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4990-未来の戦い- 解説
「いつから、小説を書いていたのですか?」
という質問をときどきいただくことがあります。
それに対する僕の回答は、
「物心ついたころには、もう書いていました」
……嘘ではありません。4歳の頃には、自分でオリジナルの紙芝居を作っていたことをなんとなく覚えています。
その後、6歳くらいから今度は漫画を描き始めました。残念ながら現物は残っていませんが、最初に描いた漫画が「ウメ先生」というタイトルの学園ギャグマンガだったことはなんとなく覚えています。
小学生の頃は、ずっと漫画を描いていました。ただ、心のどこかで自分には絵の才能がまったくないことに気づいていたんでしょうね。小学六年生のときに初めての長編小説「名探偵ピンじろう 10本足の怪物」を書き、そこからは小説ばかり書くようになりました。
今回紹介するのは「4990-未来の戦い―」。
僕が中学一年生のときに描いた、最後の漫画作品です。
いや、実際には中学を卒業するまでの間に、ほかにも何編か描いてはいるのですが、すべて完結には至っていません。
ジャンルはSF。この頃は、松本零士先生のアニメ作品にとにかくハマりまくっておりました。というわけで、物語のいたるところに松本作品をパクったような描写が出てくるかと思いますが、そのあたりは寛大な心で見守っていただければと思います。
あと、冒頭でも申し上げたとおり、僕に漫画の才能はまったくありません💦 はっきりいって、漫画と呼んでいいレベルの絵でもありません。子供の落書きだと思って、あれこれツッコミをいれながら見ていただければ幸いです。
40枚の大学ノート3冊にわたる、わりと長いお話となります。
明日からどうぞおつきあいくださいませ。
絵はこのレベルです💦