#5 開業準備に必要なものをリストアップしてみよう
こんにちは、kurokoです。#個人事業主になるには の第五弾として「開業準備に必要なもの」についてnoteを書きたいと思います。
いよいよ手続き関連進めていくか〜!となったとき、何から始めればよいか案外悩むし、網羅できているかどうかも不安だったりしませんか?リストアップに結構時間がかかった記憶があるので、私が開業準備時に洗い出した必要なものを紹介しようと思います。
項目は大きく4つ。手続き関連、事業運営関連、資金関連、その他としています。事業内容により要否はことなるのでリストアップしたものを参考に、増減してご自身用のリスト作成に役立ててみてください!
1. 役所への手続き関連で必要なもの
開業届
開業後1ヶ月以内に税務署へ提出するもの
特に、青色申告を希望する場合は必須
準備するもの:マイナンバーカード、印鑑、屋号(つけたい場合)
青色申告承認申請書
節税効果の高い青色申告を行うために必須
準備するもの:青色申告承認申請書(参照:国税庁HP)
国民健康保険・年金の手続き
会社員から個人事業主になる場合、切り替えが必要
国民健康保険は住まいの市区町村役場で、年金は日本年金機構で手続きする
準備するもの:手続き方法やご自身の状況により異なるため詳細は自治体、団体のホームページを参照してください
その他の届出や許認可
事業内容によっては、保健所や消防署への届出が必要
例: 飲食業、美容業
2. 事業運営関連で必要なもの
ホームページ
顧客に信頼感を与え、顧客がアクセスしやすい情報源になりうるが必須ではない
作る場合は自己紹介/事業内容/問い合わせフォーム/プラポリなどを用意するとよい
名刺
営業活動の必須アイテム。特に商談が発生するような事業をする場合は用意することを推奨。
屋号(あれば)/名前/連絡先を明記
会計ソフト
クラウド型の会計ソフトを利用すると、確定申告が楽になるため推奨
弥生会計、freee、マネーフォワードあたりが三大サービスなのでここから選択するのがおすすめ
SNSアカウント
ビジネスの認知度を高めるツールとして活用可能
運用にも時間がかかるため、事業開始時はいらないかも
資金関連で必要なもの
初期費用の計画
事業を始めるにあたり必要な資金を準備するため必須
項目例: 設備費/通信費/広告費/事務用品費など
運転資金の計画
最低3〜6ヶ月分の生活費と事業運営費を確保することを推奨!
事業用の銀行口座
経費管理が簡単になるため個人の口座と分けるのを強く推奨!
クレジットカード
口座と同じく経費管理が簡単になるため個人用と分けることを推奨!
その他必要なものリスト
パソコンと周辺機器
業種に応じたスペックのものを選択(グラフィックや動画編集をする場合はCPUの処理速度が高いものがよい)
デスク・チェア
在宅ワーク中心になる人は自己投資として長時間使用しても疲れにくいものを選ぶのがおすすめ
文房具や事務用品
ファイル、プリンター、シュレッダーなど使う可能性があるものを用意
インターネット環境
安定した通信速度のプロバイダーを選ぶことを推奨。特にオンラインミーティングでの商談が増えているので、耐えうるか確認必須。
まとめ
開業にかかわらず事前準備って少し手間がかかりますよね。でも必要なことの全体像が見えると自ずとゴールもわかって進みやすくなると思います。このリストを参考に、ご自身用の必要なものリストを作って、計画的に準備を進めてみてくださいね。
次回予告
次回は「事業用口座とクレジットカードの作成」というテーマで、具体的な口座開設のポイントやおすすめのクレジットカードについて書いてみようかなと思っています。それではまた〜。