過去日記 2002-01前半
今読むと、めちゃくちゃ生意気です💦
ホント赤面モノです。最初に謝っておきます。ごめんなさい。
なお、当時の日記をそのままコピペしただけなので、文中のリンクはすべて機能していません。ご了承ください。
2002年(平成14年)
1月1日(火)
あけまして、おめでとうございます。
「ミステリ博物館」も、今年はいよいよ7年目に突入。ますます頑張っていきたいと思いますので、どうか皆様応援よろしくお願いいたします。
そんなわけで、まずは恒例の年賀状。驚くべきことに、今年は下ネタ入ってません。大した進歩だ。うん、うん。
文字が細かすぎて、ちょっと読みにくいかも(汗)。
続きまして、2002年の目標など。
1.去年はほとんど本が読めなかった(反省)ので、今年はサルのようにガンガン読みまくりたい。いや、サルは本読まないと思うが。
2.「ダイエット、ダイエット」と騒ぎながらも、年末、ついに未踏の80キロへ突入してしまったので、今年はサルのようにタンバリン叩きまくって、10キロ減を目指したい。いや、サルはタンバリン叩かないと思うが。
3.今年はもっとお上品になって、「黒田さんって爽やかで素敵♪」と女の子にモテモテになりたい。そして、サルのように……。
と、とにかく今年もよろしくです。
僕のお正月。
午前9時起床 → 姪の理沙嬢と共に、モー娘。出演のテレビなどをダラダラ見る → 姪の理沙嬢と共に、ミスタードーナツへ出かけて、「とっとこハム太郎福袋」を購入 → 姪の理沙嬢と共に、マイカルのゲーセンで初タンバリン → 姪の理沙譲と共に、ハム太郎のぬいぐるみで遊ぶ → 姪の理沙嬢と共に、モー娘。のDVD鑑賞 → 姪の理沙嬢と共に、仮装大賞を見る → 午前1時就寝
なんだか、とっても充実していたような。
1月2日(水)
中学校の同窓会。同窓会と名のつくイベントに出席するのは、実はこれが初めて。顔に見覚えはあっても、名前の出てこない人たちが大勢いて、終始、浅野忠信状態となる。容姿もそっくりだとよくいわれるが。「え? 黒田君。きゃあ、あの頃もかっこよかったけど、ますますセクシーになったねえ」と、女の子たちに騒がれたり。……ああ、正月早々、舌が曲がる。鼻が伸びていくううう。
さて。18年ぶりに出会ったみんなから頂いたひとこと。
「大きくなったなあ」
中学生の頃はチビだったから――ってこともあるんだろうけど、この言葉には当然ながら横幅も含まれているわけで。あの当時と較べて、体重2倍になってるからなあ。
それはさておき、18年前となにひとつ容姿が変わらぬM先生(女性)に恐れおののく。すでにあの頃40歳くらいだったろうから、今は60歳近くになっているはずだけど、見えねえ見えねえ、全然見えねえ。当時から「妖怪」との噂はあったが、やはり――。
夜はかくし芸大会見て、モー娘。のドラマを見て、やっぱりテレビ漬け。ふと外を見りゃ、ぎゃぎゃぎゃ、大雪ぢゃん。
1月3日(木)
うわあ。朝起きて外を見ると、すげえ雪。サザエさんの顔をした雪だるままで作られていて、ちょっと感動。
高速道路が通行止めとなり、帰省ラッシュと重なったこともあって、国道1号線は大渋滞。どもまでも連なる車の列を眺めながら、僕はのんびりとビデオ鑑賞など。
そんなわけで、映画「ファイナル・デスティネーション」をビデオで。宇多田ヒカルじゃありません(それは「ファイナル・ディスタンス」)。
古今東西、ホラー映画では様々なモンスターや殺人鬼が描かれてきたけれど、こんな怪物はおそらく初めてなんじゃないでしょうか。この映画に登場する殺人鬼は人間でも動物でもエイリアンでもありません。殺人鬼の名は「運命」。飛行機事故で死ぬはずだった運命を、予知能力で切り抜けてしまった7人の男女。しかし、死ぬ運命を逃れることはできず、目に見えぬ力が彼らを次々に遅い始める。
……このアイデアだけで充分にまいってしまったのだが、さらに「ここで襲われるのか、ここで死ぬのか」――と観客をじらすやり方が実にうまい。始終、どきどきしっぱなし。最初は事故にしか見えなかった殺人鬼のやり口も、次第にエスカレート。最後は風や雨などの自然が、意志のある怪物のように執拗に襲いかかってきて、迫力満点。ラストにもひとひねりあって、大満足の1本でした。
