【通院日記】デパスをやめたら先生からめっちゃ褒められた話
こんにちは。
精神科は変えたものの、発達障害の検査は月を跨いで来月の頭となっているので、その事で悶々とする日は相変わらず続いています。
でも病院を変えた事でまず大きな変化がありました。
15年くらい飲み続けてきたデパスを絶ったのです。
この病院でどうなるのかな?と内心ややビビりながら初めて登院した日、やはりデパスが多いと先生に言われました。
自分でも分かってました。自分がデパス依存であるという事は。
別に前の先生を恨む気持ちはさらさら無いのですが、デパス漬けにされてきた事も事実です。
15年飲み続けたのです。
もはや自分からやめるなど、簡単ではありません。
なんならもっと増やしてほしいと思って通っていましたが、それは通りませんでした。
薬剤師や医師の話を聞く限り、ある時点からデパスの依存性の高さが業界で問題になったのだろうなぁ、と勝手に推測しています。
確かに、元々の先生もある時から急に、デパスの処方に弱気になったような気がする。
勘違いかもしれませんが。
とにかく治療効果よりも依存性の高さという副作用の方が危険視されている感覚は、病院を変えたら明白でした。
そして、発達障害はひとまず置いて、デパスをやめてみましょうという事になったのです。
そのかわりに代替薬として、依存性はあるもののデパス程ではないロラゼパムを処方されたのでした。
デパスは製品名なので、ここからは成分名のエチゾラムと書きます。
エチゾラムをやめてロラゼパムに置き換えたはじめの2日程度は、特に変化なく過ごしました。
ただ、今回はロラゼパムを1日3錠で処方されたのですが、今までのエチゾラムが1日4錠だったため、癖で変わらずにそのペースで飲んでいました。
3日目、出先で少しお酒を飲む機会があって不安でしたが、不安通り飲んでからしばらくすると弱い頭痛がして、体も調子が悪かったので本当はもっと飲みたいのを抑えてさっさと帰りました。
弱い頭痛は次の日も一日中続いて、結局そのあと次の通院日まで続きました。そのあいだ、ロラゼパムは不足して1日2錠、なんなら1錠で我慢しなくてはなりませんでした。
その三日くらいが結構つらかった。
どうつらいのか説明するのは難しいのですが、頭の中が変な感じで、体も少し感覚が変という、しょうもない説明しかできません。
あとは漠然とした不安を胸の上に強く感じました。
そんな感じで、正直薬は飲みたいけど土日で病院は開いてないし、なのでただひたすら次の通院日のことだけを考えてベッドで寝ている以外になかったのです。
結果1日早く、通院しました。
それでも新しい先生は褒めてくれました。
彼は驚いていました。きっと私がすぐにもう一度病院に来るだろうと踏んでいたと。
というのは新しい病院は、そこの患者であれば予約無しで受け付けてくれます。
初診の際にも「苦しくなったら我慢しなくていいからすぐに薬をもらいに来ていい」と念を押されたのでした。
なので、私が土日を挟む前の金曜日に来るだろうと勝手に予測されていたわけなのですが、それは単純に金曜日は具合が悪くて行けなかっただけ、という側面もあります。笑
そして、土日になってしまえば月曜を待つしかなく、寝ながら時が過ぎるのを待っていただけなのです。
その間、辛くなかったかと言われれば、さっきも書いたような状態で、結構しんどいものでした。
でも幸い、暴れる気力も湧いてこず、死んだように二日間過ごしたのです。
そして1日早く行ったにも関わらず、心から誉めてくれたのでした。
新しい先生は、そのように人間味のある先生です。それが精神科医として良いかどうかは、相性もあって一概には言えないと思います。でも今のところ私は好意的に捉えています。
前の先生を悪く言う気持ちは無いのです。デパス依存にされたのは事実だとしても、自分から病院を変える機会は幾度となくあったのだから、医者に全部の責任を押し付けるわけにもいかない。
何事も自分から環境を変えるのを嫌う性格のせいでもあるのです。
でもデパス依存の重大さというのは、病院を変えてはじめて身に染みました。
要するに、ほとんどの患者が絶って1週間も耐えられなくなる、という事だろうから。
完全に薬物依存なのでしょうね。気づかなかっただけで。
2週目になると何故かロラゼパムを一錠増やしてくれたせいもあって、あまり苦しむ事もなく3度目の通院までもちました。
その際にも先生は笑って褒めてくれました。
どうやら、私にはそういう人の素直な反応そのものが結構効くみたいです。
今のところ、エチゾラムを出してほしいと願う気持ちは消えています。あるいはうまく自分で押さえ込めています。
だって、やめるときにまたあんなふうに苦しむのであれば、もうその恐怖の方がずっと強いのだから。
エチゾラムをやめて、ロラゼパムもほとんど飲んでいないあの苦しんだ週末のころ、妙に感覚が鋭くなった気がしました。
15年飲んでいたのです。15年ぶりのシラフと言ってもいいのかもしれない。
そりゃまぁ、色々変な事は起こるだろうなぁと思って身構えていたのですが、2週間のうちに起きたのはそれくらいで、今は違和感を感じる事なく過ごしています。
このまますんなりと辞められたらいいですね。
なるべく短く書こうとしているのですが、いつも2000字程度には伸びてしまいます。
それでいて、あとから書こうと思っていた事を忘れている事に気がつくのです…。
文章を書くのは難しいです。