事前測定3日目
2006年7月29日(土)
「充分に睡眠をとってきてください」といわれたため、たっぷり8時間眠り、充分に英気を養ったところで、3日目の事前測定。
本日は、まず反応測定から。
ベッドの上に寝転がり、右手にスイッチを持たされました。
目の前のパネルが光ったらスイッチを押す――そのときの反応時間を調べるんだそーな。
こーゆーゲームみたいな測定は大好きです。気合いを入れて挑みます。
……光った! スイッチオン! どうだ、この素早い反応! 驚いたか!
「黒田さん、遅すぎです」
ひいいいいん(号泣)。
くじけないわ。加齢臭漂う男の子だもん。
何度かテストを行なってタイムが安定してきたところで、本番測定開始。
結果は……平均よりも、ちょっと反応鈍め? まあ、昔から「鈍くさい、鈍くさい」といわれているから、仕方がありません。
次は足もとにスイッチを置いて、同様の測定。うおっ。手が足に代わっただけなのに、これは難しい。手のときよりも、反応が明らかにワンテンポ遅れちゃいます。
「……遅いですね」
いやああああ。あたしのことをスチュワーデス物語の堀ちえみみたいにいわないでえええっ。どうせ、のろまなカメよっ カメなのよおおおおおっ(錯乱)。
お次は、指先からの発汗量を測定。左手中指の先に電極を貼りつけ、寝そべったまま安静3分。先生の合図で5秒間、右手に持った握力計を力いっぱい握りしめ、そのあとはまた2分間の安静。
同様の測定を、座った状態、立った状態でも行ないました。結果を見ると、握力系を握った5秒間だけ、見事に発汗量が跳ね上がってます。
さらに、3分間の安静のあと、簡単な知能問題を解いて発汗量の変化を調査。頭を使っただけでも、発汗量って簡単に上昇するものなんですね。なるほど。だから、僕の指先はいつも乾きっぱなしだったのか……。
測定はまだまだ続きます。
次に行なわれたのは、足湯測定(僕が勝手に命名しました)。
42℃に保たれたお湯の中へ膝まで浸かり、その後約1時間の体温の変化、発汗量などを測定。をを。これは気持ちいい〜♪
こーゆー測定なら大歓迎……と思っていたんですが、30分ほど経つと、全身が熱くなってきて、汗がだらだら。でも、腕には様々な装置が取りつけてあるので、汗を拭うこともできません。tilt試験のときもそうでしたが、動けないってのはホント、ツライですね。
ようやく測定が終わり、お湯から脚を引っこ抜いたところ、膝から下が真っ赤っ赤。血行がよくなって、ミョーに痒かったです。
ってな感じで3日目の事前測定は終了。
昨日と比較すれば、とっても楽チンな1日でした。
最終日の明日も、この調子で進めばいいんですが……(ドキドキ)。