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(水晶と)筋肉と私(第5回)
第3→4回目の更新期間が短いくせに4→5回がほぼ2ヶ月開くのは如何なものか…どうもくろねこです🐈⬛
イントロダクション
おそらくこの記事が上がっているのはプレイヤーズコンベンション名古屋2024の2日目だと思います。
今回のコンベンションはなんか違う!?
そう!
![](https://assets.st-note.com/img/1716041253558-vaxmplN7rj.jpg?width=1200)
パウパーのサイドイベントがあるのだ!
いやはや…ついに大型イベントにまで進出とはさすが名古屋の覇権フォーマット!
※晴れる屋大須店ではデイリーのパウパーの大会が成立しないことがほぼない(理由は後述…)
ということでいざ!セントレア!✈️
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さて結果…の前にやることがありますよね?
どんなデッキを持ち込むのか?この約2ヶ月の間何を使っていたのか?
振り返りが必要ですね
5月中旬までのデッキ構成
この構成は3月末に行われたPaupergeddonで使用された構成の一部を変更したものです。
実際の構成は下記から確認出来ます
なんとなしにリストを眺めたらスリヴァーが居て興奮が隠せなかった。
構成を悩んでいた時期というのもあり、東海王から時間を置いて構成をアレンジして使用していました(´∀`*)
《導路の塔門》
![](https://assets.st-note.com/img/1716122099155-FHUEyhLVgQ.png)
序盤にセット。手札に土地が潤沢ならトップの土地を弾いたり、ドロー系の前方確認に使用したり細かい部分で役に立ちますし、能動的にクリーチャーを送れたりもするので《仮面の蛮人》の能力使用にも一役買ったりします。
《心優しきボディガード》
![](https://assets.st-note.com/img/1716122765556-IAAzHkv81b.png)
最初は『本当に強いんか?』と疑問でしかなかったですが、先置きすることで1度だけ守ってくれます。使えば使うほど沁みる能力です。ブロックに使えばアタッカーがトランプル持ちでない限りは一緒にブロックに回り、1体だけプロテクション付与して守ってやることもできます。意外に使える幅が広いので悩みますが、ゲームプランに合わせて攻守の使い分けをしていきましょう。
サイドボード
サイドボードはかなり環境をメタった構成になってますね。
《真紅の見習い僧》
![](https://assets.st-note.com/img/1716123727151-sJ30fpU0qs.png)
赤対策で《雪崩し》やカルドーサレッドなど環境に赤は多かったので積んでおくと便利なクリーチャーです。ちなみに後述する《軍旗の旗手》と組み合わせると…?
《軍旗の旗手》
![](https://assets.st-note.com/img/1716210253731-afAXKLixNN.png)
いろんな対象を一身に背負ってくれる目立ちたがり屋。
除去も火力も私が請け負う!と言わんばかりの表情ですが、《真紅の見習い僧》や《心優しきボディガード》と組み合わせることで1ターン限定ながら踏ん張って全てを受け止めてくれます。バーンならエンドカードになりかねないカードです。
《フェアリーの忌み者》
![](https://assets.st-note.com/img/1716210896300-YuKJXMBZ0X.png)
手札から切ることで墓地から2枚を追放できるカード。
レガシーでも大活躍の1枚はパウパーでも活躍します。このカードのメリットはクリーチャーであるが故に、《紆余曲折》や《暴走の先導》で手札に持って来れる点。デメリットは2枚しか(デッキによっては十分)追放出来ない点
特に刺さるのはドレッジタイプですね。リアニに対応して叩きつければフィズらせることもできる上に、《死体発掘》に対応すれば相手の墓地の枚数にもよりますが、相手だけ出せずにこちらは切った忌み者を戻すことが出来る為、アドバンテージ量はだいぶ変わってきます。
何気に《宝革スリヴァー》経由で唱えることで飛行クロックにもなるので投入した際も腐る場面は少ないと思います。
戦績
組んでみてここまで戦ってきたのがデイリー3回分とは少ないな…もう少しこなせたような気もするけど急用だったり回避できない部分があったので致し方ない。
4月11日デイリーパウパーin大須
1-2-0
Rd.1ターボイニシアチブ:××-
Rd.2きらきら親和:××-
Rd.3オロゾフペスト:○×○
4月19日FMNパウパー
0-1-0
Rd.1-(レイト参加)
Rd.2呪禁オーラ:××-
Rd.3Bye
5月17日FNMパウパー
1-1-0
Rd.1アゾリウスコントロール:○○-
Rd.2ドレッジ:×○×
Rd.3Bye
散々能書き垂れた割にはパッとしない戦績ですが、負けた割には以前ほど何もできなかった感はありませんでしたね。なんとか対応策がある程度には構築がまとまってました。さすが上位入賞デッキ…!
