【ダブルバトル】テラパゴススタンダートといっしょ(第5回ケビンオフTOP32使用構築)
①始めに
みなさんこんにちは!今回初めて記事を書いてみることにしました。くろみです。よろしくお願いします。先日のケビンオフではたくさんの方々とお話したり遊んだりできて嬉しかったです。ありがとうございました!
さて…早速ですが、普段はクローズで遊ぶことが多く今回久しぶりのOTS(オープンチームシート)での対戦ということもあって違いがすぐに理解できずどうやって構築を組むかめちゃくちゃ悩みました。その結果『オープンに慣れるためのスタンダート構築を目指す』という方針のもと今回の構築を作ってみました。経緯を含めてお話していきます。
②オープンで強そうな禁止伝説から考える
レギュレーションGに入って一匹だけ禁止伝説が使えるというルールになりました。これまでと違って禁止伝説のポケモンは、一般のポケモンと違って切り札的存在になりますし同時に構築の軸にもなりやすい存在だと思います。
スペックなども考慮してとりあえず使ってみたかった禁止伝説ポケモンが以下の通りです。(あくまで個人の感想です。)
①コライドン
②ミライドン
③カイオーガ(採用候補だった)
④グラードン
⑤白バドレックス
⑥ザマゼンタ(採用候補だった)
⑦黒バドレックス(採用候補だった)
⑧テラパゴス(本命)
以上が私の個人的な見解ですが、やはり組みたい構築がスタンである以上、対応力と一般ポケモンも安心して動ける要素が欲しいと思った関係でテラパゴスを選ぶことにしました。次はパーティの個別解説です。
③使用構築紹介
・テラパゴス
努力値 HP 92 防御 100 特攻 220 特防 36 素早さ 60
実数値(ノーマルフォルム)177-69-118-124-110-88
(テラスタルフォルム)182-96-143-168-135-113
(ステラフォルム)247-105-143-195-135-113
性格 ひかえめ
テラスタイプ ステラ固定
特性 テラスシェル(テラスタル時ゼロフォーミングに変化)
わざ テラクラスター めいそう れいとうビーム まもる
もちもの おんみつマント
※調整意図(⚠すべてステラフォルムでの計算です。)
被ダメージ:HB→特化ザマゼンタの1段階上昇ボディプレス確定耐え(最大95.5%)
HD→特化水テラスタルメガネカイオーガの雨なししおふきダブルダメージ確定耐え(最大99.5%)
素早さ:こごえるかぜなどで相手を1段階ダウンさせた場合最速100族抜き。(火力を少し削って化身ランドロスなどの101族抜きにしてもよい)
残り火力全振り(めいそう詰めなかった時に火力が欲しかったので)
技について:コンセプトがめいそう型なので、テラクラスターとめいそうは確定。スタン構築として受け回しを安定させたいのでまもるも確定。れいとうビームは無効タイプがない単体技として採用したほか、だいちと違ってモロバレルやカイリュー・グラードンなどに強いのが魅力的過ぎました。
もちものについて:めいそうを詰む際にねこだましやいわなだれでひるまされたりバークアウトなどで能力を下げられるのが嫌だったのでおんみつマントになりました。テラスタルを切るポケモンのほとんどがテラパゴスだったので、テラスシェル維持を意識する必要はありません。(ザマゼンタ構築はガオガエンにテラスタルを切ることがあります。)
※採用経緯
:お友達のフシギダネくんが「おんみつマントテラパゴスってオープンで強そうだけどまだ試してないんだよね~」って当時二人で話をしていて、自分もメガネ型しか使ったことなかったのでチャレンジしたいと思い採用しました。追い風で使っても火力が足りなそうだった&ねこだましと合わせて詰めれば強いと感じたので、今回は後述するスタン組みと一緒という形で採用です。
・ウーラオス(水)
努力値 攻撃 252 素早さ 252 特防4
実数値 175-182-120-×-81-163
性格 ようき
テラスタイプ ゴースト
特性 ふかしのこぶし固定
わざ すいりゅうれんだ インファイト アクアジェット アイススピナー
もちもの こだわりハチマキ
※調整意図・採用経緯(ダメージ計算ないので端折ります)
