無一文のセレブリティ。Instagramは続行中。
お正月、9連休だったので、
行くとこもないし、
1ヶ月だけ、Netflixに入ってみました。
なれない中、辿り着きました。
「令嬢アンナの真実」
おもしろかった！
でもタイトルが足りない。
もっと派手にした方がいい。
だって、派手。
そして実話。
毎話この注意書きが出てきます。
This whole story is completely true, except for all the parts that are totally made up
（完全に作り上げられている部分以外、
このストーリー全体はまったくの真実です）
「令嬢アンナの真実」💫Netflix
社交界と聞けばヨーロッパのイメージでした。
貴族、財閥、富豪、政治家などなど。
NYの社交界は成金？
とはいかなくても、成り上がった、
実業家、起業家、成功者の集まりでした。
誰から名刺をもらったのか、
誰と話せたのか、組める事になったのか、
ビジネス、コネクションの世界です。
でもヨーロッパと同様富裕層の特権階級。
そこに一文無しの令嬢アンナが、
堂々と忍びこむ。
ドイツ出身で、信託銀行に財産はあるが、
厳しい親の意向で、
25才までおろせない、莫大な資産が、
あるとかないとか、
令嬢を名乗るアンナ。
その後、騙された多くのセレブリティは、
面目丸つぶれになるので、誰も訴えない。
そこを週刊誌の記者が、
令嬢、アンナ、が何をやらかしたのか、
どうやってやらかしたのか、
彼女の華麗なるInstagramから紐解く。
誰と、いつ、どこから、発信していたのか。
しかし、裏どりのために
アンナに関わったセレブリティを取材したら、
羽振のいい、そして力強い、令嬢アンナを、
誰もが受け入れていた。
アンナは「財団」を作りたかった。
「アンナ・デルヴェイ財団」
アーティストの保護活動です。
「財団」持ってると名誉になるのかな？
パークアベニューのビルを買う予定！
ビルといっても
お城みたいな由緒正しい年代物！！
ドイツの信託銀行を担保にすれば、
融資が通る、はず。
ウォールストリートの大物たち、
銀行家、出資者、弁護士、アーティスト、
ぜんぶ騙した。
その度胸は、確信に満ちたものです。
でもその確信は、今思えば、
妄想にしかみえない。
でもその妄想をみんな信じた。
ファッションはもちろん、
ワインの選び方、料理の批評、
知的な、令嬢。
IT起業家からみつがせ、高級ホテルを
転々と、世界一周旅行。
ホテルではチップも桁違いに惜しみなく、
１度着た服は友人にあげるか、
捨てる。
慈善家の裕福な老婦人の家に入り浸り、
そのカードで勝手にブランド品を買い漁る。
ついにはプライベートジェットにただ乗り。
でも、融資のお金が入る前に、
使えるだけ、使っちゃった。
次第に周りからの督促が止まらない。
しかし逃げて逃げてLAのリハビリ施設に
入っても、カウンセリングを受けても、
語るのは「アンナ・デルヴェイ財団」。
完全に妄想にしかみえなくなった。
逮捕された拘置所に、記者が通い始める。
アンナはそれでも何よりも、
FAMOUS ʅ（◞‿◟）ʃ
もっと有名になりたい・・・
そうできるのなら、書いて。
取材を受ける条件とする。
記者は資産があるというドイツまで
取材に行きます。
無い。財産など無い。嘘っぱちの肝っ玉。
両親ともども見放してる。
でも、裁判前に、書き上げました。
表紙がこれでトップ記事です。
有名人の仲間入り。
アンナにとっては、
あともう少し。
そしたら私の夢が叶ったはず。
詐欺なんかでは無い。
融資が通れば、成功してた。
しかし、
法廷に立てば、弁護士は、
彼女の夢は、無謀な空想、夢物語、
愚かな未熟者、知識もなく罪の意識もない。
アンナは自分の知性を、本気を、
弁護のために踏みにじられる。
結局、記者も弁護士も、
この事件で大出世。
ふたりも
みんなと同じく、華やかなアンナを
利用したみたいなものに
なってしまった。
本気のアンナの行末が悲しい。
アイミスユー。
しかし、しかし、
懲役2年で出所しました！
自宅軟禁のGPS付きです。
そして、
御本人、アンナ・ソローキン、
インスタ再開してるんです。
自宅でパーティ、今までと変わらない( ◠‿◠ )
無一文の稀代の詐欺師として、
庶民は大喝采😌
財団の夢は捨てたのか、
ファッションアイコンになる？
これでやっと
ホンモノのセレブリティになった。
インスタ必見。
⚠️これがGPS⚠️
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