ハーブティンクチャーで化粧水や軟膏を作る 魔女暮らし日記 8.12.2021
一ヶ月前に仕込んでいた、エキナセアとカモミールのティンクチャーと、満月仕込みのローズマリーティンクチャー。
そろそろいい頃合いなので濾してみた。
左がカモミール。
こちらはカモミールの香りがいっそう強くなった。
ウォッカの香りよりもカモミールの甘い香りの方が際立つ。気にいった。
右はエキナセア。
これたぶん強い。パッチテストでも熱いエネルギーを感じるくらい。
飲んでも強そうだ。香りは…ウォッカ(笑)
コーヒーフィルターで濾して、煮沸消毒した瓶に詰める。
本当は遮光瓶がいいのだけど、暗いところにしまえば問題ないだろう。
しかもこのみっつはよく使うことになりそうだから、多めに作った。
どれも酒の瓶というのがイカしてる。
左の、製菓用ブランデーの瓶は、形が好きすぎてつい買ってしまう。
XOなど安いブランデーでもいいのに。
かわいいは正義!
右はウィスキーの響。
大きいと煮沸したときにトングで掴みづらいのだが、これもカッコいいは正義ということで、使ってしまう。
今日はこれをためしに加工してみたい。
ニキビのためにエキナセアの化粧水。
旦那用のローズマリーのヘアトニック。
ローズマリーの消毒スプレー。
ど定番のローズマリー軟膏。
わたしがいつも作る配合
化粧水は、ティンクチャーを20倍に薄める
消毒スプレーは、ティンクチャーを10倍に薄める
軟膏は、ティンクチャー:白色ワセリンが1:1または1:2の割合。
アルコール度数によって濃さを考えたりもする。
ほんとうは、肌につけるもの(外用)のティンクチャーは無水エタノールで作ったほうがいいが、家族用だし、飲みたい(内用)ので、スピリタスやウォッカで作っている。
思春期ニキビにいいものをずっと探しているのだが、なかなかない。
オードムーゲを使っていたけど、市販品にはグリセリンが入っているのがよくないんじゃないか?と思えて、エキナセア化粧水を作ってみた。
パッチテストして使えるようだったら、いちど試してみようと思って。
ローズマリーティンクチャーは、たくさんあるのでとりあえず王道を作ってみた。
わたしが作ったのはローズマリー単体のティンクチャーなのだが、これをハンガリアンウォーター(ハンガリー王妃エリザベート1世の若返りの水)と勘違いしている人も多い。
※ハンガリアンウォーターはラベンダーやミント等もブレンドしたティンクチャー。
しかも魔術で○○ウォーターというと、ハーブを水にひたして満月の光に当てたりするものなので、ティンクチャーがウォーターという名称だと超混乱する。
↓魔術でいうところの、ローズマリーウォーターを紹介した動画。
「それはローズマリーウォーターじゃない」と言われたことがある。
説明するの面倒なのでスルーしたけども。
話を戻して、ローズマリーティンクチャーは、殺菌抗菌もできるし、肌に塗ってもいい。頭の吹き出物にもいい。
お風呂に入れても、飲んでもいいと、万能なのだ。
旦那はヘアトニックとして使うが、わたしも化粧水として使えそう。
ローズマリー軟膏も、肌荒れや吹き出物、リップにもハンドクリームにもいいし。
こめかみに塗れば頭脳明晰・記憶力UPにもよさそう。
日々の生活の中で、内服として少しずつ飲みたい。
料理の中にもちょくちょく入れている。
他にも、魔術用で使うことができる。その紹介はまた後日。
今日はカモミールティンクチャーを飲んでゆっくり眠れそう。
善い夜を。
マジカルスプレー(ルームスプレー)はほんの少しだけ販売している。
こちらは雰囲気が好きな漫画。