……正月に家族そろって和気藹々と見る映画じゃないけどね。
夜は黒田一家全員集合。で、なにをするかといえば、近所のカラオケボックスでカラオケ大会(笑)。理沙嬢のモー娘。は歌、振り、共にパーフェクト。姪をモー娘。に入れる(そしてあわよくば、矢口と友達になる)野望が、再びめらめらと燃え始める。最近、ケツメイシに凝っている僕は、生まれて初めてラップに挑戦。想像以上にうまく歌え、ひょっとしたら自分はラッパーに向いているのではないだろうか――と勘違いしてみたり。
1月4日(金)
理沙嬢と共に、マイカルで映画鑑賞。「劇場版とっとこハム太郎~ハムハムランド大冒険」(笑)。
32歳にもなって、ハム太郎かよ――というツッコミはさておき。……実は理沙嬢に「見たい」とせがまれたのではなく、僕が強引に誘ったのだが。
理沙嬢は映画初体験。「映画って怖くない?」と最初は怯え気味だったが、上映終了後、「ゴジラが出てこなくてよかったあ」とほっと胸を撫で下ろしていた。どうやら、ハム太郎とゴジラが闘う映画だと思っていたらしい。それはそれで見てみたくもある。
さて、肝心の内容はというと、思わずくすりと笑ってしまうギャグ満載、ラストシーンでは感動の涙までこぼしてしまい、全体的に満足行く仕上がりとなっていました。わずかな不満といえば、ハムちゃんずのメンバーの活躍がいまひとつだったことと、ミニハムズにもっとしゃべってほしかった(もっとストーリーに関わってもらいたかった)ことくらいか。
同時上映の「ゴジラ」は見ないで帰宅。僕らと同様に、「ハム太郎」だけ見て帰る客もたくさん。「ハム太郎」と「ゴジラ」の客層がだぶっているとはどーしても思えないんだが。これっていわゆる抱き合わせ販売なのでは?
1月5日(土)
家族で岐阜にお出かけ。……が、岐阜は大雪で、除雪も間に合わず、路面はガタガタ。おまけに雪の重みのせいか、至るところで木が倒れてもう大変。午前6時に家を出たのだが、目的地にたどり着いたのは正午。帰り道はもっとひどく、午後5時に出発して、帰宅は午前1時。めちゃくちゃ疲れた1日だったのでした。
1月6日(日)
姪一家も甥一家も全員帰ってしまい、なんだか妙に寂しくなった我が家でありました。さて……たまってる正月特番のモー娘。ビデオでも観るか(仕事しろって)。
2002年の初読了本は殊能将之「鏡の中は日曜日」(講談社ノベルス)。
名探偵石動戯作シリーズの第3弾。
前作「黒い仏」であれだけのことをやっちゃったあとに、一体どのような作品を見せてくれるのか……と不安半分期待半分で待っていたのですが、うわあ、こりゃやられちゃいました。どうやら本を手にした瞬間から、殊能マジックにひっかかっていたみたいです。
散文的な第1章に、「むむむ?」と頭をひねっているうちに、「うわあ、そーなっちゃうのかあ」とまず最初の驚きがあり、続いて過去と現在が交互に語られる第2章へ。過去の事件だけを取り出して読んでも充分面白いのに、それに加えて現在の物語がどんどん僕好みの展開になっていくもんだから、ハラハラドキドキ。そして――眩暈を起こすこと間違いなしの最終章。よくよく考えてみると、かなり強引な部分もあるんだけど、そんなこともすべて許せちゃうくらいに、気持ちよく騙されちゃいました。
2002年は1発目から大当たり。こりゃ、今年は面白い本がいっぱい読めるかも。
1月7日(月)
「ミステリ博物館」来館者50万人突破。どうもありがとうございます。
奇しくも、50万人突破となった今日は、当博物館がオープンして丸6年目の記念日でもありました。いやあ、めでたい、めでたい。50万人突破の記念に、なにかやりたいなあ――とも思ったのですが、突然身辺がばたばたと慌ただしくなってきたので(仕事じゃなくてスキーで)、とっておきのギャグでも放って、お茶を濁しておきましょう。皆様、ピンクレディーのヒット曲を口ずさみながらどうぞ。
♪カーメレオーン、鈴木あみっ!
