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過去日記 1996-06前半

今読むと、めちゃくちゃ生意気です💦
ホント赤面モノです。最初に謝っておきます。ごめんなさい。
なお、当時の日記をそのままコピペしただけなので、文中のリンクはすべて機能していません。ご了承ください。

1996年(平成8年)

6月1日(土)
 愛しの彼女と岐阜の別荘へ行く。「えええええ、KUROKENさんって彼女いたのぉぉ、ショックぅぅぅ」って泣き叫んでいる全国二百万の女性ファンの方々、今まで黙っていてごめんなさい。ちなみに愛しの彼女はこんな人(笑)。(註:当時は生後5か月の姪の写真にリンクが貼ってありました)
 「別荘」なんて言うと、「おお、KUROKENさんは金持ちのボンボンだったのか」と思うかもしれないが、ぐわはははは、実はさる有名実業家の御曹司だったのです。今まで黙っていてごめんなさい。そーいえば、どことなく品の良さがこの写真からにじみ出ているでしょ?(大嘘)。
 別荘の近くに最近できたばかりだという「牧歌の里」へ行く。花と動物のパラダイス。気持ちよかったです。ラベンダーと戯れ、羊と戯れ、馬と戯れ、牛と戯れ、豚と戯れる。お薦めです。岐阜へ来た際には是非、お立ち寄りくださいませ。

6月2日(日)
 ふふふ。鳥の声で目覚める。幸せだなぁ、おいらって(笑)。リッチな雰囲気を味わおうと、ベランダに椅子を引っぱり出し、そこで紅茶を飲みながら読書にいそしむ。露に濡れた木々、靄のかかった遠くの山々、そして歌う小鳥たち、本を読む美少年、うぅん、絵になるなぁ。……しかし寒い。
 というわけで「十三番目の人格~ISOLA~」読了。
 朝食後、テニス。球技はからきし駄目なのだが、義兄のコーチにより、めきめきと上達する(笑)。目指せ、ウィンブルドン。

6月3日(月)
 4月にもこの日記でちらりと仄めかしたのだが、もうここを読んでいるお仲間もほぼ全員知っているはずだし、どーせいつかは分かることなんで言ってしまおう。実はあたし……女だったの。違う。実は本日、会社に辞表を提出しました。理由はいろいろなことが重なって……としか答えられません。決してセクハラが問題になって辞めさせられるわけではありません……と思います……あれ、ひょっとしてそうなのかなぁ?
 ってわけで、プロフィールの欄もちょっとだけ変わったので、ま、この後覗いていってくださいませ。
 8月10日をもって私はぷーになります(笑)。って笑い事じゃないって。

6月4日(火)
 6月1日の写真へのリンクが大好評。みんな、「いいものを見た」と涙を流して喜んでくれている。ああ、やっぱりいいことをした後は気持ちがいいなぁ。今度はもっと、心打つ作品を作ることにしよう……って、「心打つ」って漢字が「心鬱」に変換されてしまうのはどーゆーことだ? 機械までがおいらを馬鹿にする?
 夜、なんとなくテレビをつけていたら、「ウッチャン・ナンチャンの百万円強奪スチャラカチャンチャン」っていう番組をやっていた(タイトル分からず(笑))。くだらない内容なんだけど、結構面白い。しばしテレビに見入ってしまう。「様々な障害を乗り越え、ママのところまでハイハイでたどり着けたら百万円」に理紗嬢を出演させようと企む(笑)。

6月5日(水)
 爽やかな朝である。「ららさんしゃいん爽やかな朝ぁぁ」と歌っているのは森高千里である。そうそう、ちーちゃんが7日の「目覚ましテレビ」にゲスト出演するらしいんで、みんな要チェックだぞ。
 東野圭吾氏の新刊「どちらかが彼女を殺した」をようやくゲット。「光射す海」がまだ途中だったのだが、ああ、東野さんの魅力には勝てません。すぐに読み始めてしまい、あっと言う間に読了。ああ、こりゃ怪作だなもし。

