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【松本さくら前線】エリア別おすすめルート 街中編

2024/4/5
去年は3/29にはもう開花済み、4/1には松本城をはじめメジャーなお花見処の桜はほぼ8分咲きでしたが今年はゼロ!去年が異常に早かったので今年は例年並みとも言えますが、例年よりもさらに数日遅れている感はあります。

というわけで、今から紹介しても余裕で間に合う松本の桜鑑賞エリア別おすすめルートをご紹介します。あくまでも個人の独断と偏見によるものなので参考までに。今回は松本城からスタートする街中編ですが、おすすめを舐めるようにしたルートです。ちなみに私の移動手段は電動自転車。駅でレンタルできるHELLOCYCLINGを愛用しています♪ 写真は2023年のものです。


松本城


松本城といえばお堀沿いの桜です。東側から北側のお堀沿いにかけて樹齢の古い桜ががんばって咲いていますが、松本城周辺には300本の桜が植えられていますのでゆっくり散策しながらぐるっと一周をお勧めします。二の丸裏御門橋から二の丸御殿跡への入り口には可愛いピンクの小ぶりの桜が咲きますし、本丸庭園の大きなしだれ桜は松本城をバックにすると趣のある写真が撮れます。本日4/5時点で本丸庭園内の小彼岸と駒つなぎの桜は開花が始まっていますが、標本木は未開花です(4/6開花予想)

松本城北側のお堀からの天守閣
二の丸御殿からはこう見えます

女鳥羽川


さて松本城を見終われば次は薄川堤防の桜に向かいますが、その途中で街中を流れる女鳥羽川をわたることになります。ここは河川敷がきれいに整備されていて下に降りることができますが、この女鳥羽川沿いに咲く桜のが穴場的に見事です。特に千歳橋から北アルプス方面に見られる桜の枝ぶりは一見の価値あり。青空の下で写真を撮ればなんとも美しい一枚になること間違いなし。近くには縄手通りや蔵町通りがあるので、たい焼き、アイスクリーム、手焼きせんべいなど買って食べるのもおすすめです。

女鳥羽川沿いの桜、この枝ぶりがすごい
川沿いにベンチも置いてあります

薄川堤防


女鳥羽川から約1.6キロ(徒歩約20分)、松本市の南側にある薄川堤防は約2キロにわたって4000本の桜が咲く松本市民人気お花見スポットです。お花見の季節には薄川沿いに見事なまでに車がずら~っと駐車され、薄川堤防近辺でBBQとお花見を楽しむ人であふれます。ここは桜の下を歩きながら川沿いを散歩できること、川沿いのどこでも花見ができること、川の南側にはあずまやが立つちょっとした休憩エリアがあること、橋から北アルプスがばっちり見えることが私のおすすめポイントです。(4/8満開予想)

薄川全体はこんな感じ
あずまやのある休憩エリア ベンチもあります

千鹿頭池


神田千鹿頭神社の一画にある池で、廻りが遊歩道として整備されています。小山の頂上には展望台もありいい運動になりますが、ここは薄川堤防から次の目的地である弘法山古墳の途中に寄れるお花見スポットです。私のお気に入りは千鹿頭池最南端にある1本の桜。土手に斜めに迫り出すように咲いている樹齢の古い桜ですが、趣と迫力があります。この桜の下のベンチに座って池を眺めるといい休憩になります。

この桜の幹の形がとても好きです
桜の下からの千鹿頭池の眺め

弘法山古墳


今回のおすすめルートのメインはこの弘法山古墳。専門的なことを言えば、東日本最古級の前方後円墳ですが、それとは思えないほど規制がなくどこでも登れますし入れます。約4000本の桜が咲くこの古墳は、満開時に下から見るとピンクの逆すり鉢のように見えて、遠くからでもすぐわかります。ここが特別なのは墳頂から松本市街と北アルプスが桜と共に一望できること。青空の広がる晴天の日にここに登って北アルプスと桜を写真に収めれば、青・白・ピンクの3段お花見写真が撮れます。この美しさがまた格別。頂上にはピンク系のしだれ桜が多く、山肌に沿ってソメイヨシノが咲いています。(4/8開花予想)

北アルプス、ソメイヨシノ、しだれ桜
墳頂から松本市街地方面を見るとこんな眺望
山肌沿いに桜が並んでいます

松本城を9時ごろスタートすればここまでで大体お昼前後になるでしょうか。途中写真を撮ったり、休憩したり、桜以外にも水仙、菜の花、ムスカリ、桃の花と、の~んびりとした田舎の風景を存分に楽しむことができるコースです。

帰りにcafe Larch(カフェラーチ)さんでアイスコーヒーを頂きました。丁寧に淹れたシングルオリジンコーヒーが飲める落ち着いたレトロチックなお店です。お花見はやっぱり青空の広がる晴天の日が気持ちがいいですね。

シングルオリジン エチオピア


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