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好きなことを仕事にしようとすると起きること

冷え込む今日もゆっくりやってきます。
テーマは『好き→仕事』です。

1、『好き』と『仕事』は完全な『=』になりにくい。

好きなことを仕事にしたい。そう考えた方も世の中にはいるはずです。私も現在進行形でそうですから。
結論から言いますと私は可能だと思います。ただし生半可な姿勢では絶対に不可能です。

野球少年が努力に努力を重ねて、時間を惜しまず夢に向けてプロ野球選手になるように「好きを仕事にすれば楽だから良いよね」という姿勢では難しいです。
なので好きと仕事を完全な『=』で繋げれるということは断言はしませんが、本人次第では『≠』にはならないということは断言できます。

2、仕事にするという勇気と代償

それを踏まえた上で好きなことを仕事にしたら何が起きるかというと……『自由』に制限をかけられてしまうということ。
シナリオライターだって自分が真に書きたいという内容を書けずにいることが多いはず。趣味では自由が利いたのに、今は企業に従ってある程度の規範の中で書かなければならないと迷った人もいると思います。もし私も企業に入ったら一度はそう思うかもしれません。実際それが嫌で趣味の範囲に留めた人もいるのではないでしょうか。 

ですが『決められたステージで踊る』ということができれば幸せに近づくと思います(過去に数人だけそういう人を見てきました)。私も最初は「自由に書きたい。私の持ち味を100%活かしたいから、縛られたくない」というワガママなことを思っていましたが、3年、6年、8年と経験を重ねるにつれ『自分よがりのステージは世の中にない』ということ理解しました。
観客(ユーザー)は常にテーマを求めています。エロゲで言うと『ロリモノ』などが流行ったり、『姉ブーム』が起きたりしました。昨今では造語ですが『TSF(性転換を扱うフィクション、物語の総称)』というジャンルが参入してきたので、またひと波くるのではないでしょうか。

コホン、話がそれましたね。ごめんなさい(´・ω・`)
つまりは『どれだけそのステージで自分らしく踊れるか』が大事なんです。クリエイターだけに言える話ではなく全員に言える気がしますが、『自由』を奪われてもある程度の『自由』をもって表現することは可能なはずということです。

3、仕事を好きになることも、そして自分は……

もちろん好きを仕事に、ではなく今の仕事を好きになる事だってあります。やっぱり『生き甲斐』が大きいでしょうか?
私のことだからきっとシナリオライターの道を断たれたとしても他の仕事をしつつ細々と執筆を続けていくことでしょう。
8年も信じて続けてきたことを易々とくずかごに捨てるような気はないです。もし捨てる時が来るのであれば脳か腕がなくなるときですかね。才能があろうがなかろうが関係はありません、それまでは『生涯一シナリオライター』として生きていきたいです。

そういえばゲームシナリオライターの中で最高齢と最も長くシナリオライターとして働いてきたって誰なんでしょうか?
知っている人がいたら教えてほしいデス(^▽^)/

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