過去日記 1999-05後半
今読むと、めちゃくちゃ生意気です💦
ホント赤面モノです。最初に謝っておきます。ごめんなさい。
なお、当時の日記をそのままコピペしただけなので、文中のリンクはすべて機能していません。ご了承ください。
1999年(平成11年)
5月16日(日)
家に帰ると、テーブルの上になにやら見慣れぬお菓子が。「味は桑名のハマグリクン」――ぷっ。なんじゃそりゃ。どうやら我が地元の銘菓らしい。ハマグリの形をしたクッキー。うーーん、見た目はあんまりおいしそうじゃない。クリームがサンドされてるんだけど……なんか年寄り向けの味だな。
ハマグリクン――このなんとも形容しがたいネーミングのお菓子を食べたい方は伊勢神宮参拝の帰り――あるいは長島スパーランドの帰りにでも、是非桑名へお立ち寄りくださいませ。
長坂秀佳「弟切草」読了。
5月17日(月)
何か月ぶりかで車を洗う。ダークブルーの車体だからそれほど汚れも目立たず、これまでずぅっと放ったらかしにしておいたんだけど、洗ってみたら、あららら、すごいすごい。こすれどこすれどいっこうに綺麗にならず。汚れが次から次へと出てくる出てくる。なんだかボディーがひとまわり小さくなったような気がするぞ(笑)。
スキーキャリアもようやく外し終わったけど、タイヤはまだスタッドレスのまま。この冬は新しいスタッドレスに買い換える予定なんで、このまま履きつぶしちゃおうかなと思ってるんだけど、別に問題ないよね?
5月18日(火)
ひさしぶりにだらだらと休日を過ごしてるなぁ。え? いつも? ……はい、おっしゃるとおりです。
森高の新曲「まひるの星」を買って、ぼぉっと聴いて、「古畑」観て、パソコンいじってたら1日が終わっちゃった。いいのか、これで?
5月19日(水)
朝、軽い気持ちで「永遠の仔」をめくってたら、あらららら、止まらなくなっちゃった。トイレ、食事以外は本から目を離せず、結局夜10時までかかって読了。うわあ。丸一日「永遠の仔」に奪われてしまったぁ。
NO-RY画伯から、地獄図の新作が届く。「水目ひよこ」に続くキャラは「ベロ猫」なんだそーだ。
しばらくは動物シリーズを続けるらしいのだが、うーーん、コンセプトがよくわからん(笑)。キャラクターグッズを作ってのひと儲けを企んでいるのか?
ちなみにこの猫、ホイサホイサと鳴くらしい。NO-RY画伯に励ましのおたよりもよろしく。
5月20日(木)
ようやく今月の講談社ノベルスをゲット。「黒猫の三角」「法月綸太郎の新冒険」「ペルシャ猫の謎」を購入。「六歌仙の暗号」と「血食」は周りの評判を聞いてからにしようっと(そういえば「カーニバル」もまだ買ってない……)。それ以外にも、まもなく映画が公開となる「催眠」の続編「千里眼」、文庫に落ちた「どちらかが彼女を殺した」(なんと袋とじで「作品の手引き」付きだ!)、「夢にも思わない」、さらに漫画2冊を購入。
夜は飲み会。最近、ちょっと食べ過ぎ。体重も増えております。自制しなければ……。
5月21日(金)
僕の働くスーパーでは売場通路に置かれた商品のことを「アイルの商品」と呼ぶ。なぜ通路のことを「アイル」と呼ぶのか、以前から不思議に思っていたんだけど、本日ようやく判明。
――新しく着任した社員の一人がアイルの商品のことを「島」と呼んでいたことから、なるほど――通路にぽつんぽつんと置かれた商品は、島のように見えないこともないな――「島」→「アイランド」……だから「アイル」なんだぁ! と一人で勝手に納得。得意げに他の仲間にそのことを話すと、彼はぽつりとひとこと――「アイルって英語で『通路』って意味だよ……」。
……え? そうなの?
ぐわああ、また無知をさらけ出してしまったあぁぁぁ。
5月22日(土)
漫画家の野間美由紀さんからホームページのURL変更のメールを頂く。そういえばリンクのページって、1年以上更新してないんだよなあ。近いうちにどうにかしなくっちゃ。――あ、野間さんのHPのURLはこちら。
で、ひさしぶりに野間さんのページを見ていたら、あららびっくり。いつの間にやら西澤保彦ファンクラブHPができてたのね。しかし……柴田よしき、野間美由紀の女性二人にホームページを作ってもらえるなんて、なんと羨ましい人だ……。
森博嗣「黒猫の三角」読了。
5月23日(日)
日本推理作家協会賞の結果を知る。うわあい、東野さんの「秘密」が受賞だあ。東野さんが賞を穫ったのって、実はデビューの「江戸川乱歩賞」以来、初めてなんだよね。嬉しい、嬉しい。めでたい、めでたい。赤飯炊いてお祝いだい!