ああ、ごめんなさい(汗)。
鈴木あみ、吉本興業と契約するとかしないとか。彼女がこれからどう変わっていくのか、こりゃなかなか見物です。
心を入れ替え、今日からばりばりと仕事を始める。この春に某社から出版予定のコードネーム「travel」の構想をあれこれ。
1月8日(火)
えーと、別にどーでもいいことなんですけどね、来週の日曜日ってなんの日か知ってます? いや、別に催促しているわけじゃないんですよ。でも、プレゼントを贈るつもりなら、そろそろ準備しとかなくちゃいけないと思いますし。ってわけで一応、書いておきましょうか。
プレステ2が欲しいなあ。「りぼん」の付録のモー娘。13体セットが欲しいなあ。小西真奈美が欲しいなあ(昨日、ドラマ「人にやさしく」を観て突然惚れました)。
先月からあれこれこね回していたコードネーム「travel」のプロットがようやくまとまり、本日より落書き(荒書きよりもさらにもうひとつ前の段階)開始。とりあえず6枚。まだまだ先は長い。ホントに間に合うのかと、ちょっと焦ったりも。ああ、スキー行きたい。いや、別に我慢するつもりはないんだけど。
霞流一「スティームタイガーの死走」(ケイブンシャノベルス)読了。
2001年度「このミス」第4位に輝いた快作。走行中、忽然と消えた蒸気機関車C63。雪夜の空に飛んでいった男。列車内の密室殺人……などなど、「これでもかっ!」というくらいに、ぎゅうぎゅうと贅沢に押し詰められた謎、また謎、もひとつ謎、あらまた謎。そのゴージャスな作りには、「ミステリ・オペラ」 を読んだときと同様の興奮が。
狸、狐、蟹、馬、蛸、鹿――と、作品に必ず動物を絡める著者が、今回題材に取り上げたのは虎。これがまた、トリックや動機と密接に関わり合っていてなかなか。バカさ加減がいつもより薄目なのはちょっと残念だけど(列車ジャック犯の出した要求にはかなり笑ったが)、その分、本格魂をくすぐる仕掛けが随所に張り巡らされていて、こりゃもうたまりません。しかも、最後の最後まで油断できないし。
これは間違いなく、著者の最高傑作。読むべし。
1月9日(水)
カレーをことこと煮込んで、さあ、バイトから帰ってきたら、美味しいカレーを食べるぞお――と意気込んでたのに、うう、炊飯器のスイッチ入れるの忘れてた(号泣)。えーーん、お腹すいたよお。ひもじいよお。しょうがないから、食パンをカレーに浸して食べてるところです。……あ、結構イケる。
どうやら今日あたりから、全国の書店に「今日を忘れた明日の僕へ」が並び始めている模様。僕も名古屋で確認してまいりました。いかにも入荷仕立てという感じで山高く積まれているのを見ると、「おいおい、ホントにこんなに売れるのか?」とちょっと不安になったりも。
ノベルスの場合は、同時発売の本が必ず何冊かあって、僕の本よりもそちらのほうが当然部数も多く、大勢の中の一人って感じで、それほど不安はなかったんだけど(「ペルソナ探偵」なんて、西村京太郎氏の上下巻本の狭間に埋もれてたし)、今回はすごく場違いなところに一人ぼっちで放り出されちゃったみたいな感じで――これまでとは違う緊張感があります。
「誰か手に取らないかなあ」と、しばらく張り込みしてたんですが(笑)、綺麗な姉ちゃんが「このミス」を立ち読みして、若い兄ちゃんが「模倣犯(上)」を買っていっただけでした。残念。 そんなわけで皆様、半年ぶりの新刊をどうぞよろしく。
「travel」の落書き11枚まで。15日必着の浜崎あゆみコンサートチケット先行予約応募券が見つからず、部屋中をうろうろ探していたら、あんまり仕事できませんでした(おい)。この日記をアップしたら、もうちょっと頑張る予定。そろそろご飯も炊ける頃だし(おせーよ)。
1月10日(木)
井上夢人「クリスマスの4人」(光文社)読了。
うわーい。「オルファクトグラム」以来、約2年ぶり。待望の新作であります。
1970年――車で轢き殺した男性の死体を山中に捨て、俺たちだけの秘密にしようと誓い合った若者4人。しかし10年後――再会した4人の前に、あのとき確かに死んだはずの男が現れて――。
