過去日記 1996-01前半

今読むと、めちゃくちゃ生意気です💦
ホント赤面モノです。最初に謝っておきます。ごめんなさい。
なお、当時の日記をそのままコピペしただけなので、文中のリンクはすべて機能していません。ご了承ください。

1996年（平成８年）

１月１日（月）
　あらまあ、正月である。本当は年明けと同時に、ホームページを公開しようと思っていたのだが、まだまだ完成していない。あああ、いつになったら完成するのやら。とりあえず、日記だけは今日から書き始めることにしよう。
　新年の目覚めは長野から。実は年末から長野・白馬へスキーに来ていたのだ。今日はその最終日。岩岳→47→五竜と滑って、今日はサンアルピナ佐野坂スキー場。午前中、狂ったように滑り続け、お昼過ぎに帰途につく。お昼は大町温泉郷の馴染みのお店で食事（酒盛り）。馬刺がおいしい。うむ。やはり日本酒は白馬錦にかぎる。
　高速道路は空いていて、夕方には実家に到着。いやいや、雪にも天気にも恵まれた最高のスキー旅行でありました。

１月２日（火）
　義兄がついにパソコンを買う決意をして、名古屋の電気屋街へ足を運ぶ。やっぱり富士通のパソコンが目立つ。義兄はエクセルを主に使いたいということだったので、エクセルがプレインストールされているDESK-POWERで決まりだぁと、即座にＳＸを買ってしまう。本当はもう少し下の機種でもよかったのだが、まだ486DX2を使っている僕としては、どうしても早い機械に触れてみたかったのだ……。わはは。ごめんね、のぶおさん。
　で、今度は僕のお買い物。ホームページ作成のために、どうしてもスキャナが欲しかったので、ついに購入。どうせ他の用途には使わないだろうからと、安価のハンディスキャナを買う。うむ。これでホームページ完成に一歩前進だぁ。

１月３日（水）
　義兄の買ったDESK-POWERを早速いじってみる。うむ。やっぱり早い。95に標準でついてくるゲーム"HOVER"なんて、僕のマシーンじゃ満足に動いてくれないもんな。ようやく"HOVER"の面白さを知る。森高千里のCD-ROMも、僕のマシーンではぐちゃぐちゃ状態だったのだが、おおお、なんて快適なのだろう。マシーンごとこっそり取り替えてやろうかしら。
　96年度、最初の読破本は宮部みゆき姫の「とり残されて」。うむ。姫にしては凡作だったな。

１月４日（木）
　悲しいことに、今日で正月休みは終わりなのである。明日から仕事なのである。うううう。昨年の10月に生まれたばかりの姪と記念写真。乳首を吸わせようとしたが、姪は嫌がって泣き出してしまった。やはり赤ん坊であっても、汚れたものは分かるらしい……ってほっとけよ、そんなこと。「無理矢理乳首吸わせようとしたけど嫌がられちゃったフォト」は後日、屋上ギャラリーに展示される予定なので、よかったら見てください。
　というわけで、明日から仕事なので、夜に奈良へ戻る。溜まりに溜まったニフティーのログ落としを始めたら、思ったよりも莫大な量で小一時間かかってしまった。電子メールの年賀状も何通か来ていて、ちょっぴり幸せな私でした。

１月５日（金）
　初出勤。久しぶりの仕事はやはり辛い＆眠い。
　買ったばかりのスキャナを早速パソコンに繋げてみる。スキャナを使うのは初めてなので、最初は取り扱いに戸惑ったが、慣れてみると……おおおお、こいつは便利だぁ。早速、ケツを出した写真（館長室のヤツ）と姪の写真（最初のページのヤツ）を取り込む。いろいろ加工もしてみたのだが、あまりにもいじりすぎて、なんだかわけが分からなくなってしまったので、結局、まったく手を加えていない無難な写真が決定稿となる。
　うむ。ホームページも何となく形になってきたぞぉ。日曜日には公開できるかなぁ。

１月６日（土）
　世間はまだ正月気分なのに、今日もお仕事である。が大して忙しくもなかったので、５時ダッシュで帰宅。これはどうやら明日にはホームページを公開できるぞとほくそ笑むが、こたつの暖かさにいつの間にやらうとうと。10時前には眠ってしまっていた。ああああ、こんなことで本当にホームページは完成するのか？

１月７日（日）
　なんか一日中、パソコンに向かっていたなぁ。ま、そのおかげでようやくホームページをアップすることに成功。ばんざぁい、ばんざぁい。しかしインターネット超初心者にとって、ＦＴＰの扱いは結構、手間取ってしまった。おい、Windows95。ＦＴＰソフトを標準装備してくれているのは嬉しいけれど、マニュアルがまったくないじゃないか。おかげで本屋で立ち読みしながらこそこそとメモするはめになってしまった……（苦笑）。
　早速、ニフティー友達のぜにーさんがホームページを覗いてくれて、メールを頂きました。名前からおわかりの通り、当博物館３Ｆに生息するぜにーちゃんの名前は彼から頂いております。いえ、決してモデルではないです。モデルではないと思うのだが……モデルなのかなぁ？
　とにかく本日が、「クロケン's ホームページ誕生日」となりました。到らぬところもあると思いますが、これからもよろしくお願い致します。

１月８日（月）
　もうすぐ誕生日である。誕生日までにどうしてもやらなければならないことがある。免許の更新だ。というわけで、本日は仕事の途中にこっそりと免許センターへ行く。もちろんこの３年間無違反なわけもなく、講習を受ける羽目に。ま、それなりにためにはなったが。しかし、免許更新に行くといつも思うことなのだが、誕生日の近い人間がこれだけたくさん集まってるんだなぁと思うとなんだか不思議な気分である。
　今月の講談社ノベルズを探すが、奈良にはまだ置いていない。くそ、だから田舎は嫌いだぁ。京極氏の新作は「アトポス」を上回るという話だから、きっとサイコロみたいな本なんだろうなぁ。楽しみ。楽しみ。