6月6日(木)
 「どちらかが彼女を殺した」のことが気になって、ついにニフティー上に「ネタばれHP(ホーム・パーティー)」を開設する。これで思う存分、ネタばれ発言ができるわい。
 「どちらかが彼女を殺した」を読んで、「うむむむ?」と頭がパニックしている人は是非、立ち寄ってみてください。ニフティー上から「GO HP」でホーム・パーティーへ飛ぶことができます。IDはPFC02757、パスワードは(HI)9606です。ではでは……って日記じゃなくて告知になっちまった(笑)。

6月7日(金)
 会社へ行こうと家を出て、路上駐車のマイカーに近づくと……ぎゃぁぁぁ、屋根の上に重たい看板がどすんと置かれている。看板には「迷惑駐車をやめましょう」ーーああ、私が悪いのだから何も言えないんだけど……下がコンクリートになっているから、もの凄く重い看板だぞ。それが車の屋根のほとんど中央に乗せてある……どうやって乗せたんだ? うむ、怒りのパワーというのはとてつもないものである。おまけにボンネットに煙草の吸い殻まで散らばっていた。普通なら腹立てたり、気味悪がったりするんだろーが、もうほとんど日常茶飯事的にこんなことが起こってるんで、あんまり気にならず……っておい、もう少し気にしろよ(笑)。皆さん、路上駐車はやめましょう。
 「光射す海」読了。鈴木さんはこれからも必ずチェックする作家の一人となるでしょう。
 一昨日から僕の頭脳を占領している「どちらかが彼女を殺した」(通称・どちかの)であるが、ホームパーティーの皆の書き込みや、あと、我孫子さんと大森さんのホームページの日記を見て(どちらもHPだからややこしいな)、よーやく自分の読み方があながち間違いではないなってことを認識し、ほっとする。しかしこーやって理解してみると、ますます凄い作品に思えてきてしまいました。本格ファンの間で結構、話題になるんじゃないかな?
 雑誌の付録についていた「バーチャファイターPC体験版」をやってみる。3Dグラフィックボードなどのハードを必要とせずに遊べるみたいで、早速試してみたのだが……使用環境はペンティアム90MHz以上でした……はるかかなたの環境だな(涙)。明日、義兄の家に行くから、遊ばせてもらおうっと(義兄のパソコンは120MHz。ちなみに私は486DX2~66MHzなのだ)。ああ、もっと早いパソコンがほしいよぉぉぉ。でも、僕のパソコンでも結構動いたのでびっくり。こりゃ、ウィンドウズゲームの未来は明るいな。

6月8日(土)
 和歌山へ愛しの彼女(笑)に会いに行く。でもホントは義兄のペンティアムパソコンをいじりたかっただけ。鞄の中に、僕のパソコンでは重くてなかなか動かないソフトを詰め込み、出発する。
 行きの電車の中で「ガダラの豚・第1部」を読む。面白くってさらりと読了。第1部だけでも独立した物語になっているのね。続きを読みたくて和歌山駅前で2巻を探したのだが見当たらず。ちっ、仕方ねぇか。
 結局、この日はずぅぅぅっと義兄のパソコンをいじり続ける。「バーチャファイターPC」はやっぱり凄い。ああ、ついにパソコンでもここまでできるようになったのね(涙)。僕もこのゲームをやるために、思い切って新しいパソコンを買おうと一瞬考えたが、それならゲーム専用機を買ったほうが安上がりだわな。
 夜、「赤ん坊ハイハイ選手権」なるまたどーしようもなくくだらない番組をやっていたのだが、見てしまう。「高い高ぁい選手権」は「高い高い」をたくさんした人が勝ち……なんと優勝者は七百回を超えていた……。なんたる執念。なんたる根性。ああ、母は強し。
 あ、そうそう。理紗嬢もついにハイハイをするようになった。姉は相変わらず、気分がハイハイだが。義兄と僕は姉のハイハイテンションについていけず、ただ「はいはい、分かった分かった」と素っ気なく返事をするだけ。

