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アニメ版「攻殻機動隊」~トグサとマテバ

「攻殻機動隊」は、士郎正宗さんによる漫画作品。
アニメ映画、テレビアニメが制作されており、時代設定やキャラクター設定、ストーリーを始め漫画とは多くの相違点があり、それぞれが原作を核とした別作品といえる。
その他、小説やゲームなどの派生作品が展開されている。アメリカで実写映画が制作され、2017年に公開された。


攻殻機動隊の世界観

電脳化(脳神経細胞にマイクロマシンを定着させ、感覚や思考、記憶を送受信可能にする技術)や義体化(脳と脊髄以外の器官を人工器官とマイクロマシンを用いたボディに移植する技術)を施した人間が存在する。
人工知能を用いた頭脳を搭載したロボットが、人間に代わって様々な分野で活動している。


トグサ

「愛用の銃と」

公安9課(首相直属の特殊部隊で、犯罪の芽を探し出し除去する攻性の組織)に所属。
元は警視庁捜査一課特務班の刑事であった。草薙に引き抜かれる形で9課に移籍。
9課のメンバーの中では唯一の妻帯者。娘と息子(姉と弟)がいる。メンバーの中では義体化率が最も低く、電脳化している程度。
格闘戦や電脳戦に関しては他のメンバーに劣る部分が多いため、バトーとコンビを組んでバックアップを務めることが多い。
拳銃にはこだわりがあり、マテバ社製のリボルバー(M-2007)やオートリボルバー(M-2008)を愛用している。

バトーと草薙素子(攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX)
ダンスを踊っている設定で描いたファンアートです
映画「イノセンス」のトグサとバトー


トグサ愛用の銃

イタリアのマテバ社の製品マテバ2006Mをもとにデザインされた架空の銃で、リボルバー(回転式拳銃)。
「弾づまり」で全く撃てなくなってしまうということが起きず、オートマチックより故障の可能性が原理的に低く、高い命中精度を持つ。
オートマチックに比べると「装弾数が少ない」「弾薬の再装填に時間がかかる」などの欠点がある。
9課メンバーからはリボルバーよりも弾数と制圧力の高いオートマチックの使用を薦められている。

トグサは、正義感の強さから犯罪に対して激情にかられる事も多いが、草薙は、刑事としての経験で培った情報収集能力・推察力・直感力などを高く評価している。
メンバー構成の多様化の観点から、他のメンバーにないものを持っている者が存在する意義は大きい。リボルバーは異質の存在の象徴でもあるのだろう。

公安9課の隊長となってからは、マテバを携行していても9課の新制式採用拳銃であるオートマチックのセブロM10を使用している。


絵は、過去に描いたものでnote未掲載のファンアートを使用しています。
文は、ネットで得た情報をもとに、なるべく簡潔になるよう再構成したものです。

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