あなたは前向き派?後ろ向き派?
普通は1発目の投稿は自己紹介が相場ですが、帰りの電車で思い付いてしまったので…。すみません、気分屋なもので。
自己紹介はまた追々させていただきますので、今日のところは私の思い付きにお付き合いください。
さて、何の話かと申しますと、要は電車の座席に座るときの、向きの好みです。向かい合わせで座るボックスシートや座席の向きを変えられる転換クロスシート・回転リクライニングシートでの話。
進行方向を向いて座りたい、後ろ向きでもいい、特に拘りはない…。皆さんはどうでしょうか?
日本人は進行方向を向いて座りたい方が圧倒的に多いそうで、それが座席の仕様にも反映されています。特に新幹線や有料特急といった優等列車は、回転できる仕様が標準になっています。途中で列車の進行方向が変わる場合、ほとんどの方が律儀に座席の向きを変えていますよね。
一方、海外では座席の向きはあまり拘りがないそうで、それが座席の仕様にも現れています。集団見合い式といって、車両中央部を境に座席の向きが一方は前向き、もう一方は後ろ向きで固定されている配置です。
※ちなみに、集団見合い式とは逆の集団離反式という配置もあります。これは車両中央部で前向き後ろ向きが背中合わせに接し、そこを起点に片方は前、もう片方は後ろ向きに並んでいるというものです。
ちなみに私はあまり拘りが無く、むしろ後ろ向きも好きです。予めセットされている向きを変えてまで座ることはありませんが(今はコロナ対策で座席の回転・向かい合わせでの使用は憚られますし)、ボックスシートだと敢えて後ろ向き側に座ることもあります。この記事を書き始めた時もそうでした。
前向きとは違った景色の流れ去り方が好きなんですよね。車掌をやっていた頃はまさに役得でした。
なので、展望席がある列車(小田急ロマンスカーや名鉄パノラマスーパー、ゆりかもめ等)では敢えて最後尾にのることもあります。共感してくれる人、いるかな?
いつもの景色に飽きた、ちょっと気分転換をしてみたい。機会があるようでしたら、ぜひ一度試してみてください。