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2,000万赤字を出して学んだ、稼ぎ続けるために必要なこと

最近、一緒に朝活をしている酒井さんの「金を儲けるなら“擦りまくった”方が効率がいい」という話題を見かけました。

僕もまったく同感で、“うまくいった型”を徹底して繰り返すほうが、結果的に大きく稼げると思います。

とはいえ、僕自身は一時期“擦る”どころか、2,000万円を溶かし、さらに自分の会社に合計4,000万円近い利益が入ったのに、ほぼ全部を赤字で飛ばしてしまいました。

当時は10人以上の仲間も離れていき、どうしようもない状態。

でも今は、毎月1,500万円の営業利益が残り、しかも150名以上の業務委託メンバーに報酬を支払える形をつくることができました。

なぜこんなことが起きたのか。

結論から言うと、それは「プロダクト思考」を身につけたおかげだと感じています。



1. 「偶然100万円稼いで消える人」と「稼ぎ続ける人」

ネットを見ていると、奇跡的に100万円くらい稼げたけど、そのまま消えてしまう人をよく見かけます。

一方で、ずっと稼ぎ続ける人も存在する。

両者の差は何なのか?

僕は「再現性のある仕組みを持っているかどうか」だと思います。

そこで重要なのが「プロダクト思考」。要するに“良い商品を作り、売りまくる”こと。

これは孫正義さんも

市場にない良いものを作って、営業力で売りまくる

と言っています。

シンプルですが、この“当たり前”を徹底できる人が、生き残っていくんですよね。

2. 2,000万円を溶かして学んだこと

僕自身は、かつてアフィリエイトで2,000万円ほどあっさり稼いだことがあります。

「当時はリンクを貼れば誰でも稼げるバブル状態だった」

と言っても過言ではありません。

そこまではよかったのですが、その先「東京デートアプリ」を作るために、開発や広告費として2,000万円が必要だった。

じゃあ別の形で稼ごう

と、マネタイズのノウハウをまとめたニッチなコンテンツを売って1,000万円。

さらにコンサルや支援メニュー(後に“KUROMAKU”に発展)で500万円の安定収入も得られるようになり、資金の目処は立ちました

「やった、これでアプリ開発ができる!」

と思ったのも束の間、その後が問題でした。

3. バブル時代の甘い成功体験

  • アフィリエイトで2,000万円を瞬間的に稼いだ

  • コンテンツ販売で1,000万円を作った

  • コンサルで月500万の安定収入も得た

そうなると、どうしても調子に乗るんですよね。僕自身もそうでした。

お金もあるし、仲間も増えてきたし、「なんでもやれる!」と思って、いろいろ手を出しました。

4. 全部失敗して見えた“普通”になる怖さ

具体的には、

  • 東京デートアプリ(DL1.3万超えたのに1円にもならず)

  • Instagram運用代行(インフルエンサー支援と勝手が違い挫折)

  • インフルエンサーの何でも屋(やれる範囲を広げすぎてオペレーション崩壊)

  • 店舗のホームページ制作(クリエイティブ&技術力が追いつかず失敗)

という具合にめちゃくちゃ足掻いて、全部失敗。

結局ちゃんと稼げていたのは

  • アフィリエイト

  • コンテンツ販売

  • コンサル

だけ。

「このままだと“よくある稼ぎ方”で終わってしまう…」

という恐怖に襲われました。

5. コンサルを“商品”として捉える衝撃

そんなとき、とある方のコンサルを見て衝撃を受けたんです。

その人は1人でやっているコンサルを“プロダクト”と呼んでいた

普通、コンサルは“個人対個人”のイメージ。だから拡大しにくい。

でも、その方は「成果までの流れ」を完璧にパッケージ化していて、個別質問がほぼなくても結果が出る仕組みを作っていました。

さらにLINEや集客導線もシステム化・マニュアル化されていて、規模を拡大できる形になっていた。

僕はここで、「あ、コンサルも“商品”化すれば拡大できるんだ」と気づかされました。


6. 良いものを作って、売りまくる

そして決定打になったのが、ソフトバンクの投資家向け説明会で孫正義さんが言っていた言葉です。

市場に無い良いものを作って、営業力で売りまくる
私がやってきたことはこれに尽きる

「結局これか。」と電流が走る思いでした。

シンプルだけどとにかく本質。
競合に打ち勝つ“良いもの”を作り、売りまくる。

これを繰り返すことが、継続的に稼げる唯一無二の方法なんだと確信しました。

7. KUROMAKUで実践した“プロダクト思考”

僕はもともとInstagramマネタイズ支援サービス「KUROMAKU」をやっていましたが、そこでも“プロダクト思考”を試してみることに。

  • 投稿作成代行を月額5万円でサブスク化(既存は30万円が相場で高すぎると思った)

