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3DCoatの特徴【超初心者向け】

  • 3D-Coatに興味あるけど、どんなソフト?

  • どういうことができるんだろう?


こういった疑問にお答えします。

この記事を書いている僕は、3DCG学習歴10年ほど。
3D-Coatの特徴
3D-Coatのツールを紹介していきます。
ぜひ最後お読みください。

3DCoatの特徴

3DCoatはデジタル彫刻ができる3DCGソフトです。
大きな特徴としては、トポロジーの制限がないボクセルオブジェクトをスカルプトする点。

トポロジーとは、ポリゴンモデリングをする際のポリゴンの流れのこと。

3DCGソフトはポリゴンオブジェクトを使用するソフトが多いですが、3DCoatは、ボクセルオブジェクトを使うことで、実際に粘土で彫刻しているような感覚でスカルプトすることができます。
ボクセルオブジェクトとは、小さな粒が集まってオブジェクトができています。
(3Dピクセルと呼ばれることあります。)
そのため、オブジェクトとオブジェクトを結合や切り離しがしやすいという性質があります。
3DCoatはボクセルのスカルプトソフトだと言ってきましたが、「サーフェイス」というポリゴンオブジェクトでスカルプトすることもできます。
サーフェイスはボクセルに比べて動作が軽く、フリーズツール(Photoshopのマスクのようなツール)が使えます。
細かい作り込みがしやすく、ペイントルームで直接ペイントすることもできます。

3D-Coatのツールを紹介

3D-Coatにはスカルプトツール以外にも便利なツールが備わっています。

  • リトポロジー

  • UV編集

  • ベイク

  • PBRペイント

  • レンダリング

ひとつずつ見ていきましょう。

リトポ

リトポロジーの略
トポロジーを再構築することをいいます。
ボクセルモデルのままだとデータがかなり大きくなります。
そのため、他のソフトへ持っていくことが難しく、アニメーションを付けるときにも不具合が発生する可能性があります。
そこで、リトポを使いローポリゴン化してデータを小さくし、トポロジーを整えることで、他のソフトと連携したりアニメーションで不具合が出ないようになりす。

UV編集

テクスチャのUVを編集するためのツール
テクスチャは、そのままだと貼ったときに歪んでいたり、テクスチャの切れ目が意図しないところに出てきたりします。
UVを編集することで、テクスチャの歪みや目立たないところへ切れ目くるように調整します。

ベイク(焼き付け)

ベイクは、ローポリゴンモデルとハイポリゴンモデルの高さ情報の差を利用し、normalマップ(高さ情報を持ったテクスチャ)作成することができます。
リトポしたローポリゴンモデルにハイポリゴンモデルのディテール(細部のしわなど)をベイクし、normalマップ(高さ情報を持ったテクスチャ)作成。
ローポリゴンモデルにベイクで作成したnormalマップを貼ることで、ハイポリゴンモデルのディテールを再現できます。

PBRペイント

PBRペイントとは、物理ベースレンダリング(Physically Based Rendering)のための3Dペイントツールです。
PBRペイントを使うことで、かなりリアルな質感のテクスチャを作ることができます。

レンダリング

レンダリングとは、画像や動画(3DCoatにはない)を作成することを言います。
完成したモデルにテクスチャを貼り、ライトを配置してレンダリングするとこで静止画画像を書き出すことができます。

以上が3DCoatで使用できる主なツールです。
いかがだったでしょうか?
かなり便利なツールがたくさんありましたね!
これからも3DCoatの良さがわかる記事を書いていきますので、よろしくお願いします。

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