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General magicを見て
学校の課題で出されたやつ折角だからこっちに転載しとこ
GENERAL MAGICとは
マッキントッシュで世界に革命を起こしたアップルメンバーは、如何にしてシリコンバレーの地でスマートフォンの前身となる製品作り、第二の革命を起こそうとしたのか。その一部始終はGENERAL MAGICというアップルの子会社で行われた。一筋の光に向かい開発をすすめる技術者達だったが、そこに待ち受けていたのは...
感想
この映画にはものづくりに情熱を注ぎ、スマートフォンの礎を築いてきた人達が写っていたが、意外にも"仕事をしている"ようには見えなかった。批判的な意味ではなく、とても幸せそうにその人達が写っていたという意味だ。
しかし、そんな時間も長くは続かず、類似製品であるアップルNewtonの発表、それによる開発の遅れ、発売してもあまりに革新的すぎたマジックリンクは一般人に売れることなく技術等すべてを売却するまでに至った。これは技術者にとって屈辱的な出来事だったと思う。
この作品ではGeneral magic社メンバーの技術者達が一時的な栄光を経験した後、苦悩し、失敗、解散という没落とも言えるような一連の流れが映像として残されているが、これは技術が次へと進むために無くてはならない物語の一部であると感じた。彼らが開発したもの、しようとしたものは現在誰しもが持つものになったという事実がそれを物語っているだろう。結果的に98%のスマートフォンに使われているOSにはGENERAL MAGIC出身者が関わっている。
「失敗無くして成功なし」という言葉が最も当てはまるIT業界での例では無いだろうか。