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バイクをヤフオクで売った話

約15年乗っていたバイクを買い替えのため手放すことにしました。
下取りも考えたのですがオクフリマ相場と下取り額が10万以上も違うことから面倒そうではありますがヤフオクを使って個人売買で売却した体験をメモってあったのでまとめて記事にしました。
これからバイクの個人売買を検討されてる方がいれば参考になれば幸いです。
ちなみに1年前に書いたメモをまとめた記事なので少し内容が古くなってる部分もあると思いますがご容赦をください。

第1章売り場検討編

まずメルカリとヤフオクを比較して

(1)手数料

通常売れた金額に対して
メルカリは10% ヤフオクはプレミアム会員8.8%(会員登録なし10%)
の手数料を取られる

しかしよく調べるとヤフオクでバイク車体は特定カテゴリーに該当して手数料が割合ではなく1980円一律という19800円以上で売れるならかなり得である。
特に今回売る予定のバイクは●十万円の相場なので金額で言えば●万近く手数料が節約できます。

手数料の面では、圧倒的ヤフオクが有利

(2)相場

手数料がいくら安くても相場が●万円以上違えばトータルで考えたら意味がないので相場をチェック

あまり出回ってない車種ということで現在出品されている数や落札購入された相場をチェックします

メルカリは、出品自体が少なく現在出品されて売れ残っている物の価格は高いが売り切れた物の相場はあまり高くなく正直下取り+5万くらいいけば良さそうな感じ

ヤフオクは、メルカリと比べると出品数も多く現在出品中な物はかなりメルカリよりも更に高い
メルカリと違いオークションなので終了期間前の入札の入ってる物の価格を見てもあまり意味がないが割とこの車種に関しては活発に取引されている感じがします
落札相場を見ても商品のバイクの状態によって差はあるけど下取り価格から+10〜15万くらいで売れそうな感じでした

相場の面でもヤフオクが有利

(相場に関しては車種や商品のジャンルによってはメルカリの方が高い場合がありますので一概にバイクの相場はヤフオクが高い訳ではないのでご注意を)


(3)売上金の受け取れるタイミング

通常の品であればメルカリが受け取り評価、ヤフオクが受け取り連絡と名称こそ違えど同じようなタイミングで購入者が商品を受け取った後にそのボタンを押すと売上金が出品者に反映されるシステムなのでどちらとも変わらないと思っていたのですがここでもバイクはヤフオクの特定カテゴリーの恩恵?でバイクの場合は購入者が支払ってすぐに売上金が反映されるシステムでした。
とりあえずこのおかげで廃車手続きをして名義が相手に移った後に後出しでイチャモンつけてきて受け取りボタンを押さないという心配はない訳です。

受け取りタイミングの面ででもヤフオクが圧倒的有利


以上の(1)(2)(3)の点から今回はとりあえずヤフオクに出品することに決めました。

第2章ヤフオク出品編

(一)出品準備

ヤフオクはバイク出品は初めてですがヤフオク利用歴は10年以上取引件数も正確な数はわかりませんが4桁以上あるので割と慣れてるのでこれに関しては簡単にできたので軽く書いときます。

主にやるべきことは以下4つ

①バイクの写真撮影

②説明文作成

③相場から考えて値段設定

④出品タイミングの見極め

まあ、ここらへんの作業はオークションに慣れていない人は大変なんでしょうが自分は慣れているので写真撮影や説明文作成も簡単にでき、相場を調べつつも自分としての希望額などを考えての価格設定とライバルが少ないタイミングでの出品はお手の物です。
写真や説明文に関してはダメな箇所を隠さずにそれをちゃんと見せて説明した方が落札後にトラブル可能性が減るので結果的には楽に取引を進めることができます。
それを納得した上で買ってもらうのと隠してそれに後で気づかれて揉めることになるのではどっちが良いかは明白だと思います。

第3章出品から落札されるまでの質問や現車確認希望者とのやりとりなど

中古のバイクの出品ということで説明文章や写真だけではなかなか伝わらない部分はあります。
特に中古なので車体の状態などは実際見るのと写真で見るのでは写真の映りによって良く見えたり悪く見えたりするものだと思います。
そのためバイク実物の状態を出品者購入希望者のお互いの都合を調整して現車確認と言ってバイクの実物を見に来ることが一般的です。
これも通常のオークションではほとんどやらないバイク出品ならではの面倒なことの一つです。
結局今回は現車確認希望者はいたのですが直前になって連絡が取れなくなり中止になったりはしましたが最終的に落札した方は場所も微妙に遠く忙しくて行けないので動画撮ってくれと言われて動画を送りそれを見て入札を決めてくれたようです。
まあ、結果的に面倒くさい現車確認はやらずにすみましたがまあドタキャンするヤツがいたりしたのでなかなか労力は使いました。