前半の展開は、映画「ラスト・サマー」を彷彿とさせる(作中に登場する映画なんて、まさに「ラスト・サマー」)が、第3部(1990年)で不可能犯罪の謎が提示されるあたりから趣がガラリと変わり、続く第4部(2000年)では驚愕の結末が。
4人のテンポよい会話を中心に、とにかくさくさくと読ませてくれます。第3部を読んでいる途中で、「もしかしたら」とあることに思い当たったんですが、作者の思惑はさらにその先を行ってました。やられた。結末の大胆な裏切り方は、まさに井上夢人的。井上作品にしては珍しく、ハッピーエンド寄り(決してハッピーエンドではない)な結末もいい感じ。
1月11日(金)
なんだかどたばたと慌ただしい1日でした。
午前中は運転免許証の更新のため、津市の免許センターへ。根が単純なもんだから、交通安全ビデオを見て事故の恐ろしさをあらためて痛感し、「これからは絶対に安全運転をするぞお」と固く心に誓う。午後からは名古屋で私用。これが思いのほか手間取ってしまい、午後10時集合のスキーツアーに遅刻しそうになる。遅れるわけにはいかないので、車を飛ばして、なんとかギリギリに到着。あらゆる交通ルールを無視。駄目ぢゃん。反省。
そんなわけで明日からの3日間は、志賀高原で思う存分スキーを楽しんできます。
1月12日(土)
志賀高原スキーツアー初日。
志賀高原といえば、ここ数年「吹雪、厳寒、ちXちん縮みすぎて、どこへ行っちゃったかわかんない」という悲しい思い出しかなかったけど、今日はとってもいい天気。雪もいい具合にしまっていて、最高のコンディションで講習を受けることができました。満足。ちXちんがなくなっちゃうこともなかったし。
あたりが真っ暗になるまで滑り続け、そのあとはゆっくりと温泉に浸かる。……つもりが、ついおちゃめ心を出して、キXタマにボディーシャンプーの原液などこすりつけ、「おぢさんのたわしで背中を流してあげよう」と走り回っていたもんだから、シャンプーの成分が強すぎたせいか、だんだんあそこがヒリヒリしてきました。慌ててお湯で流したんだけど、あら真っ赤っ赤。アホだ。大アホだ。そんな僕も明日で33歳。もうちょっと大人になりましょう。はい。
1月13日(日)
志賀高原スキーツアー2日目。本日も晴天なり。
ポール・バーンを滑ったり、こぶを滑ったり、「あれ? ちょっと頭が薄くなったんじゃない?」と口が滑ったり、充実した1日。しかも、しかも、
今日は僕のバースデー
さんざんそのことを訴え、みんなに無理矢理祝ってもらう。夜中に、「あたしをあ・げ・る」と、こっそり部屋に忍び込んでくる女の子がいるんじゃないかと期待していたんだけど、皆無。あれえ、おかしいなあ。
1月14日(月)
志賀高原スキーツアー最終日。
今日も驚くほどのピーカンで、めちゃくちゃに最高のコンディション。標高2000メートルを超える寺小屋ゲレンデからの眺めに感動。妙高や赤倉など、新潟の山々がはっきりと見渡せて、その向こうには日本海らしきものまで(あくまで推測だけど)。さらに、日本海の向こうにはぼんやりと雪山が……。
「も、もしかして、ロシア?」
激しい議論の末、「おそらくあれは佐渡島に違いない」という結論に至ったが、「佐渡島に、あんなにも高い山があるのか?」「やっぱりロシアでは?」――と、そのあとも不毛な議論が続く。我々が気づかぬうちに、どうやらロシアはずいぶんと南下してきたらしい。
そんなこんなで、天気に恵まれ、毎回必ず出る怪我人も今回はゼロで、最高の三日間だったんですが……最後の最後で思いがけないトラブルが。
「帰りの観光バスが、会社の配車ミスで手配できていません」
ががあああん(@_@)
すったもんだの末、地元の路線バスに宿まで迎えにきてもらい、途中のドライブインで、連絡を受けて慌ててバスセンターを出発した観光バスへ乗り換えることに。宿へ迎えにくるバスが、吊革つきだったらどうしようかと思ったんだけど、幸いそんなこともなく、バス会社からはお詫びの品までもらって、結果的には満足のスキーツアーだったのでした。
