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2024年臨時国会 12月24日 与野党茶番国会閉会!消費税減税とインボイス廃止はどうなった!能登を救え💢

れいわ新選組の国会議員が14名になって毎日の国会が盛りだくさん、とても追いきれない嬉しい悲鳴。21日で閉会される予定でしたがれいわの延長の要求が受け入れられたのか少し延長され、24日に閉会になりました。

NHKの石破総理の会見、NHKの解説を見たら「熱い論戦が繰り広げられた」「立憲のおかげで能登に1000億円の補正予算がついて素晴らしい」みたいですけども、1000億円なんて全然足りないし、実際に毎日色々な委員会の質疑を視聴してみると、れいわ以外の野党は立憲公明以外、全部が衆院選の時は消費税減税を政策として打ち出してたのに全然議論しようともしない。くしぶち議員が「野党でまとまって消費税を時限的に5%に、インボイス制度を廃止しよう」と呼びかけても反応なし。他の政策もれいわの要求は何も受け入れられず。大臣は色んな言い方で「できませんやりません」とハンコで押したような答弁ばかり。

緊縮派の立憲は13兆円の予算案を何と7兆円に縮小、そしてなんと公約でやめると言っていたものも含め政府案のマイナ保険証促進の353億円、救急業務に拡大するための20億円、辺野古を含めた米軍再編の費用3,307億円、無駄の象徴とされる大阪万博も載せたままで551億円、次世代原子炉だとか新試験研究炉241億円が入ったままの修正案を提出公約をあっさり翻しました。


24日 れいわ新選組不定例記者会見で今国会の総括

この国会の総括をしたれいわの不定例記者会見です。マスメディアが報道していることと、実際国会で行われたことはずいぶん違いますね。れいわ新選組は国会でこっそり行われている茶番を可視化して国民に知らせてしまうので国会で与党からも野党からも嫌われているのです。

この記者会見は非常に濃い内容、れいわ新選組のコンセプトがぎっしり詰まっています。下記は公式のyoutubeチャンネルからコピペした目次。公式チャンネルの当該部分にジャンプします。

0:00:15 [山本太郎]れいわ新選組 代表
0:00:41 [記者質問]臨時国会の振り返りと来年の通常国会に向けた意気込みを 維新が次期参院選で1人区での候補者一本化に向けた予備選挙を実施すべきと主張している件
0:04:59 [記者質問]本日の参議院本会議で成立した「政治資金規正法の一部の改正案」には賛成し他の2法案には反対した件
0:12:19 [記者質問]来年の通常国会で「選択制夫婦別姓」についてどのような姿勢で取り組むのか
0:13:24 [記者質問]補正予算の賛否について 維新と国民民主党は政策実現を理由に賛成し、立憲民主党は反対に回った件
0:25:58 [記者質問]組み替え動機は時間かかるから追加予算にしたという立憲の言い分について
0:26:39 [記者質問]立憲と維新と国民民主の3党が衆議院に提出した学校給食の無償化法案について れいわに相談はあったのか
0:28:27 [記者質問]教育の無償化について れいわとして外せない課題は?
0:31:02 [記者質問]少数与党になったことで予算を人質に取れる れいわがキャスティングボートを握った 辺野古や消費税減税など何か条件をつけて関係構築するつもりはあるか
0:34:43 [記者質問]①予算を引き換えに総辞職に持ち込む、あるいは総選挙に持ち込むということはできるとお考えか ②「朝まで生テレビ」でれいわの話題が出ていた件 ③都議会議員選挙について
0:41:59 [記者質問]通常国会では外交安保の問題にどういう風に取り組むのか
0:49:01 [記者質問]フィンランドと、ノルウェーの考え方は少し違うと思う
0:53:57 [記者質問]侵略をしたのはプーチンということをどう思うか 0:55:55 [記者質問]ウクライナ国民の多くが徹底的に反抗しろと考えている件
0:59:42 [大石あきこ共同代表からの山本太郎代表への質問]
1:18:39 [記者質問]企業団体献金の扱いは来年3月まで結論が先延ばしになった件

れいわ新選組公式チャンネルフル動画『【LIVE 記者会見】山本太郎代表、くしぶち万里共同代表、高井たかし幹事長(12月24日 国会内)』https://www.youtube.com/live/TEXiZdl-Iag

