『星の瞳』は野に手のひらに｜冬に色がつき始めました

寒い寒いと言いながら、もう立春はとうに過ぎて。
春はすぐそこ

遅咲きのスイセン
カサカサな枯葉の間から
む〜んと背伸びして出てきた

ホトケノザ
冬の色の世界に
こんなにかわいい赤紫色が
いつの間に

オオイヌノフグリ
夕方の撮影なので もう眠そうです
別名「星の瞳」
子供の頃から大好きな花

わたしが まだ幼稚園に通うくらいの子だったころ
この星の瞳をわたしの手に閉じ込めたくて

あることを思いつき
一度家に帰った

家から持ってきたのは
小さな折り紙の入っていた小さなケース
１０cm角で１cmほどの厚みしかない透明なケース

小さくて繊細な花だから
そーっとそっと　やさしくね

わたしの手は ケースに
星の瞳をしきつめた
蓋をして 閉じ込めた

小さな 小さな 花畑
小さな 小さな 星銀河

小さなわたしの手に包まれる

大きな花畑
大きな星銀河

ミモザ
おお！もう色がついてる！
春の早い時期に花が咲き
リースにもよく使われます
明るい黄色がふわふわとして魅力的

犬の散歩道で見つけた
春の気配と
幼い日と