ハーブバス実験① 魔女暮らし日記 8.23.2021
満月翌日。
今日は、庭で育てているワームウッド、ルー、キャットニップ、レモンバームの収穫。
ワームウッドは久しぶりの収穫になる。
以前の場所(ジャングル地帯)から脱出して、わたしが管理しやすい場所に移した。
それでも、彼らにとって月1度の収穫では足りないみたい。
伸び放題になってしまうので、どうしようかと考え中。
伸び放題になると花が摘めるので、それはいいのだが、見た目がのっぽでかっこ悪いのだ。
また株分けして、成長させるものと、適宜切り込むものに分けてみるとか。
ルーは2鉢のうちのひとつがあおむし君にぜんぶ食べられてしまい。
残った1鉢から収穫。
あおむし君じゃない、毛虫くんが何匹かついていたので、やっぱりミカン科の植物は美味しいのかもしれない。
キャットニップは、虫もつかないし、元気に成長するし、わたしのなかでは手間がかからないいい子。
だが昨日あたりに水切れを起こしていて、あわてて水をやったら元に戻った。
レモンバームは2鉢あるうちのひとつが、ハマキムシによって全滅しており。(なぜ気付かないのだわたし!)
やっぱり今年はあおむし君が猛威を振るっているとしか。
一部葉焼けもしていたので、大丈夫なところだけ乾燥させ、ハジキは祭壇にお供えした。
レモンバーム水を作って。とてもいい香り。
ところで満月の収穫で、今回もたくさん採れたローズゼラニウムとセージ。
でも在庫がたくさんあるので、ハーブバスの実験をしようと思いつく。
ローズゼラニウムは採れたての綺麗な葉。
セージは葉に傷があったりして製品化できないハジキのもの。
いつもはドライをお茶パック(だしパックのほうが大きいのでおすすめ)に入れてお風呂に浮かべる、というのをやっていた。
それでもじゅうぶんいいのだけど、もっと良くならないかな〜と。
お湯が出るところにハーブパックを下げたりもしたけど、変わらない。
そこで、浸剤を濃いめに作って入れてみようと。
魔女鍋にボウルいっぱいのフレッシュハーブとお湯を入れて、ぐつぐつ煮出すこと5分。
最初は青々としているハーブたちも
しんなり。香りもものすごくたっている。
ローズゼラニウムの香りがトップで、ミドルがセージという感じかな。
部屋中がこの香りで満たされていく。
キツイ感じはしないかな。
これを浴槽にそそぐ。
ハーブを取り除いて(しかもご丁寧に濾して)投入。だしみたいになってる。
そして入浴。
ん-?あまり香りがしないな。
お湯に鼻を近づければ香りはするが、浴室じゅうがハーブの香り、というわけではない。
でも風呂上り、お肌は引き締まった感じがする。
収れん作用かしら?
お肌に効果を感じても、やっぱり香りがなくっちゃ楽しめない。
できればうちで販売しているハーブ1パックで実現できる楽しみ方を追求したいところ。
10gでやるなら、もっと長い時間煮だすしかない。
また、やっぱりだしパックに入れて煮出して、パックごと浴槽に投入したほうがいいかも。
そして、香りの成分をちゃんと考えるなら蓋をして煮出さないといけないかもしれない。
お湯の量を少し減らして、次回は蓋してみよう。
蒸留するわけじゃないので、ふつうに蓋すれば香りも絶対に良くなるな!
この実験は続く…
しかし眠りの小五郎ケーキも何個も作っていて失敗続きなので、自信ないのだが…
今日も善い一日を。