NHKの臨時国会関連記事

れいわ 山本代表「経済不況 底上げの論戦行われなかった」
れいわ新選組の山本代表は記者会見で「30年、日本だけが先進国の中で経済不況が続き、コロナで国民は疲弊して中小企業はバタバタ潰れているのにどう底上げしていくかという論戦は行われなかった。どこの政党も小粒の政策ばかりを出していたが、それで懐があたたまるのは一部だけだ」と述べました。
その上で「国民の6割が生活が苦しいという状況なので次は国民や中小企業が豊かになる番だ。手取りを増やすのであるならば大規模な減税と大胆な社会保険料の減免と給付が必要だ」と述べました。

NHK Web 『臨時国会閉会 補正予算や政治改革関連法が成立【反応と解説】
2024年12月24日』 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241224/k10014677611000.html

補正予算についてのくしぶち共同代表のまとめ(23:00あたりから)

立憲さんは13兆を7兆に絞りに絞って修正案を出したが、その中にこんなに緊急じゃないものまで残してるのは大問題だ、と予算委員会で指摘させていただいた。それは立憲さん自身が公約の中でやめますよと言っていたものも入っているのが問題だと思った。

例えばマイナ保険証促進の353億円、救急業務に拡大するための20億円、辺野古を含めた米軍再編の費用3,307億円、無駄の象徴とされる大阪万博も載せたままで551億円、次世代原子炉だとか新試験研究炉、ここに241億円、これら政府案をそのまま残したまま。基金の部分は削ったと言っていたが、これおかしくないですかと指摘をさせていただいた。それ、独自の案に載せてるってどういうことですか?と。

「能登の費用を1,000億円に増やしました〜」って言ってましたが、これは予備費を付け替えただけで、全体の予算額は増えていない。政府が小手先で区分け経理変えればできる話で、それを勝ち誇ったように言っている。そもそも額も小さいけれども内容もおかしい。

れいわ新選組は、ここは2.3兆円を補正予算組み換え同義で出した。「多すぎないか」と一部議員に言われたが、地震からもう1年経つ、しかも豪雨災害。阪神淡路大震災の時は1年間で3回補正をやっている。その3回の補正で3兆円出している。すでに予備費で7000億円出しているから、2.3兆円を積み増すというのが我々の組み換え動議案

1000億円ではとても足りない。通常国会でも戦っていきたいと思っている。

れいわ新選組公式チャンネルフル動画『【LIVE 記者会見】山本太郎代表、くしぶち万里共同代表、高井たかし幹事長(12月24日 国会内)』23:00〜:https://www.youtube.com/live/TEXiZdl-Iag?feature=shared&t=1380

れいわが伸びたのはちらしのせい?

ちらしが良いせいで伸びたならもっと伸びている。それだけ多くの人々が今大変な状況にあったりとか、この先の日本にすごく大きな不安を抱えている。そう考えた時に、永田町の仲良しクラブ、事実上の茶番で日々行われていることを見ていけば、これくらい大暴れしそうな奴らというのは私たちしかいないと思う。今まで通りの政治というとこから大きく変わっていけばいいのにな、という願いがたぶん込められていると思う

山本太郎代表 40:00あたりから

日本経済を立て直すのは外交保障のものすごく重要なファクター

社会に横たわる問題は多岐に渡る。その中で「これだけ」ということにはなかなかならない。30年にわたって経済が破壊されたことによって人々の生活や事業者が追い詰められ、日本が国力を失っている状況。国内の安全保障プラス日本という国の持つ影響力。経済力というのはある意味で防衛力、軍事力ともイコールになるもの。

日本はそれくらい力があったものを一気に手放してしまって、もう沈みゆく国家として事実上あまり興味を持たれない国になっている。それを考えれば、外交保障の問題の意味合いでも、日本経済を立て直すというのはものすごく重要なファクターであることは間違いないこと。

一方で、日本国内で周辺国への緊張を高めていきながら沖縄や先島を犠牲にしていくミサイル防衛であったりとか、色々なことが前に進んでいる状態。これは緊張を高めるということにしか繋がらない

これだけ大きな国、さまざまな国にものすごく近い距離にある日本、ということを考えるなら緩衝国家、あまり良くない言葉かもしれないがそういう立場で物事を思考することを議論していかなければならない。辺野古なんてものは実用的ではないとアメリカ側が言っているのだから、これは利権に絡む国内事情によって作らなければならないと思っている人が大勢いる案件で止まらない、ということがあるのだろうと思う。こういう問題に意見をしていく、議論をしていくというのが重要。

 山本太郎代表 42:00あたりから

ロシアや中国の隣国日本は緩衝国家ノルウェーを見習え

緩衝国家という話がありましたが、我が党からこの間衆議院選挙に立候補した伊勢崎賢治がずっと言ってることで、モデルになるのは北欧のノルウエー。ノルウエーはロシアと国境を接しているが、アメリカの同盟国、 NATOは創立以来のメンバー。

