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凍った海に飛び込む!?ノルウェーのサウナ

黒豆(kuromame)です。

年末に、オランダ出身の友人とサウナに行ってきました。
ノルウェーでサウナと言えば、海に浮かべた小屋で体を温め、そのまま海に飛び込む北欧サウナで有名ですね。
今回は、サウナ未経験の二人組が初挑戦した話です。

オスロで有名なサウナはいくつかあるのですが、今回は中心街から少し離れたPust Kadettangenに行ってきました。
オペラハウスの見えるサウナがとても人気なのですが、日の出ている時間の予約はかなり取りづらいです。(この時期のオスロの日照時間は6時間を切ります。)
友人の帰国日が迫っていたので、こちらのサウナに決めました。

Pust Kadettangen(一般225NOK、学生113NOK)

それぞれ自室から水着を着ていき、お水を飲んでいざサウナへ。
部屋は階段状になっていて、上に行けば行くほど暑くなります。
ここのサウナ室は海側がガラス張りになっていて、海や太陽を見ることができるのが最高でした。
一度一番上の段に座ったのですが、耐えきれずに一番下へ。
ちなみに、サウナ室は男女共用、更衣室は別々になっていました。

すぐに汗がだらだらと流れ始め、これが世にいう「ととのう」なのか…?と思いながら15-20分くらい座っておしゃべり。
足の甲の血管が見たことないくらい浮き出てきて、内心ビビりまくっていました。
ちょうど日本ではヒートショックが話題になっていた時期だったので、「好奇心でここまで来ちゃったけど、生きて帰れるかしら…」と不安もありました。

さて、そんな不安を抱えながら部屋を出て、海の前へ。
気温自体氷点下なので、外に出ただけで普通に冷めます。笑
こんな寒いのに海に飛び込むの?とタイミングを相談していたのですが、隣にいたノルウェー人女性(しかもご高齢)が頭から綺麗に飛び込んだのを見て、さらに怖気づく日本人とオランダ人。
しばらく押し問答した末、せーので飛び込みました。
海はもちろん冷たかったのですが、しょっぱかったことが一番印象に残っています。笑

その後なぜかわたしはもう一度飛び込む羽目になったのですが、サウナ室に戻ろうとしたときに事件が発生。
なんと、更衣室のドアが完全にしまっている!
そして、二人とも10桁のPINコードを覚えていない!!
このままここにいたら命の危険だ!ということで、ガラス越しにサウナ室の人々へパントマイムを披露し、中から開けてもらいました。

サウナで一度温まってから、冷水のシャワーで顔の海水を流して帰路につきました。
楽しかったけど、もうサウナは満足だねーと言いながら歩きだしたところ、友人がおもむろに雪玉を作り、海に向かって投げました。
海面に当たった瞬間砕ける雪玉。
真横の海、凍ってんじゃん!!

海水は-1.8℃から凍るらしい

今日の歌
「僕と君が出会えたことに 何か理由があるとするならば
 運命かは分からなくても 嬉しいことに変わりはないよね」
~蝶々P『心拍数#0822』~

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