東京15区衆議院補欠選挙レポート・8
いよいよラストスパートが見えてきたか?の衆議院補欠選挙。
こちらはNHKから国民を守る党、の初期ポスター。
現在は新バージョンに変わっているらしい。
N国党はつばさの党よりポスター貼付ペースは遅いみたいで、選挙ポスターの掲示板『1』だけ空白なままの場所が多かった。せっかく『1』なのにねー。
で、このQRコードを読むと、都知事選時にこういう選挙ポスター掲示板にあなたのポスター貼って宣伝しませんか?的な広告募集サイトにいくらしい、見てないが。
選挙に立候補、ではなくあくまでもポスター貼る権利、みたいだがそれがビジネスチャンスになるだかどうだかは私にはわからんなあ。
N国党は、NHKをぶっ壊〜す!のワンイシューだけではもう回らない、と考えてるのが、今回のメインの売り文句は『自民党政策を推薦します』という、なんかどこ狙ってるだかよくわからん方向に。
確かに自民公認候補が出てないから自民支持層の受け皿になるために、自民党政策を継承する、みたいな作戦はアリかもしれんが、それを自民支持者が信じるとは思えんし、嫌味か?とも思うが、もしかして連立政権入りを目指してるとか??
そーいや、みんなで作る党の党首は出馬しなかったねー。
N国党も供託金没収される可能性が高いこの補選に金払うなら先に自分たちの借金返せよ、と思わんでも無いが。
で、候補者本人は元々出馬する予定は全然なくて、ヒマラヤ行く予定だったそうで、Youtube使ってヒマラヤから街宣?してましたねー。
なんだかんだでそこそこ平和でそこそこ生活していけるのは自民党さんのおかげです、と、胡散臭い輩が立候補してるのも多様性としていいんじゃないか?みたいな感じかなー?
でも今回の最大イロモノ路線はN国党ではなく、つばさの党!
他候補の街宣や選挙事務所に突撃、Youtubeナマ配信する、って事で、おかげで街宣予定みんな公表してくれなくてさー。
で、たまたまそのつばさの党の街宣車が止まってたんで、チラシもらえました!
ヘイヘイ、と他陣営disり音声をスピーカーから流してましたが、声かけたら即チラシもらえましたー、案外紳士的でありました、一市民に対しては。
で、政策を見てみると、一番が年金問題。
高齢者の年金は、本人の積み立てではなく、若い世代からの負担であり、で、その若い世代が年老いて今度は年金貰う立場になった際は、それを負担するさらに次の若い世代は人数より減っているから年金も減らされて自分が支払いしてきた分よりだいぶ少ない、不公平だ!
それを解決するには貯蓄に課税する、その税金を財源にする!って、なんかどの世代からもどの階層からも反感くらいそうな^_^;;
株式で得た利益の税制優遇を改める、とか企業の内部保留金に課税する、なら一般庶民は拍手するだろうが、貯蓄に課税ってなるとほぼ全員に被さってくるわけだしねー。
消費税引き下げも謳ってるんだが、積極財政ではなく貯蓄に課税して投資に回させて経済を活性化させる、って・・岸田の所得倍増がいつの間にか資産倍増になってた、その資産倍増と同じでは??
とか、ちょーっと維新的な危ない経済政策もあるが、宗教法人への税制優遇を止める、政教分離で公明党解体!?みたいな主張もあり。
極端傾向はあるが、まあそういう思考回路になるのもわかるかなー?ってのもある、まあ私は支持はしないが。
で、今回の選挙妨害関連。
他候補の街宣妨害ではなく、それが私の選挙活動なんだ!って感じですが、今までの普通の選挙運動ってわりと互いに暗黙なルールがあり、あからさまな嫌がらせしない、とか先に街宣してる候補がいたら選挙カーの音量下げるとかの紳士協定的な対応している候補が大部分だった。
でも、今回、目立ったら勝ち!みたいな感じでマスコミも大きく取り上げてるわけで、まさに迷惑系YouTuberの狙い通り!って感じでもある。
悪名は無名に勝る、って言葉もあるしねー。
彼らの目的がYoutubeの再生回数を上げるためなんか、それとも既成政党に風穴を開けるためにわざとゲリラ戦してるのかはわからんが、彼らもまた、今後の選挙活動に大きな変化を今回もたらす事にはなったようでございますね。