美味しい「つぼ焼き芋」
気温が低くなると、火が恋しいですね。
ドラム缶ピザのご利用も増えていますが、つぼ焼き芋器のご利用も増えています。
子どもも大人も大好きな焼き芋。
センターのつぼ焼き芋器は所長ロバさんの手作りです。
ちょっとのコツでとても美味しく焼きあがります。
今日はみなさんにもそのコツをお伝えします。
まずはお芋の準備です。
つぼ焼きで焼くのに適したお芋はSサイズです。
お芋の上下を切り落としてあげることで、お芋が破裂するのを防ぎます。
お芋の悪い部分があったら、包丁で取り除きましょう。
つぼ焼き芋器にはフックで吊り下げてお芋を焼きます。
お芋が落ちないように重心を見てあげながら、反っている側にフックを付けます。吊るしやすいように上部に1cmくらいの余裕を持たせましょう。
お芋の準備ができたら、次は炭火の準備です。
つぼ焼き芋器の下部に空いている空気口と七輪の空気口を合わせるのを忘れずに。
七輪は落ちた炭で空気口を塞がれてしまうのを防ぐのに、中敷きの角を空気口の上にあて置くこともポイントです。
炭に火がついたら七輪へ移しますが、灰や小さな炭で空気口をふさがないためにも、火ばさみで入れ移すのが良いでしょう。
炭・火消壺を扱う際は必ず皮手袋をしてくださいね。
つぼ焼き芋器の蓋をあけっぱなしにしていると、炎が上がってしまいます。
炎が上がるとお芋が焦げてしまいますので、フタの開け閉めで炭火の状態を調整して下さい。
さて、ようやく芋を焼き始めます。
始めフックは外側から内側へ向けてお芋を吊るします。
30分吊るしてお芋がやわらかくなったら、お芋の向きを変えて内側からかけ直します。
お芋を触る際にはとても暑いので、軍手を2重につけて火傷をしないように。
また、フックをかける際に大きくお芋が揺れてしまうと、他のお芋を落下させてしまいます。
蓋を開けていると炭から炎が上がってしまうので、慌ててしまいがちですが、ここは慎重に吊り下げましょう。
お芋の大きさによって変わりますが、約1時間でやきあがります。
焼き立てよりも少し落ち着かせた方が美味しいです。木箱に入れ、タオルとキッチンペーパーで全体を包んで10分程置いてから、食べます。
掘ったばかりのお芋や買ったばかりのお芋より、しばらく寝かせたあとのお芋の方がしっとり感が違い、美味しいです。
(写真左はかったばかりのお芋、右側は寝かせたお芋。色が違いますね!)
是非みなさんもセンターでつぼ焼き芋器でお芋を焼いてみてはいかがでしょうか。(梅田)