日陰は買える。

そう、日傘ならね。2000円くらいでね。

茹だるようなこの暑さもあり、前々から日傘が欲しかった。けど、やはり、なんだか少し人の目も気になる。男が日傘…に関しては性差やフェミやいろいろな立場から意見あるけど、それは置いといて…。

テレビで「日傘男子」というワードが飛び出たことと、いい加減暑さが限界を超えたので週末に日傘を購入。今朝出勤の時に試してみた。

すごい。すごいよ日傘。ねぇ。
歩いてるのに日陰がずっとついてくる。（当たり前）
直射日光を浴びないから涼しい。（当たり前）

もちろん単純な気温の高さと湿度で暑いのは暑いし、汗もかく。けど、直射日光が当たらないだけで疲れ度合いは半分くらいに感じた。

至極快適。一度これで通勤すると人目とか気にしてるのバカらしくなる。片手ふさがることだけが残念だけど。

日陰を探してふらふらしながら歩くお兄様方。「日傘買う」って「移動式の日陰」買うみたいなもんだから。ウェザーリポートにしかできない能力（天候操るみたいなもん）が2000円で買える。もっともっと流行ってスタンダードになってほしいなーと。

日傘・日焼け止め、真夏のシャツ・スーツ、授業中・仕事中の水分補給禁止、冷房何度の設定…なんでみんな辛いってわかってるのに苦しくなる方向に行こうとするんだろう。

男子でも女子でも、日傘・日焼け止めは使えばいいし、仕事もポロシャツ・Tシャツでいいじゃない。どんな仕事・学校環境だろうと喉が乾けば水分は摂るべきだし、倒れる前に冷房つけてしっかり冷やす。

バカらしく無駄な過去からの風習に、ちょっと囚われていた自分にも反省の意を込めて。「もっと過ごしやすく生きればいいのに」。