ちなみにその他の受賞作は香納諒一氏の「幻の女」と北森鴻氏の「花の下にて春死なむ」。をを、早速読まなければ。
5月24日(月)
名古屋の不良主婦H姉と共に、名古屋のBOOK OFF探訪。「刑事コロンボ」のノベルスを大量に見つけるなど収穫多し。
熱田区にあるBOOK OFFの馬鹿でかさには口をあんぐり。店内にはソファもあって、じっくり腰を据えて立ち読みできるようになっている(ん? 日本語おかしいな(苦笑))。すごいぞ、BOOK OFF。思わず古本買いすぎちゃって、金すっからかんだぞ。この先の生活費をどうする? 身体を売るしかないか? ♪本を売るならBOOK OFF ♪体売るならBOOK OFF ――いや、それは売っちゃいかんって(笑)。
う*こ評論家としてその名を知られているH姉であるが、人がカレーうどんを啜っているそばで、「この前、下痢になったときさあ、未消化のうどんがそのまんま出てきたら、ちょうどそんな感じだったわよ。うわははは」と高らかに笑うのはやめろ。
昼飯はカレーうどん。夜は「味仙」にて台湾ラーメン。明日のう*こが怖い……。ってこんなことばかり書いてたら、H姉と変わらんな。でも少なくとも僕には、う*こを伏せ字にするだけの謙虚な心がある。うん、うん。
中森明菜の「サザンウィンドウ」「サザンウインド」がどんな歌だったか思い出せず、しばしH姉と議論。それ以外の曲はすぐに思い浮かぶのに、なぜか「サザンウィンドウ」だけが出てこない。「北ウィング」「北ウイング」と似てるから、ひょっとしてなにか勘違いしてるんじゃないか? 実はそんな曲は存在しないんじゃないか? という論まで出たほど。
結局思い出せぬまま別れたのだが……家へ帰ってくると留守電が1件。1件だけのはずなのに、テープの巻き戻る時間がやけに長い。再生してみると……H姉の歌声で、延々「サザンウィンドウ」1コーラス(笑)。……どうもありがとう……。
Fさんからひさびさのお電話。状況わずかに進展か?
5月25日(火)
布団の中でゴロゴロ寝そべりながら「法月綸太郎の新冒険」を読み、一日を終える。……大して分厚い本じゃあないんだから、読み終えるのに丸一日はかからないだろう――と思った貴方。はい、あなたは正しい。1編読んでは昼寝し、さらに1編読んでは昼寝し……そんな感じだったからね(苦笑)。いかん、いかん、いかん。先週からすっかり怠け者モードに入ってるぞ。たっぷり5時間は昼寝したから(それって昼寝っていうのか?)、夜は寝つけなくなるんじゃないかう――と心配してくれた貴方。残念、間違ってます。これがなぜかぐっすり眠れちゃうんだよなあ。わはははは。寝る子は育つ。これ以上育ってどうする?
なぜか布袋寅泰にインタビューを依頼する夢を見る(笑)。なぜ布袋なのか、なぜインタビューしなくちゃならないのか、まったく意味不明。でも気さくに受け答えなどしてくれて――布袋さん、ホントいい人でした。別れ際、「バンビーナ」も歌ってくれたし。「♪石井のハンバーグぅ~」――え、歌が違う?
5月26日(水)
変態友人(友人?(軽い疑問形))Tからメール。「仕事中だけど重要案件なのでメールする」――と書いてある。
仕事中にわざわざメールしてくるなんて、一体どんな緊急事態が起こったんだ? と緊張しながら続きを読む。
用件は5月24日の日記について。
「『サザンウィンドウ』ではなく『サザン・ウインド』だ。『窓』ではなく『風』ね。さらに『北ウィング』ではなく『北ウイング』だ」
――仕事中にわざわざありがとう(笑)。っていうか仕事しろ。
あと、末尾に「ちゃお」って書くのはやめなさい(笑)。
5月27日(木)
これからやって来る蒸し暑い季節に備え、パソコンをエアコンのある部屋へ移動。ついでに部屋の大掃除。
いつまでも大切にものを取っておくほうではないので、いらないものはどんどん処分。今回、大量に捨てたのは――カセットテープ。ラジオから録音したライヴテープ以外はすべてポイ。もうカセットテープなんてまったく聴かないもんね。いやあ、懐かしいテープがいっぱい出てきたぞ。山口百恵にピンクレディー、キャンディーズ。寺尾聡(漢字合ってるかな?)、クリスタルキング、KAN……。洋楽は滅多に聴かないんで、邦楽ばっかり。ポンキッキのテープなんかもあって、これは捨てるのをちょっとためらったんだけど、「ええい!」と潔く処分。
さらば青春のカセットテープ。テープを引き出してくしゃくしゃに丸め、「天然パーマ」と頭に乗っけていた頃が懐かしい……(遠い目)。
Fさんからお電話。あまりよくない話をひとつ(涙)。3歩進んで2歩下がるといったところか。うーーん、個人的にはすごく気に入ってる話なんだけどなあ。やっぱり一般受けはしないのか?
