#3 提供価値は何か?事業内容を決めよう!
こんにちは、kurokoです。#個人事業主になるには の第三弾として「提供価値は何か?事業内容を決めよう!」というnoteを書きたいと思います。
個人事業主になろう!と決めたら次は何をするのかを決めねばなりません。仕事の選択肢の自由度が高いことは個人事業主のメリットではあるものの、無数にある中から選ぶのは意外と大変だったりします。かくいう私も、これまでのキャリアで得たスキルや経験をどのように活かせばよいか、どんな価値を提供すれば事業として成り立ちそうか、随分迷いながら選択していきました。
そこで今回は、私自身が事業内容を決めるために踏んだ検討ステップを書いてみようと思います。基本的なステップと具体的なやり方を書いてみるので、迷っている方は読みながらご自身の得意分野や市場ニーズを探り、具体的な事業の形を描いてみてくださいね!
1. 業種を選ぶ〜得意分野と市場ニーズの確認をする
まず最初に、自分の得意なことや経験、スキルなどを棚卸しし、それらがどのような形で事業に結びつきそうか考えてみます。事業に結びつきそうなスキルが見つかったら、ターゲットとする市場でどんなニーズがあるのかを調査もしてみてください。
Step1: 自分の強みを分析
これまでのキャリアや経験の中で、自分が得意とするスキルや知識を書き出す。
\hint/
他人からよく褒められる点や頼られる分野も武器になる可能性があり!
▶スキルや経験の書き出し例
・ライターの経験
・Webサイト運営経験
・サーチコンソール利用経験
Step2: 市場ニーズを調査
業界トレンドや競合分析を行い、ターゲット層が何を求めているかを確認する。
\hint/
SNSや口コミサイト、業界レポートを活用すると効果的!
例1
・得意分野:SNS運用の経験と分析スキル
・市場ニーズ: インスタグラムを活用したプロモーションを希望する中小企業が多い
・事業アイデア:「中小企業向けSNSマーケティングサポート」
例2
・得意分野: イラスト作成やデザインスキル
・市場ニーズ: SNSアイコンやYouTubeチャンネル用のカスタムイラスト需要が増加中
・事業アイデア: 「個人向けオリジナルイラスト作成サービス」
例3
・得意分野:英語を使ったビジネス経験や翻訳スキル
・市場ニーズ:海外展開を目指す中小企業が英語での資料作成やコミュニケーションに課題を感じている
・事業アイデア:「中小企業向け英語サポートサービス(資料翻訳や英文メール代行など)」
事業アイデアを思いついたとき、市場にライバルが多いケースもあります。そんなときは、スキルや経験を組み合わせてみるのも手です。
例:Webサイト運営経験+ライター経験=SEOに強いライティングができる
2.必要な資格や登録を確認する
やりたい事業の内容によっては、資格や許認可が必要な場合もあります。事前にチェックしておかないと、開業後にトラブルになることもあるので、方向性が決まったらまずは要否確認をしましょう!以下には私がパッと思いついたものを参考に記載しました。あくまで参考ですので、必ずご自身で要否確認してみてくださいね!
例1: 飲食業
・必要なもの: 食品衛生責任者の資格、保健所の許可
・補足: 自宅でのカフェ営業を考えている場合、キッチンの設備も基準を満たす必要があります。
例2: 美容業
・必要なもの: 美容師免許、保健所の許可
・補足: 自宅やシェアサロンでの営業を計画している場合も、設備や衛生面の基準に従う必要があります。
例3: コンサルティング・アドバイザリー業
・必要なもの: 特に許可は不要な場合が多いですが、業界によっては登録が必要なことも。
・補足: 信頼性を高めるために、関連資格(例: 中小企業診断士)を取得するのも一案です。
まとめ
今回は「提供価値は何か?事業内容を決めよう!」というnoteを書きました。個人事業主として何をするのか、どんなスキルや経験が市場ニーズにマッチするのか。自分の大切な時間とお金をかける価値のある事業とはなにか…。このステップはかなり重要だなぁと個人的には思っています。
もちろん、市場ニーズそっちのけで好きなことを突き詰める!という選択もありだと思います。(実はそうゆう決断も嫌いじゃなかったりします)
ただし、選択も決断もそれによる結果もすべて自己責任であることはお忘れなきよう!!
次回予告
次回は「屋号を決めるポイント」をテーマに、信頼感のある屋号の考え方や注意点を書いてみようと思ってます!それではまた〜!