心火を燃やす勢い
今日もゆったり書いていきます。テーマは『心火』です。
1、心火を燃やして……
シナリオライターに限らず、クリエイターの多くには必ず『心火』があると私は思っています。心火とは火のように激しく燃え立つ怒りや恨み、嫉妬の感情のことを言います。「じゃあ何か恨んでるの? 何かに怒ってるの?」と言われたらそうではありません(自分自身に怒っていることはありますが)。
ここでいう『心火』は『対抗心』、自分自身への対抗心なのです。
「あの時は今より良い作品を書けていた」という言葉より「今ならこれ以上の作品が書ける」と口にできた方が成長の速度は違う。
大事なのは常に満足できないハングリー精神なのかもしれない。
2、怒りの動力はその場しのぎ
感情のまま、勢いのままに書くことは大事ではあるけど、それを主に置いているといずれはどこかで躓いて、最悪の場合書けなくなっていきます。
怒りや恨みは爆発力の強い感情です。確かにその爆発力で書いた文章も魅力的ですが、設定や規則、ジャンルによる縛りを含めると急に脆くなり、破綻しかけます。もちろん必ずではないですが……
自由に書くなら許される部分もありますが、なるべくは一部分のみで使えると良いんでしょう。使い分けが大事(*'ω'*)
3、昔は感情のままに書いていた、だから……
私も昔は感情のままに書いていたことがあったので今では良い思い出です。
殆どが見えもしない相手への対抗意識でしたけど……(´・ω・`)
そればかりしていると独りよがりの作品になる事が多いです。読んでくれる人のことを忘れて書いた作品は若干不親切になりますよね。「なんだこの設定は!? こんなの前になかったぞ!」なんて言われたお終いです(あれ? 今もそんな感じのことがあったような……)
シナリオライターを目指そうと考えたころには『感情』を主に置かず、1つの『香辛料』としてテーマに沿った話にアクセントを添えるようになりました。
今回はここまでです。段々と話に締まりがなくなってきたような気がします。あとSNSに誤字がどうとかいうことが上がっておりました、アノ時のアレも真に良い思い出です(*ノωノ)。