  • マネタイズ顧問LINE構築代行なども、それぞれ“お客様の結果が出るプロセス”をパッケージ化

するとどうなったか。

  • 投稿作成代行は累計100名以上が契約

  • マネタイズ顧問は顧問生250名以上、退会率4%以下

  • LINE構築代行やMEO運用代行も安定成長

「やることが明確化される=マニュアル化できる=人を雇って拡大できる」

まさに、プロダクト思考の威力を感じました。

8. 結果、売上3,500万・営業利益1,500〜2,000万へ

現在、僕の事業は月3,500万円程度の売上と営業利益1,500万〜2,000万円を安定して出しています。

僕自身が膨大な作業を抱え込むわけでもない。

僕にとっての良いプロダクトとは、

•お客様のためになること
•社会性があること
•利益率が高いこと
•機会と雇用を生み出すこと

この条件を満たしていることである。

この4つを満たしてないと拡大は出来ないし、したくない。

応援はされないし、組織のメンバーも誇りを持って働けない。

150名以上の業務委託メンバーや複数社の役員と一緒に、「パッケージ化したプロダクト」を売りまくっているからこそ、仕組み化や外注化が可能なんです。

9. インフルエンサー支援の新たな形

インフルエンサーの世界も同じく、どんどん競合が増えていって「ただの量産型インフルエンサー」では稼ぎにくい時代です。

KUROMAKUでは、

  • 広告やYouTube、Instagramライブ、ラジオなどの複数媒体を駆使

  • 企業との提携

  • “勝ちパターン”を発見して、パッケージ化

などの支援を行っています。

そして場合によっては、僕の事業で採用や案件依頼をすることで収益をサポートしている。

今では260名以上の顧問生のうち、実に70名がKUROMAKU案件に参画してくれています。

10. 結局たどり着くのは「幸せの定義」

面白いもので、いくら大金を稼いでも満たされない人がいる一方で、月20万円でも最高に幸せそうな人がいます。

結局のところ、インフルエンサーも最後に行き着くのは「自分の幸せの定義」なんですよね。

僕はKUROMAKUの初回面談で「なぜ稼ぎたいのか?」を必ず聞きます。

そこが明確になっていないと、目先の小銭を追いがちで、結局回り道になってしまうことが多い。

自分のゴールが分かっていれば、他人を羨むこともなく、自分なりの勝ちパターンを繰り返すだけでいいんです。

11. まとめ あなたの勝ちパターンを擦りまくろう

僕が痛感したのは、「良い商品を作って、売りまくる」というシンプルな言葉の破壊力です。

  • 自分が一度成功した型を徹底的に“擦りまくる”

  • さらに洗練させ、パッケージ化し、外注化で拡大する

これだけで、稼ぎ続ける構造が作れます。

もし道に迷ったら、まずは「これを擦りまくれば絶対勝てる」というプロダクトを探すことから始めてみてください。

そして、見つかったら本気で量産・拡販してみる。

僕自身が2,000万円を溶かして学んだのは、まさにそれだけです。

「月に100万円を奇跡的に稼いで消えていく人」ではなく、「ずっと利益を生み出し続けられる人」になって、一緒に長く生き残っていきましょう。

さいごに

もし、道に迷ったインフルエンサーがいたら去年開催した、

『インフルエンサーのセカンドキャリア構築セミナー』

を見て欲しい。

インフルエンサーには6パターンのタイプがある。

①インフルエンサータイプ×プロダクトアウト型
②インフルエンサータイプ×マーケットイン型
③クライアントワーク×組織に入る型
④クライアントワーク×組織を作る型
⑤ハイブリット型
⑥レバレッジ型

その全てにおいて勝ち方が異なるのである。

自分の幸せを定義し『あなたの勝ちパターン』を見つけて繰り返そう。

セミナーの案内は、こちらから。

擦り続けよう。プロダクトが作れる人は

『良い商品を作り、売りまくろう』

それが幸せに稼ぎ続けるための第一歩である。

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