amazarashiというロックバンドにハマって
こんにちは。
久しぶりの更新になります。
今回、好きなアニメから知ったamazarashiというバンドの曲に影響を受けたので、微力ながら個人的に好きな王道amazarashiの曲ベスト3を紹介させて頂きたいと思っています。
まず初めにamazarashiとは?
青森県出身の二人組ロックバンドです。
主要メンバーは、ボーカルと作詞・作曲を担当しているのは、秋田ひろむさん、そしてキーボード&コーラスを担当している豊川真奈美さんのお二人です。
秋田さんは他のメンバーと東京でバンド活動をしていましたが、なかなか思うように上手くいかず、解散の後に青森に帰りました。そこで豊川さんと出会い、再出発を果たしてできたのがamazarashiです。
amazarashiのバンド名は、もとは『雨曝し』が一番初めのバンド名です。
「日常に降りかかる悲しみや苦しみを雨に例え、僕らは雨曝しだが“それでも”というところを歌いたい」というところがバンド名の理由だそうです。
この理由から秋田さんの楽曲はとても暗いイメージをもつ曲も多いのですが、「死」や「弱さ」などの負の側面にスポットを当てるからこそ「生きる」ということに前を向くことのできる楽曲が多いと思います。
下記に代表曲を3曲を紹介したいと思います!
PVも、かなりメッセージ性が溢れています。
1 季節は次々死んでいく
まずは1曲目。「季節は次々に死んでいく」です。アニメ「東京喰種トーキョーグール」の2期EDでタイアップした曲で有名になりました。
「季節は次々に死んでいく」というタイトル通り、日々を生きることで精一杯な僕たちは毎日を軽く扱ってしまってはいないか?ということや、今ここで死ぬとしたら自分は後悔はないのか?というような気持ちを鮮やかな言葉の数々の歌詞で感じさせる流れの曲になっています。
PVでは、お肉を切り分けてそのお肉をひたすら食べていく女の人がでてきます。彼女がお肉を食べることで命をいただいている。その中で僕たちは命を粗末にしていないか?という意味合いを感じさせる映像になっているのかなと僕は感じています。
「何はなくとも生きていくのだ
僕らはどうせ拾った命だ」
最後のオチサビにあるこのフレーズなのですが、悩みながら生きる僕たちにせっかくの与えられた機会なんだよ?と問いかけてくれる歌詞がお気に入りです。
2 空に歌えば
続いて二曲目は、「空に歌えば」です。
この曲もアニメ「僕のヒーローアカデミア」でタイアップした曲です。
amazarashiの中では、とてもアクティブな曲調でこちらも、生に対しての精一杯生きていくことへの想いを歌った曲ですね。
こちらの曲は、緑黄色社会のみなさんがカバーしており、女性ボーカルが歌う「空に歌えば」もとても素敵です。
秋田さん自身もヒロアカをモチーフに書き下ろした曲なので、ジャンプ作品であり、力強く前へと進んでいくヒロアカの作品と自分の曲のイメージで合うものが作れるのかと思ったとインタビューで話していましたが、個人的には、ヒロアカの主人公、デクやその仲間たちが思うヒーローの覚悟のようなものと曲がマッチしていると感じる一曲になっているなと感じています。
「なるべくしてなる未来だ
それ故 足掻け」
その歌詞のメッセージが僕はとても好きです。
3 フィロソフィー
フィロソフィーは、ダイドーブレンドの缶コーヒーのCMでのタイアップ曲です。
フィロソフィーとは「哲学」という意味があります。
PVでは、インターネットに氾濫するレッテルや言説などの言葉の数々に抵抗するように少女が走り抜けていきます。
歌詞も青春や人生のつまずきや自分の弱さなどを抱えながらも、世の中に対して必死に抵抗していくような歌詞が綴られています。
僕自身も仕事や人生の中での感じる辛さやその弱い自分に抵抗していくような力強さで励まされ、何度も仕事前に聞いていました。
終わりに
いかがでしょうか?
このバンドが好きになったのは仕事もうまくいかず、日々も短調で少し鬱のような辛い日々を過ごしていた時に、アニメで知った空に歌えばを聴いた時、他の曲も聴いてみようと思って聴いたことがきっかけで好きになりました。深いテーマの曲が多いですが、そのそれぞれにとてもamazarashiらしさが感じられると思います。
自分自身への弱さや屈辱、日々の辛さ、社会の現実、そんなものを感じながらも、日々闘っていく私たちの背中に寄り添い下ろしてしまいそうな手をひっぱりあげてくれるようなそんな作品の数々かなと感じています。
拙くもamazarashiを紹介することができて嬉しいです。
一人でもこの記事を読んで気に入ってくれる人や興味を持ってくれう人がいれば幸いです。
ここまでありがとうございました。