子どもがケンカ!そんな時、どうする?
Q.お子さんがお友達と喧嘩をしてしまったとき、あなたならどんな言葉をかけてあげますか?
喧嘩といっても内容はさまざま。
また、お子さんの年齢によっても、その対処法は変わってきます。
1歳から3歳(子どもによっては4歳)あたりの子は、大人の言葉を理解していたとしても、そもそも解釈の仕方が違っていたり、言葉の理解と行動は別であったりします。
例えば、お友達のおもちゃであなたの子どもが遊んでいたとします。
お友達がふとそのおもちゃを「返して!」と言ったとします。
その時にあなたの子どもはこう答えます。
”ぼくの!!”
それを聞いたあなたはこう言います。
「これはあなたのではなくて、お友達のだよ?返してあげて」
多くの大人は「この子どもは自分のものではないのに嘘をついている」と解釈しますが、当の本人はそんなつもりはありません。
ここで言う”ぼくの!!”は、
「(今ぼくが遊んでいてまだこれで遊ぶから)ぼくの!!」
もっと言えば、「ぼく(が遊ぶ番)!!」
という意味が隠されています。
同じ言葉でも、大人と子供では使う意味が違うので、大人はイライラ、モヤモヤしてしまうのです。
大人は”ぼくの”と言われれば、”ぼくのもの!!”と思いますもんね。
ですので、この場合こんな声かけをしてみてはいかがでしょうか。
〜おもちゃの取り合い編〜
👧「返して!」
👦「ぼくの!!」
これに対して大人の模範回答
・そっか、あなたが今は使っているのね。そしたら時計の数字が○になったらお友達にお返ししようか?
・楽しそうだね!でも次はママとくすぐりゲームしない?
<家で遊んでいる場合であればこれのアリ・・・>
・じゃあ遊ぶのは一回やめて、おやつにしよっか!
・二人の好きなアニメみる?
子どもは一回だけ、一個だけなどの約束をしても守れないのがほとんど、、
それなので、とにかく気を散らすのが有効です。
しつけも兼ねたいのであれば、これらの言葉の前に
「お友達が貸してくれたおもちゃだね」
と、あくまでも所有者はおともだとであることをやんわりと伝えることが◎。
「これはお友達のなんだから返しなさい!」
などと言ってしまえば、理解したとしても首を横にふるのが子どもです。
どうか声を荒げず、楽しい気持ちのまま別の方面に気を散らせましょう。
そうすれば、子どもはもちろん、あなたも気分良く過ごせますよね。
この方法も効くか効かないかははっきり言ってわかりません。
効いたらラッキー♪
人のこころは十人十色。
そして常に移りゆくもの。
今日は使えても明日にはもう使えないかも・・・
でも、
この子はこういう考えをしているのだ。
ま、それもアリかもね。
これくらい軽い気持ちで子育てしていきましょう。
そのほうが案外うまくいくかもね。
人生に正解はありません。
また、不正解もありません。
すべてにおいて、起きるべくして起こる。
必要必然なのです。
あなたの今、この時間でさえも。
結局この記事使えないじゃん!!とは言わないでくださいね(泣)