6月9日(日)
 和歌山のスーパーでようやく「ガダラ」の2、3巻をゲット。近くの本屋も回ったのだが、エッチ本しかおいてなかった……(涙)。
 義兄の両親が理紗嬢に会いにやって来る。僕はひたすら「バーチャファイター」を続ける。わは。「とってもヲタクな弟さん」って思われたかも(苦笑)。でもうちの親よりはずっとパソコンに興味を持ってくれていたなぁ。うちの親なんてパソコンと絆創膏の区別もつかないんだから。この前も、指を怪我したから手当しなきゃぁって言って、おもむろにパソコンを小指の上に載せて、「ぎゃぁぁぁ」バキバキバキイイイイイイと複雑骨折してたからなぁ。んなわきゃないか。
 晩飯までしっかりごちそうになって奈良へ帰る。帰りの電車で「ガダラの豚・第2部」読了。続きが読みたくてすぐに第3部に移る。

6月10日(月)
 じめじめした日が続いております。自動車の中は蒸し暑いし、かといってクーラーかけると冷えすぎるし、実に調整しづらいです。
 信号待ちの時間などをフル活用しながら(笑)、「ガダラの豚」読了。いやぁ、面白かった。拍手拍手。

6月11日(火)
 オンラインソフトの「倫敦」にはまってしまった。思わず登録料を払ってしまったソフトって久しぶりである。だがどーしても四面以上、クリアできない。くぅ、所詮、おいらの英語力はその程度か。このゲーム、単語の訳も一緒に出たら、言うことなしなんだけどね。とりあえず今は五面を目指す私。

6月12日(水)
 ちーちゃんのアルバムが7月15日に出るよーだ。ううう、オリジナルアルバムは二年ぶりなんで非常に嬉しいっす。タイトルは「TAIYO」。皆、予約するように。

6月13日(木)
 あうあうあう。雨がしとしと降ってます。私は一人、大阪へ。雨が背中を叩きます。とってもとっても憂鬱です。
 ってわけでイタリア料理を食べました(なんだか脈絡ないなぁ(笑))。ろくな食事してないから、満足満腹でした。でもこれで、ようやく一段落ついたというか、吹っ切れたというか、もやもやしていたものがなくなった感じであります。ほっ。
 大阪往復の電車の中で「寂しい狩人」読了。

6月14日(金)
 あああああ、明日は東京で観劇なのだが、金がない(涙)。手持ちが三万しかない。これでは往復の運賃しか出ないじゃないかぁ。果たして銀行に金は残っているのだろうか? ちと不安である。非常に不安である。果てしなく不安である。でもなるようになるさと、実はあんまり深刻に考えてない(笑)。
 ってわけで明日会う連中よ。金貸せ(笑)。
 ボーナスは月末だもんなぁ。辛抱、辛抱。
 で、金がないのに、本を買ってしまう。ようやく発見した「探偵倶楽部」と、明日の新幹線の中で読もうと「ソリトンの悪魔」を購入。旅の途中で読む本は「今まで読んだことのない作家の大長編」と決めている。多少つまらなかっとしても無理に読んじゃうから。前回の新幹線のお供になった「家族狩り」は大ヒットだったが、さて、「ソリトン」はどうなるか? しかし海が舞台で「ソリトン」ってことは、こりゃイルカの名前なのか?(笑)。

6月15日(土)
 朝、2週間分溜まった洗濯ものを片づけて、東京へ。「そして扉が閉ざされた」が舞台化されたんで、見に行くんである。天気は晴れ。僕が上京すると必ず晴れる。ふはははは。究極の晴れ男と呼んでくれい。
 でもって「そして扉が閉ざされた」なんである。原作を読んだのは遥か昔で、内容は忘却の彼方だったので、新鮮な気持ちで見ることができやした。感想はタイトルをクリックね。11月には姫の「龍は眠る」が舞台化されるよーだ。おお、これも楽しみだな。
 夜はひたすら食ってひたすら飲んでひたすら歌う(笑)。

52歳の僕から27歳の僕へ
残念ながら8月10日に退職はできないぞ。いろいろと予定が延び延びになって、会社を辞めるのは9月30日だから💦

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