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#2 美容師を24年もつづける理由【飽きない性です】

今年で25年目となる美容師業は私のメイン収益なのだが、よくぞここまで永く続けているなとおもう。昨年個人事業主となり業務委託契約ぎょうむいたくけいやくしてるへアサロンが今年3月いっぱいで閉店するということもあり、2025年は大きなターニングポイントとなりそうだ。とはいえこれまでも、大なり小なりのターニングポイントとなりそうな時期はあった。なぜ同じ会社に23年も勤めたのか?なぜ同じ職業を24年も続けたのか?

答えは〈飽きない性〉だったのだろう。よくよく考えれば思い当たるふしがいくつかある。息子が小学生のときに流行った玩具おもちゃ〈ベイブレード〉も最終的には私のほうがハマって集めていたし、好きなアニメキャラもグッズ集めを3年以上続けている。大人気映画である鬼滅の刃も映画館に8回ほど足を運んだ記憶がある。いつからこんな性分になったのか、元々こういう性質だったのかは分からないけど美容師(とくにヘアカットという技術)においては、いまだに飽きがこない。

たぶん研究者気質なんだろう。「同じことを続けるのもデメリットがあるのでは?」と言われれば否定はできない。私も(別のことをしていればもっと楽しくなるチャンスがあるのかな)などと考えたことは度々ある。けれど飽き性だろうが飽きない性だろうが、どっちが良いとかどっちが微妙とか、成功しやすいとか失敗しやすいとか、そんな議論は必要ない。自分がそこで満足できていればいいだけだ。

もちろんムダな時間を過ごしてしまったなどと後悔することもあるだろう。そういうときは一度スパッと離れてみるのもいいし、そういう〈ふっきれる〉チカラも必要なのかもしれない。

現在やっていることに対してこだわり続けず、世界や社会、テクノロジーや人間関係など「変わらないといけないのかな」とのんとなく変化を感じ取れるタイミングがあれば動いて、「このままでも楽しいな」と多幸感があるのならそのままでいいんだろう。


postscript
久方ぶりにインスタをはじめたけれど、もちろんのこと仕様が昔とちがい悪戦苦闘あくせんくとうしてます笑。〈学びヤメ〉をせずにテクノロジーの進化に重ねて、自身をアプデするのにSNSは欠かせませんね。▶インスタはこちら

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