第4章落札後の落札者とのやり取り

ヤフオク取引の経験には慣れているが通常の取引では落札されたら発送し発送連絡する程度です。
しかしバイクに関しては名義を落札者へ移す手続きのやり方の相談やどのような方法でバイクを相手に渡すか(業者による配送or落札者が引き取りにくる等)の相談など落札後にお互いの希望や都合によって取り決めることがいくつもあります。
ここらへんが通常のオークションの取引と違って非常にめんどくさいですね。
相手がスムーズにコミュニケーション取れる人だといいのですがまあそういう人ばかりという訳ではないので。
とりあえず今回は、こちらが廃車手続きをして書類を郵送して落札者がその書類を元にナンバー登録をしてナンバー持参で引き取りに来るという形になりました。

第5章廃車手続きと必要書類送付

廃車手続きですが地元の陸運局へ行きます。

必要な物は
軽自動車届済証とナンバープレート

ナンバープレートは、プラスドライバーとメガネレンチで簡単に外れますので外して持っていきます。

後は陸運局にある用紙に記入して提出すれば軽自動車届済証返納証明書がもらえます。
それと譲渡証明書も必要なのですがこちらは言えばもらえますがネットでDLしてプリントアウトして記入しても大丈夫です。
陸運局にあるどの用紙に何を記入したらいいかは陸運局の人に聞けば教えてくれるので教えてもらいながらやったらいいかと思います。
いろんな用紙があって窓口もたくさんあるので初めて行って迷わずに手続きするのは無理だと思いますので素直に聞きましょう。

陸運局で手に入れた軽自動車届済証返納証明書と譲渡証明書を落札者に送ります。
譲渡証明書には必要事項と印を押します。
後は届いた書類を使って落札者の登録手続き完了を待ちます。

第6章バイク引き渡し
落札者が登録手続きをしナンバーを手に入れたらよいよ引き渡しです。
バイクは、ナンバーを既に外してしまっているのでバイクにもう乗ることはできないので押して運ぶしかないので(車に乗せて運ぶという手もありますが)
自宅か自宅から押して運べる範囲の場所での引き渡しとなります。
お互いの都合を調整して引き渡し日時と場所を決めて受け渡しです。
詳細は書きませんが取引メッセージのやり取りからやばそうな人を想像していましたが普通の人が取りに来たので安心して引き渡すことができました。
直接取引相手と会うということも通常のオークションではないことなのでなかなか緊張しますね。
とりあえず引き渡し特に問題もなかったのでオークションの取引としてはここで完了です。

第7章保険中断と自賠責解約

売買取引は終わりましたがバイクを廃車したので任意保険と自賠責保険の処理が残っています。

(1)任意保険の解約と中断証明書発行

任意保険は、解約の他に今までの等級を次の契約の際に引き継げる中断証明書の発行もしておいた方がまだバイクに乗る予定の人は必須です。
自分の場合は、次買うバイクの排気量が変わってしまうので使えないのですが10年間有効なのでまた10年以内にこの排気量クラスのバイクを買うかもしれないので取っておきました。
任意保険の解約は電話一本で返金される銀行口座を伝えて完了ですが中断証明書発行は送られてくる書類に記入し返送が必要です。
書類が送られてきたら記入し返送すれば完了です。
保険会社によって多少違うのかもしれませんが自分が入っていた会社は必要事項記入とバイクを譲った相手の連絡先を書いて終了でした。
譲った相手に対して特に連絡したりすることはないそうです。

(2)自賠責解約
自賠責の解約は電話だけで完了せず返送された書類に記入し他に必要書類を合わせて返送する必要があります。
必要書類は、登録抹消を証明できる書類(廃車時にもらった軽自動車届済証返納証明書のコピー)と自賠責保険証明書(原本)とあれば自賠責のステッカーの3点です。
ステッカーはなかったら大丈夫とのことですが以上の3点と送られてきた書類に必要事項を記入して返送すれば解約できます。
軽自動車届済証返納証明書は相手の登録時に必要なので送る前にコピーをとっておいた方が楽ですね。
自分は何枚かコピー取っておいたのでそれを使いました。

第8章バイクの個人売買感想
ヤフオクでの取引は慣れていましたがバイクは通常の出品と比べるとやることが多くて少し不安もありましたが終わってみればスムーズに取引完了することができました。
もちろん今回相手がよかったってこともあると思いますが下取り額とオークションでの落札額を考えると十分やる価値はあるんじゃないかなと感じました。
でも、下取りとの差額が10万以上だからやったけど差額が1〜2万円だったら次はめんどくさいので下取り出しちゃうかなw

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