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グランメゾンパリを見ての感想~しぶとく戦うことの強さ

こんにちは。黒田直子です。

先日、こちらのnoteでも触れさせてもらった、グランメゾン・東京の映画版が出たということで、年明けわくわくしながら映画館へ観に行きました。

グランメゾン東京というドラマをご覧になったことがない方もいらっしゃると思うので、簡単にどんなドラマだったのかをご説明しますね。


ドラマ「グランメゾン東京」は、日本人シェフの尾花(木村拓哉)と倫子(鈴木京香)が東京にてミシュラン三つ星獲得を目指して奮闘する様子を描いています。

今回の映画「グランメゾンパリ」では、フランスのパリを舞台に、今度はミシュラン三ツ星獲得を目指す仲間たちの葛藤が描かれています。

ちなみに、余談ですが、今回の料理監修は、2020年にアジア人初となるフランスの三つ星を獲得した「Restaurant KEI」の小林圭シェフが担当されているとのこと。

アナザーストーリーとして、今回の映画撮影に記念して、小林圭シェフと木村拓哉さんの対談も見れるとか。
興味がある方は、ぜひ調べてみてください。

さて、今回の映画の舞台はフランス料理の本場・パリです。

これまた余談ですが、わたしもコロナ前のフランスに1年ほど滞在していたことがありましたが、さすが美食の街というだけあって、地元民たちでにぎわうパリのブラッスリーには、さまざまなフランスでとれた新鮮な魚・肉・チーズなどからできたおいしい料理だらけだった記憶があります。

これはパリに限ったことではなく、フランスでできた友人が誘ってくれて彼の山の奥にある実家にお邪魔したときも、とっても美味しいアプリコットを漬け込んだデザートなど、感動する一品を提供してもらったのが今でも記憶に残っています。


昔から食べるのが大好きな私は、こういった料理に情熱をかける職人のストーリーが大好きなのです。


さて、前段が少し長くなってしまいましたが、
今回の作品では、登場人物たちの「しぶとさ」が、一番印象に残っています。

異国の地で、良い食材も得られない状況で、しぶとく登場人物たちは、成果をつくっていきます。

どんな状況でも立ち上がる人たちが集結し、ときに、リーダーを超えるほどの強さで、店を守り抜く、そんなかっこいいチームの姿に、心打たれました。

日本という恵まれた場所で、こんなに何でもそろっている場所で仕事をさせていただいている自分は、ここまで挑戦しているだろうか、しぶとく粘り強く戦っているだろうか。

どれだけ反対されても、どれだけつぶしにかかられたとしても、
屈することなく、立ち向かうしぶとさが人を動かすんだなと感動しました。


この作品、まだまだ続きが見たいなと感じる出来栄えで、
ストーリーはもちろんのこと、素晴らしい料理の数々、そしてなによりも登場人物のの魅力が光っていて、また次回作も楽しみになりました。(あるのかは定かではありませんが、、(笑))

さて、本日はここまで。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
黒田直子でした。

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