《衝撃の禁止改訂/Crashing Ban revision》
さて、去る5月14日に禁止改訂がありました。私だけかな?まあ、パウパーは関係ないだろうと思ってたら…
・《きらきらするすべて》
・ステッカーを使用するカードの禁止
おいおい、さらっととんでもない改訂きたな。
きらすべはさすがに強すぎたのでこれはありがたい。あの速度についていくのはさすがにしんどかったので…
ステッカーを使用するカードはパウパーで見かけるのは《______Goblin》少し前に《Finishing Move》や《Chicken Troupe》があったぐらいかな…?
中でも《______Goblin》に関しては安定してマナを捻出していたし、そこから展開されるイニシアチブがさすがに圧倒的すぎて何もできなかったからね…その分オールインするに値するアドバンテージな訳ですがさすがにダメだった。
環境の変化
禁止カードが出れば当たり前に環境は変わるわけですが、現時点(5月26日)でのトップ3(晴れる屋様参考)は
1st カルドーサレッド(16.13%)
2nd 親和(7.53%)
ジェスカイブリンク(7.53%)
カルニブラック(7.53%)
3rd ボロスシンセサイザー(6.45%)
青黒クロックパーミッション(6.45%)
となっています。あれ?URコンどこ行った…?
まだ禁止が出て間もないのでまだまだ環境が変わっていきそうな感じはしますが、確実に黒系が上がってきている印象ですね。対戦の時も《黒曜石の見習い僧》が入ってたら…と思うことが何度かありました。
また、飛行系のクリーチャーが環境に多くなってきている為、《散弾の射手》や《有翼スリヴァー》が再び輝く環境になってきた様に感じます。
そんなわけで構築したデッキはこちら!
惰性ではない構築を
ほぼ変わってないやん様に見えますが、上で解説した《有翼スリヴァー》と《黒曜石の見習い僧》を追加した構成になります。
元々18枚の土地構成でデッキを回していたので土地は20枚のままでメインボードを2枚超過して構成しました。おい、追加しただけとかいうな!
強いて言えば《狩人スリヴァー》と《宝革スリヴァー》を各1枚抜くことで枚数的には合いますが、それぞれしっかり役割があるので抜くことは出来ません。むしろそれぞれ1枚ずつ追加したいぐらいなのに。
ということで1回デイリーで回した結果がこちら…!
5月24日(金)FNMパウパー
1-2-0
Rd.1アゾリウスコンボ:××-
Rd.2続唱:○××
Rd.3ジェスカイブリンク:○○-
アゾリウスコンボ戦:初手《導路の塔門》と《平地》にロード2〜3枚でキープして後続の土地が引けずに負け。ちなみにサイド後も同じ内容で負け。土地2キープで負けるのは心折れるけど《平地》じゃなくて《森》だったら展開違ってたんだろうなぁ…
続唱戦:メインは殴○してGG。サイド後は土地をうまく捌かれて負け。展開自体は悪くないはずなんだけどランデス系に関しては如何に早く《宝革スリヴァー》を展開出来るかが鍵になると実感。
ジェスカイブリンク戦:基本はプロテクションを付与して行けばそこまでやばい展開にはならなさそう?とはいえ《対抗呪文》が控えているので通したい呪文に対してうまく撒き餌をばら撒くことが肝要。サイド後は《仮面の蛮人》を投入してランド追放を行い相手のプラン(《浄化の野火》を使用してのランパン)を崩してGG
結果として微妙に構築の軸がぶれてしまったような気がするので本番では少し変更して参戦します!
やはりデッキ枚数超過は調整が難しい…
《衝撃の発表/Crashing Preview》
上で《きらきらするすべて》が禁止になったやったー!とか言ってたら10日足らずでまさかのカードプレビューがありました。
《頭蓋搥》
![](https://assets.st-note.com/img/1716471469280-Pkm88yLNQz.png)
きらすべの禁止改訂の時にPFPの声明文にあったカードとはこのカードですね。いやはや強い。ちなみに声明文の一部を読み解くと…
だが結果として、次の禁止検討は『モダンホライゾン3』発売後「すぐ」になり、必要な調整を行うものと思われる。実際に見てみる価値はあるものの、発生する問題には短期間で対応できるようにしておきたい。私たちは、《騒鳴の嵐》が最後の最後まで禁止を免れたあの時のような、いつまでも壊れた環境でみんなにプレイしてほしくないのだ。そしてそのときに、他にも必要ならば先述したような対応がとられる可能性もある。「モダンホライゾン」には、パウパーにも大きな影響を与えてきた歴史がある。そのため、そのときまではこれ以上の変更は控えるつもりだ。
Gavin Verhey
とあるように発売前禁止こそないもののやはり禁止は免れなさそう…
とはいえ最速3週間という短い期間も対策は怠らないようにしなければ
ひとまず現段階では《ギルドパクトの守護者》に付けるという人道に反した手法が取られるのが一番有力候補みたいなのでメインボードから《仮面の蛮人》を投入するなどの露骨な対策も必要になってくるかもしれませんね。
環境激変必死のモダンホライゾン3発売まで残り3週間!
是非楽しみにしてプレビュー期間を過ごしましょう!
ん?コンベンションの結果はどうだったのか?って?
それはまた6月に纏めて報告することにしましょう!
まずは祭りを楽しんできます!
ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
それでは!