フォートナイト競技シーンはほぼラーメン
フォートナイトにハマり、気がつけば4度目の誕生日を迎え34歳になりました。黒川です。
今回はそんな大好きなフォートナイトの競技シーンが実はほぼラーメンなんじゃないかという説について書いていきたいと思います。
クレイジーラクーンは麺屋武蔵
いきなり結論からいきますが、フォートナイトの世界で今や名実ともに日本でトップクラスの人気を誇るチーム「Crazy Raccoon」は完全に日本ラーメン界に革命を起こした「麺屋武蔵」と言えます。
クレイジーラクーンはフォートナイトが日本語版リリースされた2018年に設立されました。当時から今も続くDeToNator、SunSister、SCARZなどトップチームもありましたが、フォートナイトがきっかけになった初のプロチームは初めてだったと思います。
そしてクレイジーラクーンは当時から今も主流になっているスポーツタイプのユニフォームを着用せず、ストリートブランドの「X-LARGE」とのスポンサー契約でカジュアルなユニフォームスタイルを採用。
さらにチームメンバーはユニフォームをきた本人の宣材写真ではなく、オリジナルデザインされた「キャラクターアイコン」を採用。
さらには「CR CUP」という大会の主催。その中でもインフルエンサーと競技選手を掛け合わせたコミュニティマッチなどこれまでの固定概念に囚われないスタイルを確立してきました。
これ全部、麺屋武蔵です。
麺屋武蔵は大人気だった吉村家、大勝軒、一風堂などレジェンドグループが凌ぎを削る戦国時代1996年に新宿でオープン。
今では当たり前になった「券売機」をラーメン屋で初めて導入。
さらにラーメン屋では異例の「ジャズ」をBGMに営業を行う。
さらにさらに「期間限定麺」を始めたのも麺屋武蔵なんです。
どうですか?
どちらも業界の常識を覆すスタイルでポジションを確立してきました。
クレイジーラクーンと麺屋武蔵、完全に一致していませんか?
リドルとゲームウィズはラーメン二郎と蒙古タンメン中本
オーナーのボドカさんの強烈な個性と所属選手の圧倒的な実力で唯一無二のブランド力を誇り、クレイジーラクーンと界隈の人気を二分する存在とも言えるのが「RIDDLE」です。
ボブ選手、マウフィン選手を筆頭に、ワイルドホーク選手にリムル選手と確かすぎる実力とYouTubeでの配信活動を兼ね備えて勢力を拡大していく様は、ラーメン二郎が三田本店から今や仙台、札幌、新潟、京都の直系とさらに全国各地に広がるインスパイア系へと受け継がれるパワフルさが完全に一致していると言えるでしょう。
ちなみにラーメン二郎といえばな「ニンニク入れますか?」のフレーズに対してリドルオーナーのボドカさんには名言「大概にせいよ」があるところも一致です。
そして長らくフォートナイト界隈において人気を二分してきた2チームに第三勢力として輝き始めたのがゲームウィズです。
ネフライト選手というフォートナイトAOF世代からのトップ選手を国内最大級のゲーム情報メディアを運営し上場も果たしているゲームウィズがサポートする形でフォートナイトシーンに参入、HIKAKINコラボやコロコロコミックへの登場で人気を不動のものにする。
さらに競技シーンでも実力、そしてプレイヤーキャラクターの安定しているはむっぴ選手、れたす選手、くらら選手といったところから若手最有力候補のどきん選手の獲得までの勢い、さらに編集者のりょうすけさんという裏方の顔も見せつつチームとしての一体感を感じるところは完全に蒙古タンメン中本といえるでしょう。
蒙古タンメン中本はもともと中華料理屋だったがその味に惚れ込んだ白根誠社長がオープンさせた。社長のルックスとタレント力はもちろんですが、ラーメン自体の激辛ビジュアル、さらにカップラーメン戦略のポップな展開で人気を獲得しました。各店舗店員や店長のキャラクターもしっかりと表に出した運営スタイルもゲームウィズと同じです。
続:フォートナイトはラーメン説
ここまで大手プロチームの3つをチーム単位でラーメン屋を紹介してきましたが、実はこの説まだまだ続きがあるんです。
目線を少しだけ変えてみましょう。
ラーメンは長い歴史の中、すごい速さで進化してきました。そしてたくさんの店舗が生まれ、先に紹介してきた一大グループにならずとも人気のお店が全国各地にあります。
家系、つけ麺、Wスープ、とんこつ、濃厚魚介、二郎系、鶏白湯、汁なし、淡麗系、シェル系、ベジポタ、などなどなど上げればキリがないです。
フォートナイトに関しても歴はまだ4年と浅いながら、先に紹介してきた3チーム以外にも環境の変化に対応しながら人気を獲得しているチームが多くあります。
Green Leaves、Liberta、NEXUS、ASF、DELTA、ALBA、Nester、などなどなどまだまだあります。
eスポーツの世界ではトップ層の入れ替わり、新たなスターの誕生などシーンの新陳代謝が活発なところが魅力でもありますが特にフォートナイトは最強の上位勢に迫る新星がひとつのシーズンごとに現れます。
ラーメンに関しても時代の流れで流行りはあれど、毎月ペースで新店がオープンして独自の戦略で人気を獲得していきます。地方の個人店が一大チェーンに発展することもあれば、ローカルなエリアでミシュランの星を獲得するなど展開のスピード感がフォートナイトは完全にラーメンなんです。
その後のフォートナイトはラーメン説
ここまで読んでくれた人であればもはやフォートナイト競技シーンがラーメンであることになんの異論もないとは思いますが、一番伝えたいことはただフォートナイトをプレイする、ラーメンを食べるだけではなく知ってしまうとやめられないとまらない楽しさがそこにはあるよってことです。
魅力的な選手がいれば推せばいいし、箱推しだっていいでしょう。
全国の名店を食べ歩けばその土地のうまい酒にも出会えます。
二郎にハマれば三田、野猿、ひばりヶ丘をめぐる間にインスパイア系に出会うこともあるでしょう。
bykn選手を知って野良連合を知ったり、リズアート選手で戦国ゲーミングを知り、クレイジーラマ選手でクレイジーラクーンに出会い、うゅりる選手とルイン選手に出会って黒川はフォートナイトから抜け出せなくなりました。
今の競技シーンはトリオということもあり、推しを見つけるともれなく2人の推しがついてきます。
声がかっこいい、名前がかっこいい、プレイスタイルがタイプ、理由はなんでもいいと思うのでフォートナイト競技シーンを是非チェックしてみてください。
なんと今シーズンから日本語の公式配信がスタートしています!
最強実況に最強解説でかなり見やすく、応援しやすい配信になっているので初めてのFNCSはこちらで見ることを強くオススメします!
「ラーメンは宇宙です」
最後にひとこと。
誰が言い出したかわかりませんが、僕はこの言葉が大好きです。
同じくらいフォートナイトにも宇宙を感じます。
バトルロイヤルの競技シーンがいろんな環境の条件に合わせて新しい選手がどんどん出てくる。
前回のシーズンはこんなだったけど、今回はどうなるかな?
という無限の可能性をみんなで楽しめたら最高です!
※サムネイルは愛してやまない八王子ラーメンの名店「珉珉」を採用しました。
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