→最速テラパゴス、カイオーガ、レックウザに抜かれたくないので最速にしました。ハチマキを持たせることにより、コータスや白バド、ルナアーラなどにもいい感じにダメージが入ってよかったです。ゴーストテラスタルはザマゼンタのボディプレス・ねこだまし・カイリューやレックウザのしんそく意識です。アイススピナーはカイリュー・レックウザ・モロバレル・タケルライコ・ボルトロスなどにテラス圧をかけるのに優秀なだけでなく、フィールドも壊せて後述するモロバレルのキノコのほうしを通しやすくできます。
・モロバレル
努力値 HP 252 防御 92 特防 164
実数値 221-×-102-105-133-31(素早さ個体値0)
性格 なまいき
テラスタイプ あく
特性 さいせいりょく
わざ キノコのほうし かふんだんご いかりのこな まもる
もちもの ゴツゴツメット
※調整意図・採用経緯(借りた個体なので端折ります)
→当初は僕もHBベースの個体を使っていましたが、突如現れたミライドンがやばいとニュースになりフシギダネくんが「ミライドンさすがに無理すぎてD(特防)に振らなきゃだめだわ~」と話になりお借りしました😁
オープンシートなので、まもるがないと読み合いに勝てないと思ったので採用。テラパゴスが耐久振りなのでかふんだんごと相性がよく、草テラスタルにも抜群で入るので採用。持ち物については、環境にウーラオスやコライドンをはじめとした物理ポケモンがまだ一定数いるためゴツゴツメットにしました。テラスタルはあくにしていますが、テラパゴスやガオガエンがパーティにいるため、他のテラスでもいいかもしれません…。
・ガオガエン
努力値 HP 244 攻撃 4 防御 148 特防 68 素早さ 44
実数値 201-136-141-×-119-86
性格 わんぱく
テラスタイプ ゴースト
特性 いかく
わざ ねこだまし はたきおとす おにび すてゼリフ
もちもの ぼうじんゴーグル
※調整意図
→元々ピンチベリー(フィラのみなど)込みですいりゅうれんだを耐える調整だったのですが、ここまで防御に振ったら白バドレックスの10万馬力は耐えるのでそのまま使っても大丈夫だろうと判断しました。おにびとゴーストテラスタルでザマゼンタを完封したいなと思いテラスタルはゴーストテラスです。素早さは環境のラインを知りたかったのでなんとなくこのくらいかなと思い44振り(これでも割と抜かれます)。
持ち物はガオガエンを使い始めた当初はきのみで運用していましたが、ミライドンを採用するわけでもないし相手のバドはきんちょうかんだしなので、バレルに強くなれるぼうじんゴーグルにしています。
※採用経緯
モロバレルを採用していてやはり相性がいいのがガオガエンでした。テラパゴスだけだと黒バドの面倒を見切れないのでここは外せないと思います。単純にねこだましといかくとすてゼリフが強すぎるのもありますし…
・ハバタクカミ
努力値 HP 100 防御 196 素早さ 212
実数値 143-×-100-155-155-200
性格 おくびょう
テラスタイプ フェアリー
特性 こだいかっせい固定
わざ ムーンフォース こごえるかぜ ちょうはつ まもる
もちもの ブーストエナジー
※調整意図
HB→特化強化アイテムなし白バドのブリザードランスダブルダメージ確定耐え(最大99.3%)
HD→おくびょう特攻全振りイーユイのオーバーヒート耐え(最大98.6%)
素早さ:ブーストエナジー込みで相手においかぜを貼られても最速サーフゴーと準速ウーラ抜き
※採用経緯
レギュレーションFの時にブーストカミの調整に悩んでました。そんな時にお友達の〆さばさんが「僕のカミの結論です✨」といって教えてくださったのが素早さ実数値200のハバタクカミでした。なおその時特攻の努力値がたったの4しか振ってなかったことに驚き、当初は「ほんとかなぁ??」って思いながら試運転したところ、当時は充分すぎる火力だったことに気付けました(〆さばさんもそのシーズンに最終2桁とってました)。