電話を切った直後、Fさんより小包届く。こうなったらこれに賭けるしかないな。今週中になんとかしたいもんだわさ。
5月28日(金)
H姉のホームページ――5/26の日記に、H姉の目撃した興味深いミステリ談が。
日記を見られない人のために、H姉の遭遇したミステリアスな出来事についてかいつまんで説明すると……。
婦人服売場。試着室の前に置かれた一足の靴。試着室内には誰かがいる → おばさんがやって来て、二言三言試着室内の人物に声をかける → おばさん、試着室の前に置かれた靴を手に取り、そのままエスカレーターに乗ってどこかへ行ってしまう → ありゃりゃりゃ、一体どういうことなの??
――で、以下は僕の推理。
<推理1>
試着室内の人物(仮にAさんとする)は婦人服売場に来る前に靴を買ったんだな。だから荷物と一緒に新品の靴を持っていた……と。Aさんと、Aさんの靴を持っていってしまったおばさん(こちらはBさんとする)は友達。
「あんた、さっき買った靴履いて帰りゃあすでしょう? それやったらあたしが古い靴、持ってったげるから、新しいの履いておいでん」
「悪いねえ。じゃあ頼みます」
――ってな会話が交わされたのでは(ごめん。名古屋弁はよくわからんのでメチャクチャだ。おいでんは三河弁か?)。
<推理2>
「いつまで服選んどる気? あんたに似合う服なんていくら探してもありゃせんわ」
「どえりゃあむかつくわ。なんやの、じぶんのことは棚にあげて」
「きぃぃぃっ! どえりゃあ激怒!」
――ってなわけで腹を立てたBさんは、Aさんを困らせてやろうと靴を持っていってしまった。
<推理3>
実はAさんは爆弾魔。靴の底に仕込んだ小型爆弾で、デパートを吹っ飛ばそうと企んでいた。NHM(名古屋の平和を守る会)会長であるBさんはその情報を入手し、爆弾の回収にやって来た。
「怪盗ボンバー! あなたの企みは今回も失敗に終わったわ!」
「ぬぬう、こしゃくなシャチホコマンめ。次は見ておれ!」
<推理4>
BさんはAさんのことを追い回すストーカーでしかも靴フェチ。
<推理5>
いや、Bさんは通りがかりの単なる靴フェチ。靴ならなんだっていい。
<推理6>
いやいや、実はAさんが靴フェチ。それはBさんから盗んだ靴だった。
<推理7>
ついでに店員も靴フェチ。
<推理8>
みーんな靴フェチ。
<推理9>
わぁい。
有栖川有栖「ペルシャ猫の謎」読了。
5月29日(土)
宮部みゆき「夢にも思わない」読了。
5月30日(日)
だはぁ~♪
書くことないんで、宇多田ヒカルの真似をしてみました。
♪You are always gonna pink panda~ なんだよ、ピンクパンダって(笑)。ピンクの像なら見たことあるけど(ねーよ)←ヒアリングにはめっぽう弱い奴。
5月31日(月)
近所の書店で「銀河鉄道999」の19巻を見つける。「ビッグゴールド」が廃刊になったので、今後はインターネット上で連載を続けていくらしい。
ひさしぶりに「新999」を最初から読み直してみたんだけど、うーーん、どうもイマイチ話が見えてこないよなあ。そういえば思いっきり中途半端で終わった映画の続編はちゃんと制作されてるのか? 最近、まったく話を聞かないんだけど……。
ちなみに「新999」の最新作はここで読めますです。
三谷幸喜「俺はその夜多くのことを学んだ」読了。
52歳の僕から30歳の僕へ
Fさんから送られてきた小包というのは、おそらく煩悩の数以上の修正チェックが入った『環(リンク)』(のちの『ペルソナ探偵』)だな。そして、酷評をくらったのは『正直者の頭に神宿る』(のちの『嘘つきパズル』)と思われ。
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