10年後に生き残るために 会社の将来性?仕事の将来性?

結論から言えば仕事内容の将来性で考えた方が、10年後に生き残れる可能性が高いと個人的には考えています。                             会社の将来性があって将来性のある仕事内容であるのがもちろん一番であるが・・・・・                                    なかなかそのような会社には入社出来ないのが現状であろう。

よく会社の将来性を前面に押し出す求人広告や面接官がいるが、僕自身は疑問を感じる。                                   将来性のある会社というのはとても大事であると考えるが、10年後・20年後に果たしてその会社があるかは正直誰にも分からないし、会社の将来性は個人がコントロールできることでも無いのであまり転職の軸として考慮しない方がよいと個人的には考えている。                   そもそも個人でコントロールできない事をあれこれ考えても仕方が無いし、時間の無駄であると個人的には考えている。                   

                                            今後は、クラウドファンディングなどによりアイディア・技術などがどんどん維新されていく時代であると考える、その他にもコンピュータソフトウエアによる技術解析(いわゆるリバースエンジニアリング)ももっと盛んになっていくと考えられる、もちろん特許により守られている部分もあるが特許を回避するために考えた結果より良い製品や技術が生まれる可能性もある。    そういった中で会社が優位性を維持できる期間はどんどん短くなってきていると考えていた方が良いと個人的には考える。

                                                      会社の将来性を基準に考えてしまうことこそが、会社に依存する生き方であるともいえる、それ自体を否定はしないが生き残ると言う視点で考えるとリスクがあると言える。                                        それでも自身が定年になるまで雇ってもらえる(逃げ切れる)のであればそれはそれで良い生き方であるともいえる。

経営的な目線で考えれば、経営者の本質的な命題は「いかいに利益を出すか」であり、利益の中には経費の圧縮も含まれる、売り上げだけが利益では無い事も理解しなければならない、例えば100万円の売り上げがあったが営業管理費で50万円かかる企業と100万円の売り上げがあったが10万円の営業管理費がかかる会社であれば後者の方がより利益が大きい事は想像出来るであろう。 

                                                                                                                                                                                    営業で考えれば、右から左に流すだけの営業がメインである場合は将来性が低いであろう、そういった仕事はコンピュータシステムに置き換えられてしまうし実際に置き換えられている、ECサイトなどがその典型例であると言える、ではどういった営業が求められかであるがやはり今の時代であればコンサルティング営業ないしソリューション営業であると個人的には考えている。                                       ただし、右から左へ流すだけで仕事が完了するのであれば、会社の将来性は高いと考える、その地域ないしその市場(分野)でトップ企業である可能性が高い(いわゆる独占市場または寡占市場である可能性が高い)。

これからの時代の中で生き残るためには、仕事の将来性という軸で考える事が重要であると考えている、また、仕事の将来性(求められること)は日々変化しているので自身で定期的に情報をアップデートしていく必要がある。

決定的にこれなら安全といったものは無い、だからこそ、自身で考え、自身が納得する答えを探し、自律的にキャリアを構築する必要があると考えている、実際にやってみて、自身の答えが変化する事が当たり前であるという柔軟な視点を持つことも忘れないようにすることも大切であると考えている。 



 

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