必ずしも「結婚=幸せ」ではない

こんにちは、くろねこです。

離婚についてのお話が続いていますが、
今回は「結婚と幸せ」についてお話していきます。

結婚という言葉を聞くと
イメージするのは"幸せ"だと思います。

結婚に対して良いイメージを持たなければ
そもそも結婚をしていないと思うし、

相手のことが好きで、
一緒にいたいから結婚するものだと思います。

でも結婚しているという事実が
幸せをもたらしてくれるわけではないということが
タイトルの
必ずしも「結婚=幸せ」ではない
という言葉の意味です。

私は結婚に対しての憧れを
学生時代からずっと持っていました。

大学を卒業して
24歳くらいで結婚して
30歳までに出産して…

と年齢まで当てはめて
理想を膨らませていました。笑

結婚は幸せそのものだと思っていたし、
結婚して旦那さんと仲良くて
いつか家族が増えてもっと幸せになると思っていました。

もちろん自分が離婚する可能性なんて
1ミリも考えていませんでした。

離婚を経験した私にとって
結婚生活は幸せなものではなくなってしまいました。

短い結婚生活でしたが、
もちろん楽しく、幸せな瞬間もありました。
でも結果的には
結婚していたから幸せではありませんでした。

結婚したら幸せになれると思っていたことが
間違いだったことに離婚して気付かされました。

それは私が
「結婚していることが幸せ」
「相手に幸せにしてもらう」
という考えを持っていたからです。

「結婚している私は幸せ」と
ちょっと自惚れているような考えがあり、

また「旦那さんが幸せにしてくれる」と
思い込んでいたので、
私の幸せは他力本願で、他人軸で、
結婚に対する認識が本当に甘かったと思います。

そもそも幸せと思うかどうかは
自分次第です。

幸せだと思う感情は
自分の中にあるもので、
自分が感じるものなので、
周りがコントロール出来るものではありません。

幸せは
結婚していても、していなくても
感じることが出来るものです。

実際に私は離婚した今
悩むことももちろんありますが
幸せだなと思っています。
離婚して不幸だなんて全く思っていません。

好きなもの美味しいものを食べたり
何か目標を達成したり
好きなことをしたり、
ひとりで感じられる幸せもあるし、
誰かと共有できる幸せもあると思います。

でも幸せと感じることが出来るかどうかは
自分の問題ということには違いないと思います。

何より「幸せとは気付くこと」だと
離婚してすごく実感しています。

離婚に悩んでいた私は
「帰る時間を連絡してくれない」
「家事をしてくれない」
「私との時間を作ってくれない」
「私のことを考えてくれない」
「何もしてくれない」

こんな風に"ないもの"ばかりに目を向けて
ないものねだりをして、
「元旦那さんが何もしてくれないから
私は幸せじゃない」と思っていました。

でも本当はそうではなかったのです。

"ないもの"ばかりに目を向けてしまうと
キリがないんですよね。
いつまでも満足いく幸せな状態には
ならないと思います。

"あるもの"に気付けるかどうかは
幸せであることに必要なことだと思っています。

当たり前にあるものに目を向ける、
当たり前にあるものこそ
感謝の気持ちを持つことはとても大事です。

新築マイホームに住んで
不自由なく暮らせていたことは
元旦那さんのおかげでした。
私ひとりではマイホームは持てなかったです。

不自由なく暮らせるように
一生懸命働いてくれていたことも
忘れてはいけないことです。

共働きだったので、
"私も仕事しているんだから"という気持ちはありましたが、
「自分ばかり」と言い出すとキリがないし、
マイナスな発言ばかりされると
嫌になってしまうのはお互い様だと思います。

今あるもの、
今ある状況に感謝の気持ちを持つことが出来たら
何か特別なものがなくても
十分に幸せなんですよね。


でも離婚に悩んでいる時は
そんな考えを持つことは出来なかったです。

だから私は結婚していたのに
幸せではなかったです。


離婚してから、
支えてくれている家族、友達、
周りの人がいることに改めて気付くことが出来て
感謝の気持ちが持てるようになりました。

大好きな猫たちと暮らして
美味しいご飯を食べて
美味しいお酒を飲んで
欲しいものを買えて

そんな当たり前にある、
当たり前に出来ることが
幸せだと気付くことが出来た今の方が断然
結婚していた時よりも幸せです。


私がいつか再婚して
「結婚して幸せ」と思える時がくるなら、

「1人でも幸せ!だけど
一緒にいたらもっと幸せ!」

と思える時だと思っています。

誰かと歩む人生があるなら
そうでありたいと強く思っています。

再婚出来なくても
私は不幸者ではないのです。



恋人、旦那さん、パートナーとの幸せを考える前に
自分にとっての幸せを考えることが
まず大事だなと思います。

私はそもそも幸せにしてもらおうと
結婚していた気持ちがあったので、
離婚について悩み始めた時に
自分の幸せに目を向けることは出来ませんでしたけどね。

本来は自分が幸せだったら、
一緒にいる人も嬉しいし
幸せなものなのかなと思います。

まずは自分の幸せから。

自分の幸せがある上に
誰かとの幸せがあることが理想的だと思います。
そうでないと依存的にもなるし、
いないと不幸という思考になりがちかなと思います。


上手く言葉に出来ていたか分かりませんが
結婚して幸せになれるかどうかは
まずは自分次第です。

自分が楽しく、笑顔で
ご機嫌でいられるように
自分でコントロールしていくこと。


悩みの内容にもよりますが、
離婚に悩んでいる時って
相手がしてくれないことに対して
不満になっていることが多いと思うので

自分軸で考えること、
あるものに目を向けることは
大事だなと思います。


自分の軸がしっかりした上で
相手が向き合ってくれないとなると
相手の問題になるのかなと思います。

結婚していたら
一生一緒にいることになりますし
誰と過ごすかどうかは
とても大事なことだと思います。

相手の影響力って
少なからずありますからね。

向き合ってくれない、
一緒にいることがプラスになっていない
笑顔になれない要因になっているなら
勇気を持って離れることを
決断することは必要なのかなと思います。


今回もまとまりのないお話になりましたが
最後までご覧になって頂き
ありがとうございました。

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