令和6年能登半島地震 1月1日〜15日
2024.1.17更新
岸田政権、石川県の初動の遅れによって救援が足りずに助かったはずの被災者が犠牲になる、被災地に物資や人員が不足して被災者が飢餓や低体温症、感染症に苦しむなどあってはならない状況が続いています。テレビでは能登半島地震の報道が減るなど被害の矮小化が心配されます。リアルで被災地の苦境をシェアしていきましょう。日本は災害大国。棄民政治を続ける自民党政権下において、能登の苦境は他人事ではない。明日は我が身です。被災地に起こったこと、起こっていることをシェアするための情報を集めました。以下の3つのリンクは随時更新です。
原発関連記事:
1月15日 能登半島の北岸およそ90キロで地盤が隆起・津波の浸水東日本大震災以来最大
1月13日 輪島市 防潮堤や海沿い岩礁約4m隆起
1月12日 珠洲市長橋町 塩田のすぐ近くの海が陸地に/孤立する被災地/救助の遅れで被害が拡大
珠洲市は原発建設計画があったところです。住民が様々な妨害工作や住民の分断を乗り越え、20年にも渡る粘り強い反対運動で計画を政府と3つの電力会社に白紙撤回させました。今回原発があれば、福島以上に深刻な原発事故が起こり、広範囲に壊滅的な被害をもたらしていたことは間違いありません。珠洲市の住民に私たちは恩返しをしなければいけないと思います。
「【珠洲市長橋町 塩田のすぐ近くの海が陸地に】
石川県の発表で孤立した状態となっている地域のひとつ、珠洲市長橋町の海岸沿いで撮影された写真をNHKが入手しました。
1月7日、海岸沿いで塩を作る会社の社員が塩田を写したもので、塩田のすぐ近くだった海が、陸地になっています」
1月11日 熊本地震より数倍深刻な被害/れいわ新選組山本太郎代表が再び現地を視察/孤立状態3,100人
「熊本地震より数倍深刻」石川県珠洲市で支援活動した熊本市職員が状況を報告:「報告を行ったのは、熊本市危機管理防災部の上村卓也さんと緒方達磨さんです。上村さんたちは、発災4日目に最大震度6強を観測した石川県珠洲市に入りました。現地では、被災地支援で全国各地から集まった応援職員が十分な睡眠を取れず疲弊している姿を目の当たりにしました。」
1月10日 行政はいまだに被災地の情報を把握していない。政府の初動の遅れ、情報不足・錯綜が救援活動に混乱をもたらし被害を拡大
1月9日 政府の救援活動の遅れによって被災地が疲弊・災害関連死
中日新聞:「石川県の輪島市役所は連日、午前0時が過ぎても災害対策本部で職員や消防、自衛隊員らの話し合いが続く。日中は住民から「物資が届かない」などと怒りをぶつけられることも。自らも被災した職員たちは「ほとんど寝ていない」「家の片付けもできない」とつぶやいた。」
「200人超の職員のうち2割が出勤できていない珠洲市には、福井県など5県と浜松市など4市からの約100人に加え、国機関からも人員が派遣されている。泉谷満寿裕市長は「いつまで派遣が続くかわからない。昨年5月の地震でも、罹災証明書の交付が終わったのが秋ごろだった。今回はもっとかかる」と、長期的な支援を求める。」
1月8日 珠洲市最大4.5mの津波が来ていた・孤立状態少なくとも24地区3,300人・被災地に大雪の恐れ
MRO 北陸放送 1月8日
読売新聞オンライン「能登地方で警報級の大雪のおそれ…きょうで発生1週間、死者128人・避難者2万8000人」2024/01/08
東京新聞 1月8日
毎日新聞 関西 2024/1/8 1
