足と練度不足を噛み締める結果となった。
ゲートで大きくなった《聖なる猫》や《ギルドパクトの守護者》にきっちり殴り切られてストレート負け。
敗因はキープ基準がガバ過ぎた…_| ̄|○
Rd.3 Bye
特段することもなく、以前惜敗した赤単の方のプレイングを拝見。
赤単って手札ぶつけるだけじゃなくて判断難しいと改めて思いました_φ(・_・
Rd.4 プリズムホーク
初戦:序盤にきっちりライフを詰めていくも《大顎の大司法官》にライフを巻き返され負け。
2戦目:1戦目同様詰めていくもやはり中盤以降のライフ回復がキツく負け。
Rd.5 壁コンボ
初戦:スムーズに無限ライフからダンジョンRTAを許してしまい負け
2戦目:《悪性スリヴァー》が重なり毒○達成(`・ω・´)
3戦目:上手く《有翼スリヴァー》を使うものの、1ターン足らずRTA許して逆転負け
《赤霊破》を《魔術師の導師》に上手く当てたはずが、《墓の刈り取り》が入ってるのを知らずに回収されて2枚目以降が引けなかった( ´_ゝ`)
デッキ構成の振り返り
今回66枚デッキと一般的な構築から逸脱した構成を試してみました。
結果として各カードの引き込む期待値が少しずつ下がる。
↓
キープ基準の判断などがよりシビアになり噛み合い一つで負けに直結する。
60枚オーバーのデッキ等はかなり調整がシビアだと思いました。
安直に『足したら強くね?』は弱いので、枚数を歪めるなら修羅の道であることを念頭に置いて調整するようにします。
追加したカードに関しては下記で使用感を記載していく
呪文貫き
今回"カウンター"スリヴァーと呼ぶことができる唯一の点
他のフォーマットでも使われることもある器用なカードの1枚ですが、
パウパーでも通用するとは限りません。
理由としては
『シビアなマナカーブを求めるデッキが(体感)少ない』
ゲートなどはそもそも門カウントを増やすため中盤以降は2マナ程度なら簡単に払えるし、土地数枚だけで運用するデッキが現環境に少ないのも向かい風だと感じる。赤単だと序〜終盤にかけて土地枚数シビアだと思うのできっちり当てれば有効性は見出せるかもしれないと言うのが筆者の見解。
《大焼炉》をサクった《カルドーサの再誕》にヒットさせればかなりのアドバンテージ稼げるかもですが使用目的がニッチですね。
例えば、これ以外に《撃退》が入ってれば種にすることもできますがパウパーでカウンタースリヴァーが強いかどうかは…って話ですよね。
いつか試しに組んでみるのも知見が広がるのでいいかもですね_φ(・_・
水蓮の花びら
1年ほど前に試したターボマッスルスリヴァー(土地12枚+水蓮の花びら4枚)以来の再投入。フルfoil化にあたり大会かけずり回ったのは別の話…
4cを支える使い捨てマナ基盤+1ターン目に筋肉系着地を支える屋台骨
という名目で入れました。
しかし、結論から言うと現行の構築では無くてもいいとは感じました。
理由としては
・そもそも4cの割にほぼ白緑で構成されている
・マナカーブが実質2マナ止まりの為、中盤以降は無駄引きに終わる
と言うのが筆者の見解である。
他のスリヴァー使いの方と偶然当たった(大会では別のデッキを使用)のでペタルの有用性に関して聞いてみたけどやはり上手く使いこなせないとの話だったφ(.. )メモシテオコウ
邪悪を打ち砕く
《きらきらするすべて》や《グルマグのアンコウ》《トレイリアの恐怖》対策で投入。
実際に使用する機会はなかったが有効な札ではあると思う反面
このカードが環境にある以上、スリヴァーにも刺さることだけは覚えておかないといけないと感じた。
タフを上げるのが重要だけど、上げすぎると刺さる…難しいね( ´_ゝ`)
おまけ)競技レベルの参加に際して
店舗での認定大会はルール適用度(REL)というものが存在しています。
大会参加の際は下記に注意して参加するようにしましょう
なんでそんな話をいきなりするのかって?
特に深い意味はないですが、自身の忘備録を含めるとともに
大きな大会に出てみよう!と一念発起した方向けに自身の経験からまとめた内容となります_φ(・_・
ルール適用度の違い
【一般REL】
店舗で行われる一般的な大会全般に適用されます。
デイリー大会や休日大会・プレリリースなどがこれにあたります。
ゲームは楽しむものであり、紳士的な言動が求められます。
ルールを逸脱した行為は認められないもの、
ルールを知らなかった・間違えてしまったからといって過度に咎められることはありません。
初めての大会参加などは一般から始めるといいですね。
【競技REL】
高額な賞品やプレミアムイベントへの参加権がかかってる場合などに適用されます。
一般RELとの違いは
参加プレイヤーはルールや罰則を十分に理解しているとみなされます。
ルールの間違いや非紳士行為などに罰則が与えられる可能性があります。
ex)ライブラリーに手が当たってしまい非公開領域が見えてしまった等
多くのプレイヤーが触れるルール適用度の最大が競技となります。
何度か一般REL大会に参加して慣れてきたら参加するのを強くおすすめします( ´_ゝ`)
みんなガチで来るので慣れてないとプレミにも繋がってしまい、楽しめない可能性が高いです。
【プロREL】
競技RELよりさらに高額な賞品がかかった大会などに適用される最高峰のルールです。
グランプリ(2日目)やプロツアー本戦・世界選手権といった
世界から勝ち残った精鋭が鎬を削る大会に適用されます。
とはいえ、内容は競技RELとそこまで変わりありません。
しかし、厳密なルール運びやさらに紳士的な言動を求められます。
男の子は1回ならここを目指してみたいよね( ´_ゝ`)
大会で気をつけること
では適用度は理解した!何を気をつけたらいいんだ?と言う話ですが
簡単に言うと
・基本的なルールに忠実にゲームを進行する
→下記と被る為、細かいことは下記参照
・対戦相手と意思疎通を図る
→現在の進行状況やフェイズ移行を声掛けして確認するなど
・ルールから逸脱してしまった場合はジャッジを呼ぶ
→前述したライブラリーを崩してしまった
→ルールの処理が不安な場合
などが挙げられますかね。
MtGはかなり複雑なルールがあり、全てを完璧に理解するのは大変かと思います。
フリプなどでは細かい処理を端折って進行することもあると思いますが、
ルール適用度が上がると思い込みで敗北につながることも多いです。
目の前に対戦相手が居て成立するゲームである以上ルールにもある紳士的な対応や進行を心がけるようにしましょう_φ(・_・
フリプであっても大会前はあらかじめルール適用度を設定したりして慣れておくのもいいかもですね
不安に思ったら一旦ゲームを止めて
『ジャッジー!』と判断を仰いでもらうのが一番です。
上記内容は一部公式サイトから引用しましたが、その他の細かい内容は公式サイトをみてもらうのが一番だと思います!
それでは今回のスリヴァーデッキに関しては手間をかけてあげられず申し訳ないなあと思いました。
今はデッキを崩して新しい構築を試してますがメイン枚数は60枚に抑えましたよ笑
またデイリー3−0から始めて休日大会優勝を目指していきたいですね!
次にいい報告ができるようまだまだ擦っていきますよ!💪(´∀`*💪)
それでは長くなりましたがここまで読んでいただきありがとうございました!良きMtGライフを!(´∀`*)ノ