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#1 個人事業主になる!!と決めたらまずやるべきこと

こんにちは、kurokoです。書くと宣言しながら早2ヶ月(笑)
このままだとあっという間に年末が来て、2本目の記事が2025年のご挨拶になってしまいそう…ということで!そうなる前にnoteを書きます。
さて、今日書くのは「個人事業主になる!!と決めたらまずやるべきこと」の始まり編です。個人事業主になりたい、とぼんやり思っている人に読んでもらいたい、本当の一歩目のお話です。すでになると決めていて、何をするか、どうしたいかが決まっているという方向けではないので、その場合はぜひ他の有益な記事を読む時間にあててくださいね!

前置きが長くなりましたが、以下にて私の経験を踏まえて、個人事業主になると決めた方がまず取り組むべき3つのこと「目的の明確化」「目標設定」「ビジネスプランの作成」について解説していきます。独立というと不安もよぎるものですが、最初のプロセスをきちんと経ることで実現できそうかどうか、その道筋が見えるはずです。


1. まずは目的の明確化! “なぜ、個人事業主になるのか”

個人事業主としてやっていく=成功するには、「なぜ個人事業主になるのか」が明確になっていることがとても重要です。手段が目的化しているというフレーズを聞いたことはありますか?個人事業主はあくまで手段です。本当に実現したことはなにか、それを突き詰めて考えてみたら実は個人事業主という選択ではなく、今の会社で働き方を変えればいいだけだったとか、転職するのがよかったなんてこともあり得ます。
独立する理由は人それぞれですが、ここを曖昧にしておくと迷いや不安が生じやすくなるので、まずはご自分でなぜ?どうして?他に選択肢は?と自問自答を繰り返すことをおすすめします。
(※ちなみに、目的の明確化をするとき、最低でも5回なぜなぜを繰り返しなさいと上司から言われていました。表面的に見えている問題に飛びつかず、本質を探り、新の課題を見つけよ、と。本気でやると結構しんどいです…でも試す価値はあります)

\考えるときに使える質問例/

  • 自由な働き方を手に入れたいのか?→それはなぜか?

  • 好きな仕事で生活したいのか?→それはなぜか?

  • 収入を増やしたいのか?→それはなぜか?

  • 家庭との両立を目指しているのか?→それはなぜか?

参考:kurokoの場合
「自分のペースで働きながら、ITツールや培ったIT知識をフル活用して家事・育児と仕事を両立したい」という目的が独立の原動力でした。この目的があるおかげで、事業の方向性がぶれることなく進められています。そのための手段として現時点では“個人事業主”を選択しています。


2. 目標設定し、ゴールを明確にしよう!

目的が決まったら次は目標設定です。なるべく具体的且つ計測可能な目標を設定しましょう。目標は事業=自分の活動の指針となるものです。モチベーションを維持するためにも不可欠です。

\目標設定のポイント/

  • 短期目標と長期目標を区別する

    • 短期目標:初年度に月収10万円を達成する

    • 長期目標:3年以内に月収30万円を安定させる

  • 数値化する
    「売上を増やす」ではなく、「顧客を月に3人増やす」など具体的な目標数値を設定する

  • 実現可能性を考慮する
    過剰に高い目標は挫折を招くため、現実的かつ挑戦的なバランスを意識する


3. ビジネスプランを作成しよう!

目的、目標が決まったら、それを達成するためにどういう戦略で実現するのか方法を考えねばなりません。それがビジネスプランです。ビジネスプランは、いわば事業内容を具体的に形にするための設計図のようなものです。ざっくりとした作り方を紹介しておきます。

(1) サービスや商品の定義:提供するサービスや商品を明確にする

まだ何を提供するか決まっていない人は、まず自分の強みを洗い出してみることが近道かもしれません。どんなサービスあるいは商品なら自分が提供できるのかを考えてみてください。決まっている人は、提供するサービスや商品の市場のニーズ調査をしてみましょう。ターゲットとなる顧客層の課題を理解することで、ニーズに合ったサービスや商品提供に繋がります。一般的にニーズ調査というとモニターアンケートやインタビューなどを用いることが多いですが、競合サービスのWebサイトやSNSなどを研究する、悩み事につながりそうなワードで検索ボリュームを調べてみるなどでも方向性を見極めるには十分だと思います。

(2) 対象顧客の設定:ターゲット顧客を明確にする

  • 顧客になりそうな人の年齢や性別、職業、ライフスタイルを具体的に描く(ペルソナ作成)

  • 顧客が抱える課題や悩みをリストアップする

(3) 収益モデルの設計:収益化方法を明確にする

  • 収益源の明確化
    例:ITコンサルティングの場合、初回の契約料+月額サポート料を設定
    例:商品販売の場合、原価+人件費+利益で設定

  • 価格設定
    競合や顧客の支払い能力を考慮して設定しましょう。


4. まとめ

個人事業主になるにはシリーズの第一弾として「個人事業主になる!!と決めたらまずやるべきこと」を紹介してみました。

多少時間も手間もかかりますが、このプロセスを踏んでおくことで、迷ったり悩んだりしたときに立ち返ることができ、自信を持って進むことができるようになる(少なくとも私は“なった”)と思います。
少しでも参考になれば嬉しいです。
次回は「個人事業主のメリット・デメリット」について書いてみようと思っています。(年内、早めの時期に書けるよう頑張ります。。)

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