「石川県能登地方を震源とする地震を受け、同県輪島市内に派遣された大阪赤十字病院(大阪市天王寺区)の緊急医療チームの医師や看護師ら6人が8日午後、任務を終えて帰還した。戻った医師らは病院の災害医療担当者に現地での活動を報告し、その後、報道陣の取材に応じた。チームは4日に石川県に入り、5~7日、輪島市の避難所3カ所を回り、診療や環境整備にあたった。」
朝日新聞デジタル 「関連死、広域避難でどう防ぐ 能登入りした福島の医師が問いかける」2024年1月11日
福島の医師チームが、1月6~8日、珠洲市総合病院の支援に入りました。
「能登半島地震で被災した石川県珠洲市に、福島県いわき市のときわ会常磐病院の沢野豊明医師(消化器外科)が災害派遣医療チーム(DMAT)の一員として入った。」
1月7日 志賀原発 避難ルート「のと里山海道」は一時全面通行止め 避難計画は絵空事・能登半島で85kmの海岸線が隆起・「被災地が渋滞」はデマだった・輪島市の避難所で1人死亡 ウイルス感染も広がる・被災地は食糧不足で餓死の恐れ・行政支援が届かず自主避難所213ヶ所
AERA.dot 「能登半島地震・志賀原発 避難ルート「のと里山海道」は一時全面通行止め 避難計画は“絵空事”だった」2024/01/07/
朝日新聞デジタル「能登半島で85kmの海岸線が隆起 衛星画像で200mの前進も確認」
東京新聞「DMATの医師が語る能登の深刻な状況「これでは飢え死にしてしまう」 全国から75チームが被災地入り」2024年1月7日
BBC News Japan 「石川県で確認された死者128人、安否不明者195人に 能登半島地震」2024年1月7日
中日新聞「【能登半島地震】輪島市の避難所で1人死亡 ウイルス感染も広がる」2024年1月7日
毎日新聞 2024/1/7「石川県213カ所に「自主避難所」 行政支援届かず 能登半島地震」
1月6日 地震、津波のダブル被害の珠洲『新耐震基準』導入後に新築・改築でも半数の木造家屋が『全壊』・富山県で160mにわたる道路崩落
読売新聞オンライン「『新耐震基準』導入後に新築・改築でも半数の木造家屋が『全壊』に…石川・珠洲の現地調査」2024/01/06
「【拡散希望】石川県珠洲市の外浦(日本海側)にある馬緤(まつなぎ)町へ帰省中だった方が2024年1月1日に能登半島地震が発生してから自宅へ戻るまでの6日間の記録映像です。」
日経クロステック「富山県で160mにわたる道路崩落、能登半島地震」
1月5日 地震発生から72時間経過 多くの被災地で依然物資が不足・被害全容つかめず生き埋め50件・れいわ新選組山本太郎代表が「この混乱状態も含めて 国会議員に知ってもらいたい。」 「あまりの政府の後手後手に、 命が蔑ろにされている」というNPOの要請を受けて被災地入り
ロイター(Reuters Japan)「能登地震、発生から72時間経過 多くの被災地で依然物資が不足」
1月4日 珠洲・輪島などで七十九人行方不明
中日新聞「【能登半島地震・安否不明者】珠洲、輪島などで79人不明(石川県発表 4日午後2時現在)」
1月3日 輪島で大規模火災・生き埋めの被害に救助が来ない
日本のメディアより早く、BBCが地震の後に大規模火災があった輪島市に現地入りして報道をしています。
1月2日 アルジャジーラが被害と岸田首相の発表を報道
岸田首相は「人員を総動員して救助にあたる」と発表したが、自衛隊が用意した1万人の人員のうち1000人しか派遣しなかった。
1月1日 読売新聞による能登半島の被災状況の航空写真
読売新聞「令和6年能登半島地震被災状況マップ」2024年1月1日
被災地の広範囲にわたる航空写真。「現状、地震発生から現在まで、石川県、富山県、新潟県の被災状況(約110か所)をプロットしてあります。」