レギュレーションGになって全体の火力耐久が上がって、ブーストカミの役割がすばやさ操作寄りに変わった気がしました。そのため今回のカミはテラパゴスの横に置きやすいような調整にしたくて、耐久素早さに全部振り切りました(正直この調整見つけるのに苦労した)。このようにBS軸のカミにできたのもレギュF当時の〆さばさんのカミに会えたからなんだろうなと思ってます✨
わざについては、悪ウーラやコライドンなどに刺さるムーンフォース、ザマゼンタやコジョンドのワイドガードやモロバレルのキノコのほうしなどを潰すためのちょうはつ、味方のテラパゴスやウーラオスが殴りやすくなるようにこごえるかぜ、あとは択が発生しやすくなるまもるで固めた形となります。
・ゴリランダー
努力値 HP 140 攻撃 164 防御 68 特防 124 素早さ 12
実数値 193-182-119-×-106-107
性格 いじっぱり
テラスタイプ ほのお
特性 グラスメイカー
わざ グラススライダー 10まんばりき ねこだまし ウッドハンマー
もちもの とつげきチョッキ
※調整意図
HB→特化1段階上昇ザシアンのきょじゅうざん耐え(最大96.8%)
HD→フィールドなし特化メガネ電気テラスミライドンのイナズマドライブ2耐え(最大44.5%)
※採用経緯
オフ直前でミライドンが爆増したことがきっかけでした。また黒バドやルナアーラ系統のワイドフォースを弱体化させる、キノコのほうしに安定して受け出しできる駒を増やす、単純に地面タイプに圧がかかるといった具合に割と役割対象は広いと思います。テラスタイプはやけどとカミイーユイに強くなれるほのおにしました。なおここだけの話、攻撃などを削って特防に236まで振れたら特化ムゲンダイナの玉ヘドロばくだん耐えるのでここまでがっちり振るのもアリです。
⚠苦手なポケモン
①コライドン
天敵です!!!。出会ったらモロバレルのいかりのこなとか、ゴーストテラスタルをガオガエンで切って誤魔化すしかありません。うまくおにびを当てられればテラパゴスで天候を奪うこともできるとは思いますが、難しいでしょう…。
②まけんき持ちのかくとうタイプ
最初はなんでコノヨザルこんなに多いんだろうって思ってましたけど、耐久素早さ共にそこそこあるので、テラパゴス目線だと素直に苦しいです。ハチマキウーラをうまく扱えればもしかしたら倒せるかもしれないですが、読み合いではかなり苦しい立場になることは予想できますね…
※立ち回り、選出について
今回は、このポケモン見たら基本こいつ出さないと厳しいという紹介だけさせていただきます。テラパゴスは基本出すので除外します。(使用者によって使用感が変わると思ったので)
①白馬系トリル→ガオガエン・ウーラオス・モロバレル
②黒馬パーティ→ガオガエン・ゴリランダー・モロバレル・ウーラオス(アクアジェットの通りがいい場合のみ)
③カイオーガ軸→モロバレル・ゴリランダー・ハバタクカミ(オープンでもちものがスカーフ以外の場合)・ウーラオス(エンテイや化身ランドがいて通りがいい場合)
④ザマゼンタ軸→ガオガエン・モロバレル・ウーラオス・ハバタクカミ(たまにガオガエンが出せない軸があるので出せそうにない場合)
⑤ミライドン軸→ゴリランダー・モロバレル・ガオガエン・ハバタクカミ(ちょうはつが通っていた場合)
⑥ルナアーラ・月食ネクロ系トリル→ガオガエン・モロバレル・ゴリランダー・ウーラオス(ヤレユータンがいたりガチグマ軸だったりした場合出すことがある)
⑦タケルライコがいるパーティ→ゴリランダー・モロバレル・ガオガエン
⑧寿司系→モロバレル・ゴリランダー・ハバタクカミ(いっちょあがりが嫌だなと思った場合)・ウーラオス(ミライドン寿司ではない場合)・ガオガエン(黒馬軸だった場合、どんかんか確認したい場合)
⑨苦手なコライドン軸→モロバレル・ハバタクカミ
ここで挙げてない軸もたくさんありますので今後の研究によって対策を考えていきたいです。
④終わりに
久しぶりのオフの参加は刺激的なものでした。再び全力でポケモンに取り組むきっかけにもなれたので、これを機にダブルバトルが広まってくれたらいいなーって思いました。対戦していただいた方々、お話していただいたみなさん、改めてありがとうございました!
最後にレンタルパーティーを貼っておきますので興味ある方はぜひ使ってみてください!ここまで見ていただいてありがとうございました!
くろみ