だが国境を接している場所は軍事化しない、軍事演習もしない、武器も置かない。そういう態度でアメリカとロシアの仲介役も果たし、それだけでなくオスロ合意というイスラエルとパレスチナの合意を仲介した。そういう役割を日本も担うべきじゃないかと。

まさに最前線にあるわけですから。もしアメリカと中国が戦争になったら、日本が一番危ないわけですから。そういう国家としての立ち居振る舞いを日米同盟あるにしてもそういう(立場を)とるべきだという伊勢崎教授の考え方は非常に参考になると思います。

高井幹事長 42:52あたりから

独立系でいつも権力に忖度しない真のジャーナリズムを貫く長周新聞に関連記事。れいわの良記事も多いです。ぜひ購読して応援しましょう。

安全保障に真剣に向き合うならまずは外交

石破総理は核抑止力の強化とか拡大とか言っているが、代表が言ったように緊張を高めるようなことで平和は作れないと思う。核抑止力というのは、相手を脅して黙らせるという方法で、相手も同じことを考える。

古今東西、戦争が起きるきっかけというのはほとんど偶発的な、あるいは偶発に見せかけた衝突で深刻な事態に陥って戦争になっていく。なので、緊張を高めるのではなく、いかに緊張を減らしていくのか、そのための徹底的な平和外交というのをれいわ新選組は言っているし、

核兵器禁止条約へのオブザーバー参加というのを先日ノーベル平和賞を受賞した被爆者団体の方々が言っているが、日本が世界に向けてやっていくべき役割というのはここだと思う。核抑止力に依存するのではなく、核に依存しない安全保障体制をいかにつくるかという議論を日本が唯一の戦争被爆国としてリードしていく、これを戦後80年の来年に向けて作っていきたい。オブザーバー参加に反対しているのは自民党だけ。来年3月にオブザーバー参加させる世論をしっかり作っていきたい。

くしぶち万里共同代表 47:05あたり
https://www.youtube.com/live/TEXiZdl-Iag?feature=shared&t=3111

紛争・戦争は「軍事」という商品の金儲け 外交安全保障って国会でやられているものなんて、ほとんどがデタラメ

去年の12月にブリンケン国務長官が記者会見で「ウクライナに対する軍事支援、投資の90%はアメリカに還流されてる」と言っている。つまり何かというと「武器が売れている」ということ。アメリカ国内の。これが全てです。戦争とは何か、紛争とは何かということを考えたらその根本にあるものは「軍事」という商品の金儲けができる、という話。ここを冷静に多くの人が捉えるべきところであろうと

一方で、日本側が中国に対して脅威を全く持たないでいいと言っているわけではない。当然大国だから一定の脅威はあるだろうから、しっかりとした距離感を持ったりだとか、他のやりとりができる、今の日本で言ったら経済。経済がもっとも太いパイプなのだから。

日本にとって中国という商売相手がいなくなったら破綻する。中国にとってもいま日本というのはそういう存在だろう。経済で平和外交を拡大していくというのが一番の話。

政治が決断していることが何かといったら「危ない、暴発するぞ、このままじゃ危険だ、さらに軍事を拡大だ」と緊張を煽りながら、なぜ日本海側で原発が絶賛再稼働中なんですか?ってことなんですよ。出鱈目もいいかげんにしろ、なんですよ。原発は軍事の標的として狙われる代物なのに。どうして原発そのままにしてんの?

外交安全保障って国会でやられているものなんて、ほとんどがデタラメじゃないですか。安全保障ということに真剣に向き合うなら、まずは外交だろ、当然のこと。軍事が先行するものじゃない。まずは外交で関係性を築いていきながら、未然に暴発を防ぐんだということをやっていかなければいけない。それがまずやらなきゃいけないことだし、ここ数年の間やってこなかったことだろうと。

山本太郎代表 51:34あたり

ロシア・ウクライナ問題 ウクライナにされている軍事投資、その9割がアメリカに還流されている

その戦争の始まりにロシアの侵略があったというのは私たちは最大限に非難している。でも戦争が始まってから今に至るまで、戦争を終わらせようとしていない勢力はロシアだけか?アメリカではないのか?ウクライナにされている軍事投資、その9割がアメリカに還流されている「WIN WIN」だと

ウクライナは自国を守るためにアメリカという存在が必要だし、アメリカは武器を売るために投資した金を回収するという存在でウクライナ戦争はありがたいという意味。戦争というものを考えたときに、金儲けであるというのが物事の本質なんだろうと思う。

