豊橋市市長選挙・豊橋市議会補選レポート・5
私が観察していた範囲で、駅前リアル活動量が多いのは長坂候補でしたが、SNSで活動量が一番多いのは近藤ひさよし候補かと思います。
特に、『100日後に豊橋を変える男』というタイトルで、ミニ動画を100日間あげ続けて、豊橋市の風景と共にここはこうしていきたい、的な計画を語っています。
豊橋駅って今まで私は東口しか使った事なかったんですが、西口(地元では西駅、と呼ぶらしい)は全然違うんですよー。
東口は、お町!って感じだが、西口はローカル、って感じ。
まあそれぞれに味があるわけだが。
で、近藤候補はこの西口のロータリーの改造とか、駅からデッキを伸ばして東口みたいな場を作る、とかいろいろな構想を1分くらいの短時間の中で現場レポートと共に熱く語る!みたいな感じで、他にも様々あります。
近藤候補は自民系の人で、政治の道を志したのは大村愛知県知事の秘書から、だそうです。
一番尊敬している政治家は大村知事だそうな。
その後、豊橋市議に立候補、初回は惜敗で落選するも次からは当選を重ねて4期め、若くして議長の職を勤めたりして前途明るそうだが、その市議を辞して今回市長に立候補した、らしい。
もちろん本人の意思もあるだろうけど、なんとなく『自民党』として首長選挙に自民からの立候補を出さずにナンボか?的な意識もあるんじゃないかなー?と、邪推してしまったりもするが。
一応、現市長は立民とかの野党系なんだが、現在は公明党が正式にバックについたし、自民党でも県議や国政レベルの人々は現市長応援、つまり与野党相乗り、的な流れで。
で、一部の自民党議員は、それをヨシとせず独自の純粋?な自民党候補応援したいから近藤候補を出したのでは??
って、実はうちんとこ地元な静岡市長選挙も同じような構図だったからさー。
まあ邪推は置いといて、近藤候補は現在3番手の位置らしい。
現市長と長坂候補が激しく競り合い、それを近藤候補が猛追!って感じかな?選挙報道的な書き方だと。
で、この方のマニュフェストはかなり細かく、具体的だという印象。
高齢者向けに交通機関割引、とか歩いて10分から15分以内に必ずバス停なり市電駅なり公共交通機関があり、かつ1時間に4本以上運行されているようにするとか。
子ども向けには、給食費補助ではなくクーポン制にしてそれを給食費として使ってもよし、塾とか習い事への補助金として使ってもよし、何に使うかは各家庭で親子で話し合って決めていく、とかなかなかユニークな政策です。
後は市内の空き店舗をブランドのアウトレット店にする、とか屋台街を作るとか、豊橋ワクワク計画!って感じで。
ただ、具体的なのは良いが、具体的すぎるとそれに刺さる人にはいいが刺さらない人も明らかになるなあ、と思ったりとか。
私はブランド品アウトレットとか言われても全く響かない人だからなー^_^;;
古本屋街ならドンピシャ!だが。
2連ポスターは政治家系ではなく、地元有名人チョイス。
しかし、貼られている枚数自体は少ない。
で、肝心?な新アリーナ計画に対しては、基本続行で市民が不安に感じている点、例えば駐車場問題とかに対して解決案を明示して説明を加えて理解を求めて発展的な方向で、って感じで。
ただ、そもそものこの計画の根本的な不透明さに関しては触れたくないみたいだし、多分自民党市議会議員として住民投票の否決に一票投じた立場なんだろうけどね〜