……唯一のアクシデントといえば、ドライブインでバスを乗り換えたとき、「どなたか座席に忘れ物をしてらっしゃいますよお」と、頭上高くに持ち上げられた品物が……「硝子細工のマトリョーシカ」だったことくらいか。
おい、誰だ?(-_-メ)
予定よりも二時間ほど遅れて我が家へ帰ってくると、今月の講談社ノベルスが届いておりました。
講談社ノベルス創刊20周年記念「密室本」メフィスト賞作家特別書き下ろし作品の第1弾「捩れ屋敷の利鈍」(森博嗣)、「QED~式の密室」(高田崇史)の2冊。中身はすべて袋とじ。5冊集めて応募すると、雑誌「メフィスト」に掲載の「編集部ホンネ座談会」を1冊にまとめた特製ノベルス(非売品)が全員にプレゼントされます。
「本が薄いぞ~」と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、今回の特別企画は「原稿用紙300枚程度」という規定なので、これから出版が予定されている方の作品も、大体150ページ前後のお話になるはず。……で、僕はといいますと……げほっ。げほっごほげほっ。
「今日を忘れた明日の僕へ」の購入報告&感想メール、たくさん届いております。感謝感激――皆様、どうもありがとうございます。毎度のことで誠に恐縮ですが、御礼のメールを出すのが大幅に遅れております。ごめんなさい。必ず返事は出しますので、どうか気長にお待ちください。
さらに、「誕生日おめでとう」メールもいっぱい頂きまして、どうもありがとうございます。セクシー美青年も今年で33歳になりました。女性は厄年だそーです。まあ、やだわ。
1月15日(火)
をを。東野圭吾さんの「交通警察の夜」(実業之日本社)が10年ぶりに再販とは、なんとも嬉しい報せ。すでに「天使の耳」と改題されて、文庫化されているのに、なぜ今頃またハードカバーなのか、その経緯はよくわかんないけど、<著者による自作解説「十年ぶりのあとがき」を収録した特別版>とあっては、こりゃ絶対買わなきゃだわさ。
をを。蘇部健一さんの「六枚のとんかつ」がついに文庫化されたわけだけど、「講談社BOOK倶楽部」の内容紹介を見てびっくり。<新作『五枚のとんかつ』も併録。またノベルス版ではあまりに下品だという理由でカットされた『オナニー連盟』もあえて収録した、お得なディレクターズ・カット版>とあっては、すでにノベルス版を持っている人でも、こりゃ絶対買わなきゃだわさ。
NHK-BS2で19日に放映される「ジュニアのど自慢」(ゲスト:モー娘。)は、我が故郷――三重県桑名市からの中継であります。今日、何気なくテレビをつけたら、地元のケーブルテレビ局が、その予選会の模様を一時間半にわたって放送しており、モー娘。の歌を振りつきで踊る子供たちに、「か、可愛いっ!」と、思わず釘付け。録画までしちゃったりして(おい)。
……いや、それにしてもまあ、ものすごいレベルです。こんな番組、絶対にケーブルテレビでしか放送できません(笑)。いくら踊りがめちゃくちゃでも、歌が下手でも、園児とか小学生低学年の子供なら、微笑ましく見ていられるんですが、さすがに高校生以上になると、かなりツライものが……。男三人で熱演する(熱唱ではない)「ハッピーサマーウェディング」にはかなり笑わせてもらったけど。
一体、誰が本選に残ったのか、今からとっても楽しみ。「LOVEマシーン」を熱唱する姿が、夢でうなされてしまうくらいに恐ろしかった女子高生二人組には、ぜひとも勝ち残っていてほしいのだが。
53歳の僕から32-33歳の僕へ
「ゴジラ」が始まった途端、「ぎゃああああっ!」と雄たけびをあげて映画館から逃げていった理沙嬢。それを慌てて追いかける僕。……ああ、懐かしい思い出💦
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