戦争が起こった、何が原因かということについて私たちは何も否定していない。それに対して「戦争を続ける、止める」という力を持っていながらその戦争を止めるという話し合いをする場を持つことすらしていないというアメリカに対しては、同盟国として苦言を呈するべき

一緒にG7と足並みを揃えて経済制裁を加えるような、ある意味での軍事攻撃に匹敵するようなことを一緒にやっていてはいけない。目の前にロシアがあるんだからこの戦争を一刻も早く終わらせる、ロシアに対しても、アメリカに対しても。それをやる必要があるという考え。

山本太郎代表 54:15あたり

山本代表 土砂に埋もれたままの能登の被災地に「自衛隊投入を」予算委員会で必死の訴え 委員会後のエピソード

代表は元旦の地震の後、豪雨にも見舞われて土砂に埋まった民家が多数そのままになっているため、自衛隊を投入して年内に片付けて欲しいと今国会の予算委員会で再度要望しましたが「自衛隊を派遣する3要素を満たしていない」「馳知事から直接依頼されていない」と冷たく断られました。⇩

三要素を満たしていない、というのは全く納得がいかない。八代市より能登の今回の土砂被害の方が遥かに大きいのに。「ボランティアにやってもらう」「事業者にやってもらう」というのが全然無理なことはわかってるのに。もうすぐ大雪が来る、という緊急性もあるのに。

1:03:30あたり
1:06:17あたり

代表と総理のやりとりがあまりにひどいので黙っていられないと思い、昨日(23日)質疑の続きをした。代表の言うように、馳知事は内々に防災大臣に携帯で(自衛隊の投入を)お願いしている。防災大臣は自衛隊に内々に訊いている。自衛隊は防災大臣の代表に向けての答弁で「自衛隊の三要件に当てはまらないと言う答えがあった」だから馳知事は要請をしなかったというのが実態。

昨日の質疑で「いつ、誰が、どんな権限でそうしたのか」ということを訊いたら、はぐらかしにはぐらかして「各省庁の実質チームのボランティアでできるという回答があったから」みたいな答えがあったが、誰が調べたんですか?という話。

予算委員会の理事会の能登半島視察に11月19日に行ったが、知事はその2日後に「省庁一体の支援が必要だ」「自衛隊が必要だ」と言っている。にもかかわらず、22日の日に内々に相談したところ、それは認められなかった、みたいな回答をした結果、急に知事今度は「ボランティアで間に合います」みたいなことを会見で言ってしまっている。これ、何なんですか、という話。

全く被災地の人たちは置き去り。ちなみにボランティアの人たちに聞いたところ「おそらくこのくらい必要、という数を数字上では満たされたからそれを名目に知事は発言したのではないか」「しかし、今日本海の冬はむちゃくちゃ悪天候で今でさえ予定されている活動も日々できていない状態にある」

ということや、代表が言ったように900件ほどボランティアも事業者も入れない地域がある。いくらボランティアの数が満たされても900件土砂が堆積したままの箇所があることを県も認めている。メディアにも出ている。

そして屋根を覆うブルーシート、これは専門技術がいるのだが、NPOが全く追いつかずに、来年6月まで残ることを決めた団体もある。5年前の千葉の豪雨では、自衛隊のブルーシート部隊というのが2000人増員されている。要請されれば。なぜ能登にはしないのか?あまりにもおかしすぎる。

この後、山本代表の説明が続きます。

くしぶち万里共同代表 1:05:40あたりから

今国会の後半はコロナ感染のため残念ながら欠席だった大石あきこ共同代表から、この予算委員会後の代表への質問。

国内の安全保障もしっかり守っていく。災害に遭って二回踏み付けられた人達が今も苦しんでるってところに対して自衛隊さえ出さないって何事なんだよ!0.45%の国土面積を守れない者達に日本なんて守れる筈がないだろって!やらなきゃいけないことは何だって言ったら、そういう常軌を逸した奴らから国を取り戻さなきゃダメだ!これがやっぱり私達の使命。来年はさらに激しくやっていく

1:11:24あたり 山本太郎代表

24日

参議院 政治改革に関する特別委員会 舩後靖彦

23日

参議院 政治改革に関する特別委員会 舩後靖彦

衆議院 拉致問題特別委員会 上村英明

衆議院 震災復興・災害特別委員会 くしぶち万里

衆議院 消費者問題に関する特別委員会 たがや亮

参議院 東日本大震災復興特別委員会 大島九州男