#2 個人事業主のメリット・デメリットを理解してから決めよう!
こんにちは、kurokoです。#個人事業主になるには の第二弾として「個人事業主のメリット・デメリットを理解してから決めよう!」というnoteを書きたいと思います。
第一弾記事で「個人事業主になる!!と決めたらやること」という記事を書いたので、再度覚悟を問うような内容になってしまって恐縮ですが…個人事業主になりたいと思うとき、多くの方が「自由な働き方が選べそう」「自分のペースで仕事ができそう」といったメリットに目が向いているのではないかと思います。もちろんそれらは大きなメリットなのですが、メリットがあれば当然デメリットも発生します。(例:自分自身を律して働く必要があるなど)
また、収入面や税金あるいは社会保障なども、会社員と個人事業主では異なるため、ある人にとってはその違いがデメリットだと感じる場合もあります。実際に私自身も独立を決める前は、デメリットに目を向けてみたら希望よりも不安のほうが大きいと感じたことを覚えています。
ただ、ここまで書いておいてなんですが、デメリットがあることを不安に思いすぎる必要はないと私は考えています。というのも、メリットとデメリットは表裏一体なので、事象を正しく理解して準備ができていれば、恐れるに足りないはずだと考えているからです。
前置きが長くなりましたが、今回は個人事業主としての働き方や収入面、税金や保険などについて私が考えるメリット・デメリットを整理してみようと思います。あくまで私基準でのメリデメなので、それぞれの項目についてご自身はどう感じるかよく考えながら検討材料の1つにしていただければと思います。
1.働き方
個人事業主になると、自分の裁量で働く時間や場所を選べます。ライフスタイルに合わせて柔軟に働ける点が最大の魅力ですが、その反面、自分で管理しなければならないことが多く、時には働きすぎてしまうこともあります。
◉kurokoが考えるメリット
自由な働き方が可能:場所や時間を自分で決められる。
ライフスタイルに合わせられる:家事や育児、趣味との両立がしやすい。
◉kurokoが考えるデメリット
自己管理が必要:仕事の進捗やスケジュールを全て自分で管理する必要がある。
休日が取りにくい:特に開業初期は休みを確保しにくい場合も。
従業員として働いているときに“頑張り屋さん”だった人は要注意な項目。上限があることで働きすぎから守られているという側面もあるので、どうコントロールするのかを事前に考えておけると安心です。
2.収入面
収入が増える可能性がある一方で、安定性には欠けることが特徴です。実力次第で大きな収入を得られる反面、稼ぎが不安定になるリスクもあります。
◉kurokoが考えるメリット
収入の上限がない:頑張り次第で収入が増える。
好きな仕事で稼げる:やりがいを感じながら収入を得られる。
◉kurokoが考えるデメリット
収入が不安定:クライアントや市場の状況に依存する。
収益がマイナスになるリスク:経費が収入を上回る場合も。
開業初年から売上がバンバン上がるということは稀だと思います。一定凹むことをあらかじめ想定した上で事業計画をたてていれば不安軽減になると思います。
3.税金面
個人事業主は税制面で自由度がありますが、確定申告の負担が大きくなります。節税の工夫ができる一方で、税務知識を身につける必要があります。
◉kurokoが考えるメリット
節税の自由度が高い:経費を計上することで一定の所得調整ができる。
青色申告特別控除が利用可能:条件を満たせば最大65万円控除可能。
◉kurokoが考えるデメリット
確定申告が必要:毎年自分で申告書を作成する手間がかかる。
税務知識が必要:ミスがあればペナルティを受ける可能性がある。
確定申告は慣れればたいしたことないと思いますが、最初は煩雑に感じるかもしれません。また税務知識も全くなくて不安だという場合は、税理士さんなど専門家に頼ることも可能です。
4.保険面
個人事業主は社会保険が適用されず、国民健康保険や国民年金に加入する必要があります。その分、保険料の負担が重く感じることもあります。
◉kurokoが考えるメリット
保険加入の自由度:任意で民間保険に加入し、自分に合った保障を選べる。
保険料を経費として計上可能:一部の保険料は節税対象。
◉kurokoが考えるデメリット
保険料の自己負担が大きい:会社員時代に比べ、全額負担となる。
老後の不安:国民年金だけでは十分でない場合も。
保険料の自己負担がドカッと乗っかるので最初は負担が大きくて戸惑うことも。出費が膨らむことを想定して先取り確保しておけると安心ですね。
5.その他
個人事業主になると、自分の責任で事業を運営することのプレッシャーがありますが、その分事業が成功したときの達成感ややりがいも大きいはず。
◉kurokoが考えるメリット
達成感が大きい:事業の成果が直接自分に返ってくる。
人脈が広がる:異業種の人と交流する機会が増える。
◉kurokoが考えるデメリット
全て自己責任:経営やトラブル対応まで自分で対応する必要がある。
孤独を感じることも:特に一人で事業をしている場合は、相談相手が少ない。
まとめ
今回はkurokoが考える個人事業主のメリット・デメリットを整理してみました。冒頭にもお伝えしたとおり、メリットとデメリットは表裏一体であり、捉え方次第で変化するものです。大切なのは発生しうる事象を正しく理解したうえで、自分にとってそれがメリットなのかデメリットなのかを判断することです。あまりにもデメリットに感じることが多すぎる場合は、個人事業主なりを見直す、あるいは何があれば(どうなれば)デメリットがメリットに変わるのか考えてみるのもありだと思います。
次回は、「事業内容を決めるポイント」について書きたいな、と思っています!(書くことを自分に課すため宣言しておきますw)