見出し画像

【卵子凍結】卵子凍結の決断

24年11月末頃のことです。
友達がやったと聞き、「そうかそういえばこういうものがあったな」と思い出しました。
正確には「未受精卵の凍結」です。

これ、今の私のモヤモヤ解消の後押しになるんじゃないか?
夫との関係に悩んでいる。時間をかけて解決していくものかもしれない。
万が一、全然話し合いもできない感じで別々の道を歩むことになった場合、「早く次に進んでいれば」「新しい人と子どもを作れたかも」とか後悔してしまいそう。
でも卵子凍結をすることで、少しでも自分の気持ちが落ち着く、安心するのであれば、したい、と思いました。

未受精卵の凍結とは

未授精卵を採取して受精させずに凍結保存するもの。
「未受精卵の凍結」って、一般的には↓のような方がされるんですよね。
1.妊娠を後回しにしたい
仕事や学業のキャリアを優先したい。結婚やパートナー探しを急いでいないが、将来妊娠する可能性を確保したい。

2.健康上の理由
がん治療(化学療法や放射線療法)などで卵巣機能が低下する可能性がある場合に備える。その他の疾患で妊娠が難しくなる可能性がある場合。
3.年齢を考慮した選択
年齢とともに卵子の質が低下するため、より若い年齢で卵子を保存しておきたい。

一方、既婚の方は「受精卵の凍結」を行う方が多いと思います。

受精卵の凍結

採取した卵子をパートナーの精子と体外受精させて受精卵(胚)を作り、それを凍結保存するもの。
1.不妊治療の一環
体外受精や顕微授精の過程で採取した受精卵を保存し、将来の妊娠に備える。
2.医療上の理由
妊娠を一時的に先延ばしにする必要がある場合(たとえば治療や健康問題)。妊娠が成功しやすい若い年齢の胚を保存しておきたい。

「将来の妊娠に備えて」という観点では、未婚の方→未受精卵の凍結、既婚の方→受精卵の凍結を選択される方が多いと思っております。
受精卵で凍結をした方が妊娠率は上がる、というデータもあるようですし、パートナーが決まっている方は確かに受精卵の凍結を選ばれるのが大半かなと思います。
ただ私は、今後の夫との関係性に不安を感じているので、「未受精卵の凍結」で考え始めたわけです。

費用

高いです。
卵子凍結の費用は大きく2つに分かれます。
①事前検査(卵子凍結をするにあたってのスクリーニング)、投薬、採卵の費用・・・約50万円
②凍結した卵子の保管料(5年の場合)・・・45万円
合計約100万円Σ(・□・;)
採卵して終わり、じゃないんです。卵子の保管料が毎年発生します。
えー高い。
ちなみに、採卵する卵子の数によって増減するし、クリニックによっても違うみたいですが、「1人を妊娠するために必要な卵子の数(※)」が十分な場合はおおよそこれくらいはかかるようです。
(※)15個程度

高いですけど、今まで馬車馬のように働いてきたんだぞ自分!!????
何のために働いてきたの!!!???
こういう時のためじゃないの!!!???
これで少し安心して、夫ともちゃんと時間をかけて向き合えるんじゃないの!!!???
そう考えたら、価値のある100万円なのでは!!???
って自分に言い聞かせました。

ありがたいことに、東京都に住んでいる人は都から助成金が20万円支給されるみたいです。なので実質80万円ですが。

99%、「未受精卵の凍結」をやることを決意しました。
残りの1%は、リスクについてきちんと納得、理解をし切れていないかもしれないので、そこをつぶすようにします。

やることは沢山あります。
リスクの理解、クリニック選び、採卵のタイミング(生理のタイミングに合わせて投薬し採卵まで2,3週間掛かる)、助成金の事前申請など。

いいなと思ったら応援しよう!