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続・測定練習

2006年7月20日(木)

さて、次はエアロバイク。
心電図を取るため、まず、胸に電極を貼りつけてもらいました。
「なにか運動はやっていますか?」
と訊かれましたが、答えるのにやや戸惑う僕。
最近はほぼ毎日プールに通って、3キロほど泳ぎ込んでいますが、運動らしい運動と呼べるのはそれだけ。あとは、パソコンの前でひたすらキーボードを叩く毎日。
トイレと食事以外はほとんど動きません。普通のサラリーマンと比較したら、運動量は圧倒的に少ないでしょう。その状況に危機感を覚えて泳ぎ始めたわけで……。確かに運動はやってますけど、運動量はたいしたことないというのが正直な現状。
ただ、昔から持久力には自信がありました。水泳も長距離のほうが得意だし、マラソンも嫌いではないし。

エアロバイクの横に設置された心電図計には、ドラマの臨終シーンでよく見かける(笑)波形と心拍数が表示されていました。
自分の心電図を見たのって、生まれて初めてかも。
「正常に動いてますね」
と、先生。波形のリズムが一定でなかったり、途中で途切れたりしていたら不整脈、ということらしいです。
「平均より心拍数が低いですね。心臓が丈夫なんだと思います。水泳をやってらっしゃるからでしょうね」
をを。なんともありがたい言葉。
実は毛も生えてたりするんですが、それは黙っておきましょう。
「では、自転車にまたがってください」
いわれたとおりにすると、
「これをかぶってください」
奇妙な形のマスクを手渡されました。
顔の下半分がプラスチックで覆われ、一部に丸い穴が空いています。本番では、そこに管を通し、最大酸素摂取量を計測するのだとか(うろ覚えのため、この説明で正しいかどうか、自信ありません)。
呼吸をするたび、すぴー、すぱー、と音がするような感じで、気分はすっかりダースベイダー(笑)。
マスクをかぶってしまうと、僕の声が先生に届かなくなってしまうたため、ここからは手で合図を送ることに。
「では、これから一定のリズムで自転車を漕いでもらいます。よろしいですか?」
親指を立ててOKのサイン。
「最初は楽ですが、2分ごとに負荷が上がっていきますので、それに耐えて頑張ってください。心拍数がある一定の値に達するまで、頑張ってもらいます」
ってなわけで、エアロバイクスタート。
いや、これは楽しかったです。心電図に表示される波形や心拍数よりも、エアロバイクに表示される消費カロリー数のほうが気になっちゃって、そこばかり眺めてましたけど。
10分ほど漕いだと思います。いい感じに汗をかいて、心地よく終了。ビール200ml分のカロリーを消費しました。ビール200mlって……5秒でもとに戻っちゃうな。
本番では、さらに負荷が上がり、もっとくたくたになるまで漕ぎ続けるんだそーな。ひいいいいいい。

そんなこんなで、本日の測定練習は終了。
今後のスケジュール表をもらい、帰途につきました。

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スケジュール表に記された参加者は12名。2人1組の計6組が、1日ずらしで実験をスタートさせていきます。
僕は2番手で今月31日からのスタート。8月19日までの計20日間、ベッドの上で過ごすことが決まりました。
ちなみに来週は、4日間かけて様々な検査を行なう予定。
どんなことをやるんだろう? 痛くなければいいけど……ドキドキ。

……旅立ちの日まであと11日。

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