１月９日（火）
　ようやく「鉄鼠の檻」「アトポス」「ネヌウェンラーの密室」を購入。いや、噂通りの分厚さですね。「鉄鼠」と「アトポス」の間に埋もれてしまっていて、なかなか見つからなかったぞ、「ネヌウェンラー」（笑）。
　実は京極作品はまだ「姑獲烏の夏」しか読んでなくて、これで京極超分厚未読本が３冊並んでしまった。果たしていつ読むことになるやら。
　「ネヌウェンラー」で初めて小森さんのお顔を拝見。ややや、なんて若い人なんだぁ。一瞬、女性かなって思っちゃったぞ（え？　男性だよね？）。まずはこれから読むことにしましょう。
　「ＲＩＫＯ～女神の永遠」読了。いやいや、こういうタイプの小説は初めてでした。ちょっとかるちゃ－しょっく

１月10日（水）
　ＴＶドラマ「古畑任三郎」いよいよスタート。うむ。期待通り。満足。満足。近々、博物館２Ｆに感想をアップする予定なのでもう少しお待ちを。しかし今泉君、ますます額が広くなりましたねぇ。
　WIN95標準のＦＴＰが使いにくいとぼやいていたら、WS_FTP32というソフトを発見。早速ダウンロードする。おお、こりゃ便利だ。ってわけで、さらば標準ＦＴＰ。
　ホームページを覗いてくれた身内以外の人から初めてメールが届く。いやいや、嬉しいもんですねぇ。ってわけで、やっぱりメールをもらうと凄く嬉しいんで、これを読んでいるあなたも是非、メールください。ちなみにメールをくれたのは田中俊夫さん。ここを押すと、田中さんのホームページへひとっ飛びだぁ。

１月11日（木）
　「ネヌウェンラーの密室」を昨日から読み始めたのだが、この本、睡眠薬のようです。いや、面白くないってわけではないんですけど、開けた途端、夢の世界へ……。なぜだろうなぁ？　巷の評判は予想通り（？）不評みたい。作品云々よりも帯のコピーに文句が集中しているみたいですなぁ。こうなると逆に、僕もどれだけ期待を裏切られるのか楽しみだなぁと……妙な期待を抱いて読んでおります。近いうちに１Ｆでお会いしましょう。
早く当博物館２Ｆをオープンしたいのだけれども、なかなか作業が進まない。あ、１Ｆの雑感文がなんだか随分重くなった感じだったんで、作家別にア行、カ行……とページを細かく分けました。これで作品が増えてもしばらくは大丈夫でしょう。って、そんなに早くは増えないだろうけど。

１月12日（金）
　朝、新聞を見てびっくり。「テロリストのパラソル」が直木賞受賞とな。江戸川乱歩賞から直木賞が出るのは初めてのことですよね。いや、凄い、凄い。
ところで今日はまだ12日である。今日が終わるまであと３時間ほどあるのだが、これから箱根へ旅立つので、今日の日記も書いてしまいます。明日から３連休。ちょっと箱根でくつろいでまいります。持参本は読みかけの睡眠薬「ネオウェンラー」と「アトポス」の２冊。２泊３日の旅ですが、ま、「アトポス」のあの厚さがあれば、十分、旅の間中、楽しむことができるでしょう。
　そんなわけで、ホームページの更新は数日間、お休みです。ぢゃ、さらばじゃ。

１月13日（土）
　はっぴばーすでーつーゆー、はっぴばーすでーつーゆー。本日、27歳の誕生日である。うむ。めでたい。めでたい。そんでもって友人と箱根へ温泉旅行である。きっと友人たちは大きな花束を抱えて「誕生日おめでとう。らぶりーらぶりー。これからもずぅっとあたしたちに幸せを与えてね」とか言って祝福してくれると思ったのに、知らん顔だもんなぁ。くそ。
　行きの新幹線の中で、「ネヌウェンラーの密室」読了。巷では酷評されているようですが、いやどうして、面白かったっすよ。感想はタイトルをクリックしてね。
　で、箱根旅行ですが……箱根って富士山があんなに大きく見えるんだね。いや、びっくりびっくり。温泉に浸かってすっかりリフレッシュしてしまいました。夜は大宴会。いやぁ、呑んだ、騒いだ、フロントマンに怒られた。うわははは。

１月14日（日）
　箱根２日目。彫刻の森美術館へ。昨日も今日もいい天気。うむ。やっぱり日頃の行いがいいからなぁ。館内の古ぼけた塔は凄く怖かったぞ。
　で、箱根で大騒ぎした後、東京へ。明日は皆でザウスへ行くのだ。カプセルホテルに泊まって「アトポス」を読みにかかるが、あっと言う間に眠ってしまう。

１月15日（月）
　３連休最終日はザウスでスキー。まさかこんな真冬に室内スキー場へ来る奴はいないだろうと思っていたら、げげげ、なんだこの行列は。そんなこんなでなんとザウスを出たのは午後７時過ぎ。わはは。奈良に戻ったときはなんと午前２時を過ぎていたのであった。ま、疲れたが楽しい３日間であった。
　帰りの新幹線の中で「アトポス」読了。うぅん……感想はタイトルをクリックだぁ！

52歳の僕から26-27歳の僕へ
生意気な口調がいかにも20代だなあ……「うむ」の連発が鼻につくので今後はなるべく控えてください💦
あと、宮部さんの作品を「凡作」と偉そうに評価するのはやめろ！　冷や汗出るわ💦